【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 アウンコンサルティング(本社・東京都文京区)は25日、2019年の訪日外国人の年間動向調査結果と2020年の予測を発表。2019年の訪日マレーシア人の53.6%はリピーターで、46.4%が初めての訪日であったと明らかにした。
2019年の訪日マレーシア人の平均消費額は11万2,814円で、前年から6,487円減った。団体パッケージツアーの料金は16万5,314円で、前年から7,850円低かった。個人旅行向けパッケージツアーの料金は11万7,131円で、前年から1万2,013円下がった。往復航空券の運賃は5万5,998円で、前年より402円高かった。
都道府県別の訪問率は、マレーシア人の訪問率がもっとも多かったのは東京都で17.6%となった。それに▽大阪府▽京都府▽千葉県▽北海道▽奈良県ーーが続いた。
グーグルのキーワードプランナーツール利用による検索数データによると、マレーシアのほか、インドネシア・フィリピン・シンガポール・タイ・ベトナムなどの東南アジア地域では、「白川郷」「銀山温泉」「上高地」といった、雪景色などの絶景が楽しめる観光地が近年人気を集めていることがわかった。