【クアラルンプール=アジアインフォネット】 与党連合・希望同盟(PH)の中核党・人民正義党(PKR)の党役員選挙が23日に行われ、ナンバー2である副党首選ではアンワル・イブラヒム首相の実娘で現職の指名党首補であるヌルル・イザ・アンワル氏が現職のラフィジ・ラムリ副党首(経済相)を大差で破って当選した。党首選ではアンワル首相が無投票再選を決めた。

12人が出馬した党首補選(定員4人)では、現職のアミルディン・シャリ (セランゴール州首相)、アミヌディン・ハルン氏(ネグリ・センビラン州首相)、チャン・リーカン氏(科学技術革新相)と新人のR.ラマクリシュナン氏(副起業家開発共同組合相)が当選した。ニック・ナズミ・ニック・アハマド氏(天然資源・環境持続可能性相)は落選した。党首補の定員は4人だが、党最高評議会からの指名で増員されるため復活する可能性がある。

青年部部長は現職のムハンマド・カミル・アブドル・ムニム氏が無投票で当選を決めた。婦人部部長選は、現職のファドリナ・シデク氏(教育相)がロズィア・イスマイル氏(アンパン地区選出下院議員)を破って当選した。