【クアラルンプール】 セランゴール州シャアラムにAI(人工知能)・ロボティクス体験センター「AIワールド・エクスペリエンス・センター」(AIWEC)が開設された。不動産開発のアイ(I)と人型ロボットの中国・上海智元新創技術(AgiBot)の提携プロジェクトで、上海智元はアジア太平洋地域進出の第一歩に位置付けている。AI、ロボット技術の体験センターは東南アジア初。

開所式に出席したチャン・リーカン科学技術革新相は「マレーシアはAIを広く採用する段階に来ており、AIWECの双方向展示物、実地学習モジュール、ロボットデモンストレーションを通じ、AIが国民に身近なものになる」と述べた。

上海智元は現実世界で環境と相互作用しながら自律的に学習、行動する実用的ロボットの開発・製造会社。昨年の人型ロボット出荷台数は5,100台で、世界1位。

アイの開発物件に、住宅、ホテル、ショッピングモールなどが入居するシャアラムの複合ビル「iシティ」があり、上海智元のAI、ロボット技術を広範に取り入れる。AI、ロボット技術を組み込んだ高層住宅の建設計画もある。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、1月13日)