今度はオクトーバーフェストに大臣が異議、ネット上では批判の声

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 先ごろ開催された盆踊り大会について「ムスリムは参加すべきでない」と発言して批判を浴びたイドリス・アハマド首相府相(宗教問題担当)が、今度は10月21、22日に予定されているドイツ発祥の「オクトーバーフェスト」について「マレーシアでは開催すべきでない」と述べ、物議を醸している。

イドリス大臣は7月27日の国会答弁の中で、「非イスラム教徒がアルコールを消費することを禁じられていないが、オクトーバーフェストは祭りの場で公然とアルコールが消費されるため、社会問題を引き起こす可能性がある」と指摘。「イスラム教がマレーシア連邦の宗教であり、誰もがマレーシアの規則・法律を尊重する必要がある」、「アルコールによる酩酊効果は、家庭内暴力、交通事故、貧困、喧嘩、健康問題、仕事のパフォーマンス低下につながる可能性がある」とした。

その上で先の盆踊りについては、日本人の伝統と信仰に基づく文化的祝祭であるため開催自体には反対しないが、イスラム教に反する要素があるためムスリムに対して参加を控えるように忠告したと説明した。

ネット上では大臣発言に対する批判の声が上がっており、「何年もの間、何の問題もなく世界中で祝われてきた。それを許さないと恨みを招くことになる」、「オクトーバーフェストは社会の調和を乱すものではない」、「戒律によって禁じられている人は行かなければいい」といった声がマレー・リベラルからも上がっている。

「オクトーバーフェスト」のマレーシア版ではバイエルンのバンドの演奏、ドイツ料理、そしてビールが供される。ペナンではマレーシア・ドイツ協会が40年にわたり主催している。

パナソニックマレーシア、最新モデルの浄水器の販売を開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 パナソニック・マレーシアは、最新モデルの浄水器の販売を開始した。

シンク下に本体を設置するビルトインタイプと、タンクが必要ない蛇口直結型の2タイプで、シンクの下に設置するタイプの浄水器は2,199リンギ。メルトブロー型(ポリプロピレン)カートリッジ、限界ろ過カートリッジ、圧縮活性炭ブロックの3種のカートリッジ構造で、不純物やバクテリアの他、ウイルスを99.9%を除去することが可能だ。

一方で蛇口直結型の価格は、バッテリーとカートリッジ寿命を表示するLCDディスプレイ付きが579リンギ、LCDなしが419リンギ。4段階のろ過構造で浄水する「マイクロクリアー4000」カートリッジが搭載されており、前モデルに比べて高性能活性炭が1.7倍に増量。カートリッジの交換目安は4,000リットルで、より長持ちするようになった。

パナソニックは、オンラインとオフライン両方で新製品のマーケティングに積極的に取り組むと表明。新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大に伴い、人々がより健康を意識するようになっているとして、安心を提供できる商品を提供していきたいとした。

カワサキがマレーシア市場に再参入、モデナスが新モデル発表

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 二輪車製造のモトシカル・ダン・エンジン・ナシオナル(モデナス)の販売子会社、エダラン・モデナス(EMOS)は7月28日、カワサキモータースの二輪車3モデルを発表。カワサキにとり、マレーシア市場再参入となった。

投入したのは、国内完全組立車(CKD)の「モデナス・ニンジャ250」(1万8,900リンギ)、「モデナス・ニンジャ250ABS」(2万500リンギ)、「モデナス・Z250ABS」(1万9,500リンギ)の3モデルで、価格はいずれも税込。3モデルともに排気量249ccのパラレルツイン(並列2気筒エンジン)DOHCエンジンを搭載した。

EMOSによると、今後国内で販売する650cc以下の「カワサキ」モデルはすべて「モデナス」に改名する。カワサキは、モデナス工場でテスト・認定した新モデル専用の組立ラインを導入する上、従業員へ直接の技術指導を実施する。年内に排気量650ccのモデルを発売する予定だ。

ロスラン・ロスカン最高経営責任者(CEO)は、モデナスもカワサキと同様、手頃な価格で高品質な技術主導の製品提供を最優先しているとコメント。2020年はカワサキ側とオンライン会議を重ね、2021年10月の独占販売権移行、今年4月のカワサキ製バイクの正式販売開始に続き、今回初めてのモデル投入となったとし、両社製品に対する需要は非常に高く、今後数年間は市場の拡大が続くと予想した。

ホンダマレーシア、上半期の販売台数は60%増の3.9万台

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ホンダ・マレーシアは7月28日、2022年上半期の販売台数が前年同期比60%増の3万9,000台超となったと発表した。6月30日時点で、自動車総需要量(TIV)の12%を占めており、通年の販売目標8万台の達成に向け、順調に推移しているという。

Bセグメント・セダン「シティ」が39%、Bセグメント・ハッチバック「シティ・ハッチバック」が23%、Cセグメント・セダン「シビック」が18%を占めた。「シティ」、「シティ・ハッチバック」、「シビック」、Dセグメント「アコード」は、2022年1ー5月に各セグメントで非国産車の売上トップとなっている。

吉村宏信 社長兼最高経営責任者(CEO)は、今年1月に新型「シビック」、7月にはコンパクトスポーツ多目的車(SUV)「HR-V」の新型モデルを発売し、市場からの反応も良く、ホンダ車が好意的に受け入れられていることが今年の販売実績の押し上げにつながったと言明。6月末の売上・サービス税(SST)の減免措置により予約数も大幅に伸び、上半期は合計10万5,000件以上の予約を受け付けたとし、来年第1四半期までに納車できるよう努力を続けるとした。

パビリオンの東京ストリートが11周年、イベントを開催

【クアラルンプール 】 クアラルンプール(KL)のショッピングモール「パビリオンKL」6階の「東京ストリート」は、開設11周年とルックイースト(東方)政策40周年を祝うイベントを26日に開始した。

イベントに参加した在マレーシア日本大使館の髙橋克彦大使は、「東京ストリート」が、伝統的かつ現代的な日本文化の両方をマレーシア人に伝えることに貢献したとして、謝意を表明。様々な日本製品を提供しており、あらゆる年齢層が親しみやすく魅力的な場所であるとして、今後も「東京ストリート」が日本文化を顧客に伝えてくれることに期待していると述べた。

 「パビリオンKL」を運営するクアラルンプール ・パビリオン社のシンディ・リム会長は、「パビリオンKL」がマレーシアで初めて日本に関係するスペースを開設したショッピングモールであると説明。今年は東方政策40周年を迎えているとして、さらなる二国間の関係強化を楽しみにしていると述べた。


 「パビリオンKL」では、8月26日までイベントを開催する。センターコートの2階では、「マレーシア×日本織物ショーケース」を7月31日まで開催。100点以上の着物や浴衣、マレーシアのバティックを融合させた和服の展示や、日本の伝統的な布を使ったアクセサリー作りなどのワークショップなども行う。30、31日には「東京ストリート」でアニメやコスプレに関するイベントも開催。また、200リンギ分の買い物で日本に関する商品が当たる抽選会にも参加できる他、買い物金額に応じたプレゼントやクーポンも配布するという。

ホンダジェット、マレーシアに認定保守センターを新設

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】  ホンダの航空機事業子会社ホンダエアクラフトカンパニー(HACI、本社・米国ノースカロナイナ州)は26日、ビジネスジェット機「ホンダジェット」の保守を行う「フルサービス認定サービスセンター(ASC)」をマレーシアなど3カ国・4カ所に新設したと発表した。

マレーシアでは航空機整備サービスのデビエーション・テクニクス社が東南アジアを対象とするASCをセランゴール州に設置する。東南アジア地域では初のASC設置となる。「カーボンMRO」というブランド名で、軽量ジェット機、電動・ハイブリッド航空機、eVTOL(電動垂直離着陸機)を対象に、メンテナンス、修理、オーバーホール(MRO)サービスを提供する。

マレーシア以外では、米オレゴン州、カリフォルニア州および英ボーンマスの3カ所にASCを開設した

HACIは、2015年のホンダジェット発売開始以来、ホンダジェットの販売・サービス拠点を北米、欧州、中南米、東南アジア、中国、中東、インド、日本で展開。ASCは世界で合計21カ所に設置されている。

ボーホー風衣料や秋冬・オフィス衣料の売り上げが好調=ショッピー

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム、ショッピーの日本法人であるショッピージャパン(本社・東京都港区)は、マレーシアの2022年ファッションショッピングトレンドについて、ボーホーと呼ばれるファッションスタイルや、既に7月以降から秋冬向けファッションの売上が伸びていることを公表した。

ショッピー・マレーシアのデータによると、2021年6月1日から2022年6月30日の間に、ボーホー風の衣服の売上は昨年比で21%増加した。また、ボーホースタイルの衣服に合うサンダルやミュールなどの靴類の売上も増加傾向にある。ボーホー風衣服とは、カラフルなアウターウェア、ペザントブラウス、マキシドレス、スカート、レトロな柄のボタンシャツ、デニム、スラックスなどが主要な商品で、具体的には、ボーホー風チノパン、ドレス、スカートはそれぞれ昨年比で114%、55%、41%と売上が増加。一方、アスレチックウェアや部屋着類の売上は10%減少した。

ショッピーによると、今年の第1四半期からマレーシアをはじめとする様々な東南アジアの外出規制が緩和され、人々が国内外の旅行を再開したことがこの結果に最も大きく寄与した。また4ー6月にかけて、マレーシアではオフィスに戻るための準備として、ローファーなどのフォーマルな靴類の購入を増やし、ブレザーやコートなどのオフィスウェアも前四半期と比べて売上が13%増加。この傾向は2022年の冬シーズンまで続くと予想されている。ブレザーやコートなどのオフィスウエアの需要増加に伴い、インナーシャツの売上も第1ー第2四半期にかけて35%増加し、フォーマルなパンツの売上も10%増加。また、今後更なる規制緩和により、職場への復帰や、レジャー・旅行の増加にも繋がり、今後もファッションカテゴリーの更なる盛り上がりが期待できるという。

その上でショッピー・ジャパンは、マレーシアのファッショントレンドを把握した上で、円安も追い風となり、今が日本のファッションセラーにとって東南アジア市場に進出する絶好の機会であると分析。年末にかけての大型セールも近づいており、日本の越境セラーが更に躍進できるよう、日本の出店者への支援を続けていくとした。

日野モータース(M)、バラコンに3Sセンターを開設

【バラコン=マレーシアBIZナビ】 日野モータース・セールス・マレーシア(HMSM)は23日、セランゴール州バラコンに3S(販売、サービス、部品交換)センターを開設したと発表した。

スーンセン・トラック・アンド・パーツ(SSTP)社が運営するもので、投資額は100万リンギ。敷地面積は2万平方フィートで、同センターにはサービス・ベイ6基の他、所要時間45分でサービス(要予約)を提供する高速メンテナンス・ベイ2基が併設されている。車へのサービスのほか、道路税や保険の手続きのほか、無料のWifi、ドリンクサービスなど待ち時間をラウンジで快適に過ごすためのサービスを提供する。

SSTPは、1978年にネグリ・センビラン州セレンバンで日野のスペア部品の正規販売代理店に任命され、その後2008年に3Sセンターに店舗を刷新した。2014年にはニライに移転し、過去10年以上にわたり日野の認定3Sセンターとなっている。

HMSMの内山厚志社長は、今回オープンしたセンターも同社認定の3Sセンターであるとし、バラコンにおいてワンストップでサービスを提供できるようになったと言明。今後も顧客の利便性向上に努めていくと述べた。

日本ペイント、接着剤ブランド「セリーズ」でDIY市場拡大目指す

【クアラルンプール】 日本ペイントホールディングスのマレーシア現地企業、日本ペイント・マレーシアの接着剤・コーキング剤ブランド「セリーズ」は、DIY市場の拡大を目指している。

チェン・リーシオン部長は、家庭用DIY用製品の需要はここ数年増加しているとし、より多くの消費者が簡単な修理を自分で行うことができるようになり、時間とコストを節約できるようになることを望んでいると述べた。セリーズでは、メディア関係者やインフルエンサーを招き、セリーズ製品の使い方を体験できる会を開催するなど、DIYの普及に取り組んでいるという。チェン氏は、今後、セリーズは家庭での修理がより簡単にできるような製品の革新を続けていくと述べた。

セリーズは、1939年にオーストラリアで設立された、接着剤、コーキング剤、塗装準備製品などのブランド。日本ペイントホールディングスが2019年、グローバル展開の一環として、セリーズを運営する豪デュラックス・グループを買収し、2020年5月にセリーズ製品を塗料などの自社製品と統合した。日本ペイント・マレーシアの売上のうち、セリーズは4%を占めている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月26日)

インテリアのニトリ、2号店をパビリオンブキジャリルに開設へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ニトリホールディングス(本社・北海道札幌市)は、28日にマレーシア2号店をクアラルンプール(KL)郊外の大型ショッピングモール「パビリオン・ブキジャリル」にオープンすると発表した。
店舗名は「ニトリ・パビリオン・ブキジャリル」で、売り場面積は約550坪。7日にオープンした書店チェーン「蔦屋書店」マレーシア1号店と同じレベル2に出店する。営業時間は午前10時から午後10時。
マレーシア国内ではKL中心部の「ららぽーとブキ・ビンタンシティセンター(BBCC)」に出店した1号店に続く2店舗目で、ニトリグループとしては836店舗目の出店となる。
ニトリは、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する」というロマンを実現するため、今後も積極的に海外展開を進めていく方針だ。