通信4社、2日付けでリンク付きのSMS送受信をブロック

【クアラルンプール】 国内通信企業4社は、オンライン詐欺防止に向け、2日付けでURLリンク付きのショートメッセージ(SMS)の送受信をブロックすると発表した。

対象となるのは▽マキシス▽セルコム▽Digi▽ユーモバイル  の4サービス。また、個人情報(名前、身分証番号、銀行口座情報)を要求するSMSもブロックの対象となる。

通信デジタル省が、マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)を通じ2月14日に全通信会社にブロック指示を出しており、各通信会社は段階的に実施していく方針だ。マキシスは、自社サイト上でブロック方針を明記しており、▽国内外の携帯電話番号から送受信されるSMSが対象▽個人間メッセージのブロックを5月2日から開始▽6XXXX、2XXXX、1XXXXなどのショートコードで企業が送信するSMSについては後日開始予定  となっている。

マキシスはまた、URLリンク付きのメッセージの送受信を行いたい場合は、ワッツアップ、フェイスブック・メッセンジャー、ウィーチャットなどの利用を勧めるとしている。
(ザ・スター電子版、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、5月1日)

ジョホールバルのコロネーションスクエア、一部営業開始へ

【ジョホールバル】 ジョホール州ジョホールバルの複合開発「コロネーション・スクエア」では、金融タワー「バンク・ラキヤット・タワー」が6月に完成し、数カ月以内に営業を開始する計画だ。

「コロネーション・スクエア」は、ジョホール州スルタンであるイブラヒム殿下が2015年に開始したジョホールバル市街地101ヘクタールの再開発計画「イブラヒム国際ビジネス地区変革計画」内で進められているもの。商業施設やオフィス、医療施設、ホテル、サービスアパートなどにより構成される複合開発で、全6棟のタワーの開発が進められている。ジョホールバルとシンガポールを結ぶ高速鉄道輸送システム(RTS)の駅にも接続し、推定総開発価値(GDV)は50億リンギで、2028年までに完全稼働する予定だ。

35階建ての「バンク・ラキヤット・タワー」は、バンク・ラキヤットが29階分を購入している。30階建ての「KPJヘルスケアタワー」は2024年半ばに完成予定で、KPJヘルスケアが7階分を購入し、美容や歯科、介護、小児科などの非緊急医療サービスを提供する。

また、サービスアパートの「コロネード・レジデンス」は38階建てで、551室の居室を設け、屋上スパ、ヨガデッキ、プール、バーベキューデッキ、遊び場、高台庭園、水場、ジャグジー、サウナ、ジム、コンシェルジュ、医療コンシェルジュなどの設備も用意。32階建てのタワーには、ウィンダムホテルが運営する、250ー300室の4つ星ホテルも入居する予定だ。
(ザ・スター、5月1日)

インドネシア産即席麺に発がん性物質、マレーシア製即席麺も回収

【クアラルンプール】 保健省(MoH)は26日、インドネシア製のインスタント麺「ミー・セダープ」から発がん性物質のエチレンオキシドが検出されたため、製品回収を行うと発表した。

エチレンオキシドは機器の滅菌などに使用されているが、リンパ腫や白血病との関連が指摘されているため、食品との接触面には利用できないことになっている。「ミー・セダープ」は昨年、シンガポール食品庁(SFA)からも一部フレーバーにエチレンオキシドが含まれているとして回収を命じられたが、当時回収対象となったフレーバーはマレーシアへは輸出されていなかった。

ムハンマド・ラジ事務次官は、昨年からこれまで36サンプルの検査を行ったところ11サンプルからエチレンオキシドが検出されたため、製品を回収し、販売元への起訴や罰則金請求が行われると説明。該当商品を摂取しないよう呼びかけた。

ムハンマド事務次官はまた、台湾の台北市政府衛生局が24日、マレーシア製「アーライ・ホワイト・カレー・ヌードル」およびインドネシア製「インドミー・スペシャル・チキン・フレーバー」からエチレンオキシドを検出したと発表したことを受け、賞味期限が8月25日付けとなっている「アーライ・ホワイト・カレー・ヌードル」の回収を指示したと発表。ペナン州の保健局も26日から調査を開始した。
(ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月27日、マレー・メイル、ザ・バイブス、フリー・マレーシア・トゥデー、4月26日)

各地で33度超の異常高温、気象局が5月上旬まで続くと予想

【ペタリンジャヤ】 マレーシアでは一部地域で36度を超えるなど異常な高温が続いているが、マレーシア気象局は、5月上旬まで全国的に最高気温が33ー35度程度の暑い日が続くと予想している。

気象局が発表した4月25日から5月1日の予想最高気温は、ペルリス州が35度、クアラルンプール、ペラ州、クアンタン州、パハン州が34度、セランゴール州、マラッカ州、ネグリ・センビラン州、ジョホール州、トレンガヌ州、ペナン州、ケダ州、サバ州、サラワク州が33度。最低気温はサバ州では22度まで下がり、クアラルンプール、セランゴール州、ペルリス州、ネグリ・センビラン州、ジョホール州、マラッカ州で24度、その他の地域では23度となると予想されている。

マレーシア科学アカデミーのフレドリン・タンガン教授によると、今回の高温、乾燥気候は、熱帯赤道域上空で対流活動が活発な領域(大気循環場)が約1ー2か月かけて東に進んでいく現象「マッデン・ジュリアン振動(MJO)」による対流活動が原因である可能性が高いとし、このような気候は1ー2週間続くと予想。また対流活動により降雨量が増加するとし、特にマレー半島西部と首都圏クランバレーでは午後や夕方に雷雨に見舞われると予想した。

マラヤ大学の地理学科のシェーバ・チェノリ博士も同様の意見で、高温気候はマレーシアだけではなく、ラオスやタイ、ミャンマーでも起きていると指摘。同じくマラヤ大学の気象学者であるアジザン・アブ・サマ教授は、特にマレー半島北部地域で高温が続くと予想した。
(ザ・スター、4月26日)

KSLエスプラネードモール、5月31日にソフトオープン

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 不動産開発のKSLホールディングスの完全子会社、KSLシティ・マネジメントがセランゴール州クランで開発するショッピングモール「KSLエスプラネード・モール」が5月31日にソフトオープンする。

KSLが手がけるタウンシップ開発「KSLバンダル・ベスタリ」内にオープンするもので、ショッピングモールの面積は65万平方フィート。4階建てで、公園や、1万平方フィートのイベント・スペース、屋外ダイニング・テラス、子どもの遊び場も併設される。テナントにはファミリーマート、スター・グロサー、アルイクサン・スポーツ、スケッチャーズ、ミスターDIY、TGVシネマズ、スターバックス、ザ・コーヒー・ビーン・アンド・ティー・リーフ、ザ・チキン・ライス・ショップなどが入居しており、入居率は75%を達成している。

KSLホールディングスは、ジョホール州ジョホールバルに本社を置き、不動産開発・管理・投資を中核事業としており、ジョホールバルで「KSLシティ・モール」と「KSLホテル・アンド・リゾート」を所有・運営している。

テスラのマレーシア進出に高速充電器50基設置を義務づけ

【クアラルンプール】 テンク・ザフルル投資貿易産業相は、電気自動車(EV)メーカーの米テスラのマレーシア進出条件には、2026年までに高速DC充電器「スーパーチャージャー」50基を設置することが含まれると明らかにした。

ザフルル大臣によると、50基のうち30%(15基)以上を他EVにも利用可能にし、マレーシア国内に本社機能やサービスセンターを設置することも求められる。「スーパーチャージャー」は、15分の充電で270キロメートルの航続を可能とする高速DC充電器。最大出力は250キロワット(kW)。全世界で4万5,000基以上が設置されており、東南アジアではシンガポールに9カ所とタイのバンコク周辺に3カ所設置されている。充電施設1カ所あたり3基程度の充電器が設置されるため、テスラがマレーシア国内に50基を設置するためには、充電施設を17カ所設ける必要があると見込まれる。19日時点で国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)のクリーンエネルギー子会社であるジェンタリが充電施設26カ所にDC充電器を設置している。

投資貿易産業省(MITI)は今年3月1日、米テスラに対し、バッテリー電気自動車(BEV)のマレーシアへの輸出および、マレーシアでの本社機能や充電設備網、サービスセンターの設置を承認したと明らかにした。
(ボルネオポスト、4月20日、ソヤチンチャウ、4月19日)

マレーシア初のスイスホテル、ゲンティンハイランドに開業へ

【シンガポール】 ホテルチェーンの仏アコーホテルズは19日、不動産開発のクラウンハイ・エステート・マレーシアとの間で、パハン州ゲンティン・ハイランドでの5つ星ホテルのスイスホテル開業に向け、提携契約を締結した。マレーシア初のスイスホテルとなる。

「スイスホテル・ゲンティン ハイランド」は、クラウンハイがユック・トゥン・グループと共同開発する複合開発施設「キングス・パーク」の一角に位置し、30階建てで客室数は300室。会議施設や宴会場、エグゼクティブ・ラウンジ、バー、温水プール、サンデッキ、フィットネスセンター、スパ、ジョギングコース、キッズクラブなども備える。2028年第3四半期の開業を目指す。

「キングス・パーク」は150エーカーの敷地内にショップやレストラン、アトラクション施設を開発し、観光客向けのイベント・ショー、文化芸術体験などの提供を目指している。スイスホテル以外にも複数のホテルを誘致する予定だ。

クラウンハイのシーン・チェン最高執行責任者(COO)は契約締結式で、アコーとの提携により、「キングスパークを環境に配慮した観光地にする」という自社の目標に向かい、大きな一歩を踏み出すことができたと述べた。
(ザ・サン、4月20日、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、4月19日)

ハリラヤ期間中に300万台の車両流入を予想=ペナン警察

【ジョージタウン】 ハリラヤ(断食月明け大祭)期間の8日間(4月20ー27日)に300万台以上の車両がペナン州に流入する見込みだ。

ペナン警察署長のモハマド・シュハイリ氏は19日の記者会見で、過去1週間でペナンに流入する自動車数は220万台に達しており、ハリラヤ期間中には300万台超えが予想されると述べた。27日まで交通課の警察官292人が出動するとし、また他機関と連携して空き巣などの犯罪を防止する活動にも取り組むとした。州内の主要道路で事故が多発する場所も特定されており、▽速度違反▽信号無視▽無理な割り込み▽車線をはみ出した追い越し▽一般車両による緊急車線の使用▽運転中の携帯電話使用ーーなど、事故につながる6つの違反も判明しているため、運転者に注意を喚起していくと述べた。

ケダ州でも車両の増加が見込まれている。ワン・ハッサン ケダ警察署長は、ハリラヤ期間中に通過車両も含め200万台近くの車両がケダ州に流入するとし、運転者に対し、交通規制や速度制限を守り運転するよう呼びかけた。交通整理のため交通課から20人を配備し、警察官89人がその支援を行うとし、必要に応じてドローンによる支援も検討するという。
(マレー・メイル、ベルナマ通信、4月19日)

猛暑やヘイズ対策でマスク着用や屋外活動制限を推奨=保健相

【プトラジャヤ】  ザリハ・ムスタファ保健相は19日、猛暑やヘイズ(煙害)の悪化が継続していることから、国民にマスク着用や帽子、日傘の利用を推奨すると発表した。

ザリハ保健相は声明で、健康に害となるため屋外での激しい運動や屋外活動時間も制限してほしいと国民に呼びかけた。その他には▽屋内にいる場合でも、建物内に汚染物質が入り込むのを防ぐため、窓を閉め切り、敷地内を定期清掃すること▽車の運転中にはエアコンで外気導入ではなく内気循環モードを使用すること▽体温調節に水分が必要なため、喉が渇いていなくても1日にグラス8杯以上の水を飲むこと▽身体を冷やすためにシャワーを頻繁に浴びること▽洋服を選ぶ際には身体を締めつけたり、分厚い生地や暗い色のものを避けることーーを推奨すると述べ、体調不良を感じたら近隣の医療機関ですぐ治療を受けるよう呼びかけた。

またジョホール州では、保健委員会のリン・ティエンスン議長が、特に呼吸器系に問題のある場合には、ヘイズと新型コロナウイルス「Covid-19」感染を予防するため、マスク着用を継続すべきだとし、直近で新型コロナの入院者数が激増しているわけではないが、予防措置を怠らない方が良いとの見解を表明。州保健局は厳戒態勢を敷いており、政府系病院に対し、ヘイズの影響による患者増加に備えるよう指示を出したと明らかにした。
(ザ・スター、4月20日、マレー・メイル、ベルナマ通信、4月19日)

サバ・サラワクも特別休暇を1日追加、半島部の連休に合わせ

【クアラルンプール】 サラワク州のアバン・ジョハリ首相とサバ州のハジジ・ノール首相は、ハリラヤ(断食月明け大祭)連休を延ばすため、特別休暇を1日追加すると発表。先にアンワル・イブラヒム首相が発表した、マレー半島州での特別休暇追加に足並みを揃えた。

ハリラヤ連休がカレンダー通りの22、23日となった場合、21日を特別休暇とし、ハリラヤ連休が仮に1日早まり21、22日になった場合、24日を特別休暇とする。これにより土曜日を休みとしている事業所の場合、ハリラヤ連休が変更になっても21ー24日の4連休となる。

ハリラヤ休暇の日程は事前に設定されているが、正確な日程はイスラム教指導者の月齢の観測に基づき直前に定められる。今年はカレンダーでは4月22、23日で24日は振替休日となっているが、観測結果に基づき1日早まる可能性があるとされている。正式発表は20日夜の予定。
(ボルネオポスト、4月18、19日)