新型コロナの感染者数は1万9733人、累計で190万人を超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は8日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万9,733人となったと発表した。アクティブ感染者数は24万8,673人で、累計感染者数は190万467人となった。

州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,100人だった。それに▽セランゴール(2,989人)▽ペナン(2,474人)▽サバ(2,067人)▽ジョホール(1,867人)▽ケダ(1,564人)▽クランタン(1,471人)▽ペラ(1,319人)▽トレンガヌ(904人)▽パハン(700人)▽クアラルンプール(KL、537人)▽マラッカ(375人)▽ネグリ・センビラン(256人)▽ペルリス(74人)▽プトラジャヤ(29人)▽ラブアン(7人)ーーが続いた。2万2,701人が新たに回復し、累計治癒者は163万2,631人、死者数は361人で、累計で1万9,163人となった。

7日に確認された感染者のうちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)の軽症者が98.3%を占めた。
また同日は新たに39カ所のクラスターを確認した。職場で23カ所、コミュニティで13カ所、残りは福祉施設、拘置所、教育機関でクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールが9カ所で最も多かった。

国際金融サービスのエアーウォレックス、送金・両替免許を取得

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 フィンテック企業のエアーウォレックス(空中雲匯)は2日、中央銀行バンク・ネガラ(BNM)から国際送金・両替免許を取得したと発表した。フィンテック・ファイナンスなどが報じた。
営業開始は来年初頭で、マレーシアに拠点を持つ企業に多様な通貨での、国境を越えた送金サービスを提供する。
エアーウォレックスはシンガポールにも拠点があり、マレーシア業務と合わせ、東南アジア業務を強化する。
15年に豪州で創業し、現在は本社を香港に移転している。両地のほか、英国、米国、欧州連合でも免許を取得している。評価額26億ドルの新進企業。
ジャック・チャン最高経営責任者(CEO)は声明で「多くの企業にとり国境を越えた業務は経費、時間が掛かる。この点に着目し創業した。マレーシアに拠点を置く企業は域内参入の意欲があり、わが社のサービスを利用することで本業に専心できる」と述べた。

第1四半期の住宅物件成約件数は44.7%減少=プロパティグル

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 オンライン不動産仲介業者、プロパティグルのデータ分析部門のプロパティグル・データセンスによると、2021年第1四半期の住宅物件成約件数は44.7%減少した。新型コロナウイルス「Covid-19」再流行への不安や経済成長率が予想よりも低かったことが、景況感を悪化させた。
住宅物件成約件数の61.2%は初めて物件を購入した「ファーストバイヤー」(FHB)だった。政府が推進する持ち家キャンペーン(HOC)などが奏功した。
地域別では首都圏、ジョホール州、ペナン州においてそれぞれ成約件数が、56.5%、42.7%、53.8%減少。しかしFHBの成約件数は首都圏、ジョホール州、ペナン州でそれぞれ13.2%、65.2%、0.08%増加した。
物件別ではテラスハウスが54%となり、最も成約件数が多かった。それにコンドミニアム・アパートが18%と続いた。

ランカウイでトラベルバブル、マリンドエアが16日より増便へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ランカウイ島を実験的に観光客に開放する「トラベルバブル」16日に開始されることを受け、マリンドエアとマレーシア航空が、今後拡大が見込まれる旅行需要に応えると支援を表明した。
マリンドエアは、16日よりランカウイ線をスバン空港(LTSAAS、正式名スルタン・アブドル・アジズ・シャー空港)から1日5便、クアラルンプール国際空港(KLIA)から1便運航すると発表した。現在はスバン—ランカウイ間を1日2便だけ運航している。
ムスハフィズ・ムスタファ・バクリ最高経営責任者(CEO)によると、トラベルバブルの開始と16日の「マレーシアデー」を祝うため同日搭乗する全ての顧客を対象に15キログラムの手荷物許容量を無料とすると言明。トラベルバブルが新型コロナウイルス「Covid-19」により最も打撃を受けた航空・観光業などの回復に繋がることを願っていると述べた。その上で従業員のワクチン接種など顧客と従業員双方にとり安全な環境を作ると強調。そのために清掃や消毒など安全対策を強化していると述べた。
またマレーシア航空グループ(MAG)のイザム・イスマイルCEOは、現在ランカウイ空港で1日4便を運航しているが、顧客の需要に応じて増便を行うと表明。また16日の「マレーシアデー」に合わせてキャンペーンを実施するとし、航空券を89リンギから販売する他、旅行部門のMHホリデーズが旅行パッケージを最大50%引きで販売すると明らかにした。また同社のパイロットと客室乗務員のワクチン接種率は100%に達していると強調。そのほかにも新型コロナの対策を実施し安全対策に努めているとした。

エンデミックに備えた規制緩和策、4省トップで検討

【クアラルンプール】 ヒシャムディン・フセイン上級相(国防相兼任)は、新型コロナウイルス「Covid-19」がエンデミック(風土病)の段階に入るのを見越して、新たな標準的運用手順(SOP)策定と緩和策について4省のトップで近く検討を行なうと明らかにした。
ヒシャムディン氏によると、カイリー・ジャマルディン保健相、テンク・ザフルル財務相、アヌアル・ムサ通信マルチメディア相と近く会合を行い、SOPの調整を行なう方針。話し合う内容には、州・地区を跨いだ移動の自由化やより多くの分野での活動再開を認めることなどが含まれる見通しだ。
ヒシャムディン氏はまた、関係省庁の合意の上で決まったSOPの変更や規制緩和策について、より理解しやすく更新するよう国家安全委員会(NSC)に求めたことを明らかにした。
全国的にワクチン接種が進んでいることから、カイリー保健相は先ごろ、10月末までにはエンデミック(風土病)の段階に入るとの見通しを示し、標準的運用手順(SOP)も簡素化の方向に向かうだろうと述べていた。
(フリー・マレーシア・トゥデー、エッジ、9月6日)

新型コロナの感染者数は1万8547人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は7日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万8,547人となったと発表した。アクティブ感染者数は25万2,002人で、累計感染者数は188万734人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く3,200人だった。それに▽セランゴール(2,407人)▽ジョホール(2,174人)▽サバ(2,107人)▽ペナン(1,776人)▽ケダ(1,487人)▽クランタン(1,458人)▽ペラ(1,197人)▽パハン(742人)▽トレンガヌ(645人)▽クアラルンプール(KL、631人)▽マラッカ(448人)▽ネグリ・センビラン(229人)▽プトラジャヤ(22人)▽ペルリス(20人)▽ラブアン(4人)ーーが続いた。1万8,902人が新たに回復し、累計治癒者は160万9,930人、死者数は311人で、累計で1万8,802人となった。
6日に確認された感染者のうちカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)の軽症者が98.46%を占めた。カテゴリー3(肺炎の症状)、カテゴリー4(酸素吸入が必要)とカテゴリー5(人工呼吸器を装着する必要)の重症者の割合は1.54%だった。
また同日は新たに30カ所のクラスターを確認した。職場で16カ所、コミュニティで7カ所、残りは医療機関と高齢者施設、リハビリ施設、拘置所、教育機関でクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールが8カ所で最も多かった。

ジョホール州の製造業、ワクチン接種完了者のみ勤務可能

【ジョホールバル】 ジョホール州政府は4日、製造業においてワクチン接種完了者のみ勤務することを許可すると発表した。
ファイザー、アストラゼネカ、シノバックのワクチンの場合は2回目の接種から14日、ジョンソン・エンド・ジョンソン、カンシノの場合は1回目の接種から28日が経過していることが勤務の条件となる。
住宅地方自治委員会のアユブ・ジャミル委員長は、同州の製造企業に対して、2週間ごとに労働者に対して抗原迅速検査キット(RTK-Ag)を用いた検査を行うよう要請。費用は会社負担となると述べた。
これらの措置について、アユブ氏は、国家安全保障委員会(MKN)により、国家復興計画(NRP、PPN)の第1フェーズの標準的運用手順(SOP)が8月20日と9月3日に改訂されたことを受けて勤務条件を変更したと説明。雇用主と労働者は常にSOPを順守し労働者と職場の安全を保つ必要があるとした。
(ベルナマ通信、エッジ、9月5日)

新規感染者の66%がワクチン未接種か未完了=保健省

【クアラルンプール】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は、5日報告された新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者2万396人のうち、3分の2以上(66.3%)がワクチン未接種あるいは接種が未完了(2回接種ワクチンの1回のみ接種など)者だったと発表した。
5日に確認された陽性者のワクチン接種完了者は6,877人(33.7%)だった。そのうち6,795人は、カテゴリー1(無症状)あるいはカテゴリー2(軽度の症状)。重症に相当するカテゴリー3ー5の感染者は全体で322人だったが、そのうちワクチン未接種あるいは接種が不完全な状態だったのが240人(74.5%)、ワクチン接種完了者は82人(25.5%)だった。同氏によると、これは、ワクチン接種完了者が感染しにくく、また未接種者より重症になる可能性も低いことを示しているという
カイリー・ジャマルディン保健相によると、2日時点で全国で2,000万人以上(全人口の61%)が少なくとも1回のワクチン接種を受け、1,500万人以上(全人口の47%)がワクチン接種を完了したと発表。「マレーシアのワクチン接種率は米国を超えた」と取り組みの成果を強調した。
(フリー・マレーシア・トゥデー、9月5日)

10代へのワクチン接種開始、州間移動の検討も最終段階へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 カイリー・ジャマルディン保健相は、10代へのワクチン接種をサラワク州から開始すると発表した。
サラワク州では、成人人口の80%がワクチン接種を受けているため、9月5日の週より10代の若者に対してもワクチン接種を開始する。10代の接種目標はワクチン供給状況に応じて設定される。接種は、ワクチン接種センター(PPV)、診療所、学校で行なわれる予定。現状、ファイザー製ワクチンは、未成年に関しては12歳から17歳までの接種が承認されている。
同相は、来年1月の新学期開始時には、10代全員が接種を完了していることを望んでいると述べた。学校は10月から国家復興計画(NRP)第2フェーズ以上の州・地域において段階的に再開する計画となっているが、生徒のワクチン接種状況に応じて再開するかどうかを教育省と協議し、リスク評価を行った上で決定する。
一方、同相は、州・地区を跨いだ移動に関して国民にいましばらくの忍耐を求めた。ワクチン接種率の低い州がある状態で移動の緩和を行なってしまうと感染再拡大につながるため。9月末までにすべての州で成人人口の60%がワクチン接種を完了する予定となっており、また標準的運用手順(SOP)緩和の準備も最終段階に入っているとして理解を求めた。
6月に全国的なロックダウンが実施されて以来、必需産業従事者の通勤、緊急事態や医療目的での移動などを除き、ほとんどの州・地区を跨いだ移動が禁止となっているが、8月10日よりワクチン接種完了を条件に遠距離夫婦や18歳以下の子供に会うための移動が許可されるなど、一部規制緩和が行なわれている。

MM2H条件厳格化の見直し、KL日本人会が嘆願書を提出

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 外国人の長期滞在を奨励するマレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)プログラムにおける条件が10月より厳格化されることを受け、クアラルンプール日本人会(JCKL)は、条件見直しの嘆願書を3日付けで関係当局に提出したことを明らかにした。

マレーシア国内にある各日本人会を代表して実施したアンケートの結果を踏まえ、在マレーシア日本大使館の支援も得てマレーシア内務省など関係当局に提出した。

アンケートの回答約800件のうち約600件がMM2H資格保有者からで、93%が新条件ではビザの更新が出来ず、日本に帰国する、或いはフィリピンやタイといった他国への移住を考えるという回答だった。

また新条件の内、見直して欲しい条件の上位3件は、▽海外での収入条件(月4万リンギ)▽定期預金額(100万リンギ)▽流動資産保有額(150万リンギ)——だったという。

JCKLは、マレーシアが日本で住みたい国ナンバー1に14年連続で選ばれているとした上で、今回の条件の改定が、マレーシアの評判を下げ、投資や観光に影響が出る可能性があること、マレーシアで現在MM2H制度を活用して第2の人生の生活基盤を固めている人、あるいは将来マレーシアに移住を考えている人の資産購入や消費といった経済効果に波及する可能性があること、を懸念しているとしている。