コーナン商事、「ラザダ」出店でマレーシア市場展開

【クアラルンプール】 ホームセンター運営のコーナン商事(本社・大阪市)は14日、東南アジアのECサイト「ラザダ(Lazada)」に出店し、マレーシア及びシンガポール、フィリピンの3カ国に販路を広げると発表した。
URLはhttps://www.lazada.com.my/shop/kohnan/コーナンはすでに2016年4月に中国のショッピングサイト「天猫国際」、2020年12月には同じく中国の「Kaola.com(網易考拉海購)」へそれぞれ出店しており、今回の「ラザダ」への出店を機に海外への販売網の更なる拡充を目指すとしている。
ラザダは2012年に設立された東南アジア最大級のECプラットフォーム。現在はアリババ・グループの完全子会社として、マレーシア及びシンガポール、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナムの6カ国で事業拡大を積極的に進めている。

新型コロナの新規感染者数は2078人、5日連続2千人を突破

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は19日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2,078人増加したと発表した。5日連続で2千人を超えた。アクティブ感染者数は2万522人で、累計感染者数は37万7,132人となった。

州・地域別の感染者数はサラワク州が最も多く589人だった。それに▽セランゴール州(457人)▽クランタン州(290人)▽クアラルンプール(KL、153人)▽サバ州(125人)▽ジョホール州(115人)▽ペナン州(91人)▽ネグリ・センビラン州(91人)▽ケダ州(48人)▽ペラ州(43人)▽パハン州(32人)▽マラッカ州(27人)▽トレンガヌ州(8人)▽ラブアン(6人)▽プトラジャヤ(2人)▽ペルリス州(1人)ーーが続いた。新たに1,402人が回復し、累計治癒者は35万5,224人となった。死者数は8人増えて、累計で1,386人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は18日、新たに5カ所のクラスターを確認したと明らかにした。
うち3カ所は学建設現場や工場などの職場に関連するクラスター、残りは教育機関とコミュニティで起きたクラスターだった。
セランゴール州とサラワク州でそれぞれ2カ所、ジョホール州で1カ所のクラスターが発生した。

ワクチン接種第2フェーズ開始、登録は200万人にとどまる

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種プログラムの第2フェーズが4月19日に開始された。期間は8月末まで。

第2フェーズの接種対象となるのは、第1フェーズで接種を受けていない医療従事者や必需サービス従事者、65歳以上の高齢者や障害者、心臓病、肥満、糖尿病、高血圧などの慢性疾患を持つ人。当初の見込みでは対象者は940万人に上ると推定されていたが、現時点で接種登録を行なった人は200万人にとどまっている。カイリー・ジャマルディン科学技術革新相は19日、学校教師50万人を第2フェーズの対象に加えると発表した。

追跡・情報アプリ「MySejahtera」を通じて接種申請を行なった人に対しては、4月5日から電話もしくはテキストメッセージ(SMS)を通じて、接種の2週間前に接種場所と日時を案内し、接種3日前と1日前にSMS及びコールセンターを介して予約確認を通知している。

■二度目の接種済ませた40人が感染■

保健省のノール・ヒシャム事務次官は、二度目のワクチン接種を済ませた40人の医療関係者が感染していたことを公表。ワクチン接種してもなお感染する可能性があることを示しているとして、引き続き国民に慎重な行動をとるよう求めた。

40人のうち31人は二度目の接種を受けて2週間以内、9人は2週間以上経った後に感染が確認された。また一度目の接種を受けたものの二度目の接種を受ける前に感染した者が142人いたという。

「サラワク州はCMCO維持」NSC発表を修正

【クチン=マレーシアBIZナビ】 サラワク州のダグラス・ウガー副首相は15日、▽クチン▽ビントゥル▽ミリ▽シブ▽メラドン——の5地区について、4月26日まで現行の条件付き行動制限令(CMCO)指定を維持すると発表。16日付けで行動制限令(MCO)の対象にするとの先の国家安全委員会(NSC)発表を修正した。

ウガー氏はNSCとの話し合いの上で決定したと言明。MCOを発令しなくても明確な標準的運用手順(SOP)の実施を伴うCMCOで拡大を抑え込むことができると述べた。その上で州内の地区間移動が容易なことが感染者増加の一因になっているとし、19日までに地区間移動が許可される条件を決定すると述べた。

■サンダカンを30日までMCO指定に■

イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は同日、新規感染者が急増しているサバ州サンダカンについて4月17—30日の二週間をMCO指定すると発表した。過去14日間で78人の新規感染者がでていた。またすでにMCO指定を受けている同州タワウについては、4月30日まで延長すると発表した。

シティがマレーシアを含む12市場の小口金融を撤収

【クアラルンプール】 金融大手シティグループは、マレーシアを含む12市場の小口金融部門を撤収する。ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)の発表によると、資産運用でスケールメリットが生かせ、高い収益率が見込める市場に経営資源を集中する。このため今後はシンガポール、香港、アラブ首長国連邦、ロンドンをアジアと欧州の資産運用センターに位置付け個人向け業務を再編する。

マレーシア以外に、オーストラリア、バーレーン、中国、インド、インドネシア、韓国、フィリピン、ポーランド、ロシア、台湾、タイ、ベトナムの小口金融から撤退する。機関投資家向けサービスは継続する。

シティのマレーシア支店は4カ所(首都圏とジョホール、マラッカ、ペナンの各州)で、行員数は5,000人。時価上位20社のうち85%の企業、および多国籍企業650社と取引があり、20年は顧客による75億米ドルの資金調達を仲介した。

シティ・マレーシアのウスマン・アハメドCEOによると、企業金融、証券引き受け、貿易金融など大口業務に変更はないという。

(エッジ、4月15日)

最近の豪雨&雷雨、「異常気象ではない」気象局長

【クアラルンプール】 マレー半島西海岸の多くの地域で発生している豪雨、雷雨について、マレーシア気象局のジャイラン・シモン局長は、モンスーン(季節風)が移行期にあるためで、異常気象とは言えないと述べた。

クアラルンプールでは13日午後、豪雨があり一部の地域が冠水。建物やラマダン用品を販売するバザールの露店に被害が出た。

ジャイラン氏によると、木が根こぎになるような時速100キロの強風が吹くこともある。モンスーンでは冬は北東から、夏は南西から風が吹く。気象局の長期予報によると、移行期に入ったのは3月16日で、5月中旬まで続く見通しだ。

移行期はマレーシアには多方向から風が吹くため夕方から夜の早い段階にかけ雷雨が発生しやすくなる。地域では、マレー半島西海岸と内陸部、サバ州西部、サラワク州西部と中央部で雷雨が起きやすい。

(ベルナマ通信、マレー・メイル、4月14日)

新型コロナ新規感染者、2日連続2千人を突破

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は16日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2,552人増加したと発表した。2千人を突破するのは2日連続。アクティブ感染者数は1万8,600人で、累計感染者数は37万528人となった。

州・地域別の感染者数はサラワク州が最も多く960人だった。サラワク州は行動制限令(MCO)への規制強化はしないと発表したばかり。これに▽セランゴール州(590人)▽クアラルンプール(KL、245人)▽クランタン州(164人)▽サバ州(143人)▽ジョホール州(121人)▽ペナン州(91人)▽ネグリ・センビラン州(53人)▽ペラ州(49人)▽パハン州(47人)▽ケダ州(35人)▽マラッカ州(28人)▽トレンガヌ州(16人)▽プトラジャヤ(6人)▽ペルリス州(2人)▽ラブアン(1人)ーーが続いた。

新たに1,524人が回復し、累計治癒者は35万563人となった。死者数は2人増えて、累計で1,365人となった。

マレーシアのコロナの対策は28番目に厳しい、幸福度は79位

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 幸福に関するウェブサイト、トラッキング・ハピネスが実施した新型コロナウイルス「Covid-19」の感染対策と幸福度に関する調査結果を発表した。マレーシアにおける感染対策は160カ国・地域中28番目に厳しいとし、幸福度は79位となったと明らかにした。
トラッキング・ハピネスは、オックスフォード大学が公表する138カ国・地域の新型コロナの感染対策措置の厳格さを比較した「厳格度指数」と幸福度を比較して、政策措置が厳しくない国における幸福度が高いことがわかったと明らかにした。外出禁止令が厳しくなるほど、その国の幸福度にマイナス影響が出ているという。
最も規制が厳しい国はベネズエラで、それに中国、ホンジュラスが続いた。東南アジアからはベトナムが5位、フィリピンは27位となり、マレーシアより上位となったが、シンガポールやカンボジア、タイはマレーシアより規則が穏やかだと評価された。

コロナ第4波の懸念高まる、医療専門家が指摘

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者が再び急増しており、医療専門家らはマレーシアに第4波が来る懸念が高まっていると警告している。
新規感染者数は年明け早々に上昇に転じ、1月末にはついに5,000人を突破し第3波となった。1月13日に再発令された全国的な行動制限令(MCO)で減少に転じ、3月下旬には1,100人強にまで減っていたが、その後は再び増加傾向となっていた。ここ数日は1,700—1,800人前後で推移している。0.8前後だった基本再生産数(R0)も急上昇し1.0を突破している。
マレーシア国民大学(UPM)のマリナ・オスマン博士は、一部の州で復興のための行動制限令(RMCO)に規制が緩和されたことで州間移動ができるようになったことが急増の原因である可能性があると指摘。特に人工呼吸器が必要な重症患者が増加していることが懸念されるとした。またラマダン(断食月)やハリラヤ(断食月明け大祭)における移動が第4波を引き起こす可能性があるとした。
ラマダン入りを前に政府は標準的運用手順(SOP)の厳格適用を条件にバザール開催やラマダン中の夜の礼拝(タラウィー)を認めており、マリナ博士以外からもクラスター発生を懸念する声が上がっている
オセル・グループのクリス・シー博士は「第4波には変異種が関与している可能性があり懸念される。R0も上昇を続けている」と指摘。国民へのワクチン接種も進んでおらず、集団免疫を獲得するまではSOPをきちんと守るなどの国民の自覚が必要だと述べた。

州間移動の禁止、ハリラヤ休みまで延長の意向=保健相

【プトラジャヤ】 新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者が増加していることを受け、アダム・ババ保健相は州を跨いだ移動の禁止措置をハリラヤ(断食月明け大祭)祭日期間まで延長するよう提案する方針だ。
アダム氏は、移動制限解除を先延ばしするよう各方面の関係者から要請を受けていることを明らかにした上で、「感染状況は日々悪化している。状況は依然として不安定であり、移動制限を延長する必要がある」と述べた。
ハリラヤの移動制限については、規制手段の確保の問題などから先ごろイスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)がなるべく早く決定すべきと発言。保健省の助言に従って決定されると述べていた。
アダム氏はまた、一部のラマダン(断食月)バザールで人々が社会的距離を保たず群衆化している状況を示す画像が出回っていることに言及。バザールが新たなクラスターに繋がるようであれば閉鎖も辞さないと述べた。
政府はこうした問題に対処するため、標準的運用手順(SOP)違反者に対する罰金を科す権限を市長や地区議会の議長、上級執行官に与えると発表している。
(フリー・マレーシア・トゥデー、4月15日)