【ジョージタウン】 メキシコ風ファストフード・チェーン米「タコベル」は、年内に5店舗を開設し、年末までに国内店舗数を20店舗とし、来年はさらに22店舗を新規出店する目標だ。

タコベル・マレーシア・シンガポールの運営責任者兼最高経営責任者(CEO)のハリス・べー氏は、10月29日にオープンした、ペナン州のタコベル・シティ・ジャンクション店が国内15店舗目で、北部地域では初の店舗であるとし、来年にはドライブスルー併設店3店舗の開設を検討するなど、積極的な拡大戦略を考えていると述べた。

マーケティング・コミュニケーション責任者のギタ・スリラム氏は、外国料理にもかかわらず、タコス、ケサディーヤ、ブリトーなどのメキシコ風の料理がマレーシアで受け入れているとし、他のファストフード店と比較して手頃な価格で優れたサービスを提供できるのがタコベルの強みだとコメント。マレーシア展開を嬉しく思うとし、さらなる拡大を目指すと述べた。

マレーシア1号展は2021年4月にサイバージャヤでオープン。首都圏のショッピングモールを中心に展開してきたが、今年6月に首都圏外初となる店舗をネグリ・センビラン州ニライに開設していた。
(ザ・サン電子版、ベルナマ通信、10月30日)