【クアラルンプール】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染が再び拡大の様相を呈していることを受け、ズルキフリ ・アハマド保健相は、全国に234カ所のワクチンセンター(PPV)が設置されていると明らかにした。PPVの数については、定期的に情報を更新するという。

予防接種を受けたい場合、リストに挙げられたPPVに直接連絡するか、新型コロナ情報アプリ「MySejahtera」を介して予約することができる。予約手順は、以前の方法がそのまま使えるという。

保健省のムハマド・ラジ・アブ・ハッサン事務次官は、同省がまだ270万回分の新世代ワクチンを保有しているとし、高リスクの人や基礎疾患を持つ人に十分に行き渡る分のワクチンを確保していると述べた。

「ニュー・ストレーツ・タイムズ」によると、首都圏のいくつかの政府系診療所では、保健省からはワクチン接種に関する何ら指示を受けておらず、接種準備がされていなかった。また「MySejahtera」にあるワクチン接種可能な場所のリストも更新されていなかったという。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、12月21日)