【プトラジャヤ】 道路交通局(JPJ)は16日、外国人の道路安全基準遵守を強化するための取り組みの一環として、外国の自動車運転免許証のマレーシアの免許証(LMM)への切り替え措置を5月19日付けで停止すると発表した。
すでに発行済みのLMMについては今後も有効となる。また新たな規定は外交団員やマレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)プログラム参加者など、特定の申請者には適用されない。
一方、12カ月未満の短期滞在でマレーシアに居住する外国人については、日本を含む「1949年道路交通に関する条約(ジュネーブ条約)」および「1968年道路交通に関する条約(ウィーン条約)」の締約国を対象に、自国の関連当局が発行する国際運転免許証(IDP)を使用して運転することができる。
JPJのアエディ・ファドリ・ラムリ局長は、現政権による道路安全の向上、ガバナンスの強化、公共サービスの質の向上に向けた取り組みとコミットメントの一環だとした上で、LMMを申請する外国人はマレーシア国民と同じ手続きに従う必要があると述べた。
(ザ・スター電子版、マレー・メイル、ベルナマ通信、5月16日)