【クアラルンプール】 東南アジア諸国連合(ASEAN)ビジネス諮問委員会(BAC)
マレーシアはAI戦略の段階から、
AIMでは重要な経済分野における技術革新の加速、生産性・
(ビジネス・トゥデー、5月31日、ASEAN-BAC、
【クアラルンプール】 東南アジア諸国連合(ASEAN)ビジネス諮問委員会(BAC)
マレーシアはAI戦略の段階から、
AIMでは重要な経済分野における技術革新の加速、生産性・
(ビジネス・トゥデー、5月31日、ASEAN-BAC、
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 住友電設(本社・大阪市西区)は5月30日、機械設備の設計・
住友電設は2社の設備工事会社の株式取得に向け株式譲渡契約を締
住友電設グループでは、マレーシア現地法人のテマコン・
【クアラルンプール】 格安航空会社エアアジア・マレーシアは8月15日、福岡―台北―
新規路線は、ある国を経由して第三国へ運航できる「以遠権」
スケジュールは、
またバティックエアは、週5便で運航してきたクアラルンプール―
(トライシー、6月2日、エアアジア・マレーシア発表資料)
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 テンク・ザフルル・アブドル・アジズ投資貿易産業相(上院議員)
これを受けてアンワル首相は当面、
ザフルル氏は銀行家出身で、1997年にUMNOに入党。
ザフルル氏は5月30日、UMNO指導部に正式に辞表を提出し、
マレーシアの内閣閣僚は上下両院いずれかの議員(上院は指名制)
第522回 マレーシアへの中国からの輸入が急増?
5月20日に発表された貿易統計によると、マレーシアの2025年4月の中国からの輸入は前年同月比20.6%増の298億リンギとなり、国別では2位の米国(185億リンギ)に大差を付けて輸入先の1位となっています。5月27日付の日本経済新聞電子版では、「東南ア、中国から輸入2割増——米関税で受け皿に 低価格品、日系企業に脅威」というタイトルで、トランプ関税により対米輸出が困難になった中国から、マレーシアを含めた東南アジアへの輸出が急増している、という記事が掲載されています。
直感的には、最大の輸出先を失った中国企業が安値で東南アジア市場に輸出攻勢を掛けるというシナリオはありうるように思われます。そこで、2025年4月のマレーシアの中国からの輸入をHSコード4桁レベルで整理し、輸出額が前年同月比で増加した上位10品目を示したものが表1となります。
4月に中国からの輸入が最も増えた品目はHSコード8471の「コンピュータ・データ処理機器」です。ただ、さらにHSコード10桁まで調べていくと、輸入が増加しているのはPCではなく、サーバー類であることが分かります。サーバー類の輸入は前年同月比で9倍に増加しています。
次に輸入が増えているのはHSコード8517「電話機・通信機器」です。これもより詳しく見ていくと、最も増えているのはルーターなどのネットワーク機器で前年同月比2.9倍、続いてスマートフォンで前年同月比34%増となっています。3番目に増えているのはHSコード8703「乗用車」で、細かくみていくとEVが前年同月比3倍増となっています。4位以下は、ほぼ全てが工作機械や電子部品などで、消費者向けの商品はありません。
このように見てくると、4月の段階でマレーシア向けの輸出が増えているもののうち、消費者向けの商品といえるのはEVとスマートフォンですが、その貢献分はそれほど大きくありません。むしろ、大幅に増えているのはサーバーやルーター、産業機械、電子部品などで、これは「米国市場の失った中国の消費財が東南アジアに流れ込む」というストーリーとは合致しません。
トランプ関税が二転三転している上に、その影響は時間差を持って出てくるので、あくまで4月時点では、という但し書きが付きますが、中国からマレーシアに輸出が急増しているのは主にデータセンター関連と工作機械、電子部品で、昨今のデータセンターブームと「迂回生産」が原因であると見ることが出来ます。ちなみに、4月のマレーシアの米国からの輸入は前年同月比111.8%増というとんでもないことになっており、これはやはりサーバー類の輸入が前年同月比で約600倍(!)になった影響です。米国からAI半導体の輸出に制約がかかる前に輸入しておこう、ということなのかもしれません。マレーシアのデータセンターブームは、貿易統計に大きな影響を与えるレベルになっており、ちょっと過熱しすぎでは、と心配に思うぐらいになっています。
熊谷 聡(くまがい さとる) Malaysian Institute of Economic Research客員研究員/日本貿易振興機構・アジア経済研究所主任調査研究員。専門はマレーシア経済/国際経済学。 【この記事のお問い合わせは】E-mail:satoru_kumagai★ide.go.jp(★を@に変更ください) アジア経済研究所 URL: http://www.ide.go.jp |
第569回 マレーシアのイスラム銀行、金融各誌が表彰
Q: 金融各誌がイスラム金融の賞を発表しましたが、マレーシアの受賞は?
A: 欧米を中心に英語で発行されている金融専門雑誌2誌が5月にあいついで「ベスト・イスラム金融機関賞」を発表した。様々な部門が設けられているが、マレーシアのイスラム銀行が受賞した部門を紹介したい。
賞を主催したのは1987年発刊のグローバル・ファイナンスと、もう一つは1967年発刊のユーロ・マネーだ。いずれも、融資や預金などの業務別賞と、国・地域ごとの賞を設けている。選考基準はとしてか指標を導入して優劣を競うというよりも、年間の活動内容や動向を判断材料としているようだ。
まずグローバル・ファイナンスでは、メインバンク・イスラミックが業務別で最優秀資産管理賞を。地域別では最優秀アジア賞と最優秀マレーシア賞の両方を獲得した。最優秀資産管理賞の受賞理由は、顧客に対して最新のアプリを使用しての資産管理や資産運用のアドバイスを積極的に行ったことが評価された。地域部門では、同銀行がマレーシアのイスラム金融資産の30%を保有する最大のイスラム銀行であり、総資産は世界でも5番目に大きいこと、マレーシアはもとよりアジア各地にビジネスを拡大しており、特に昨年はフィリピンでのビジネス展開が評価された。
同様にユーロ・マネーでも、メイバンク・イスラミックが最優秀アジア賞を獲得した。こちらも高評価のポイントとして、総資産が大きいこと、マレーシアだけでなくフィリピンをはじめ各国でのビジネス展開が評価された。また同誌は、ESG(環境・社会・ガバナンス)に力を入れているイスラム銀行として、パブリック・イスラム銀行に最優秀ESPマレーシア賞を授けた。グリーン住宅やグリーン・エネルギーの生産・購入・使用に関わる融資を積極的に行ったことで、マレーシア社会でのESGの普及に貢献したことが、受賞の理由だとしている。
福島 康博(ふくしま やすひろ) 立教大学アジア地域研究所特任研究員。1973年東京都生まれ。マレーシア国際イスラーム大学大学院MBA課程イスラーム金融コース留学をへて、桜美林大学大学院国際学研究科後期博士課程単位取得満期退学。博士(学術)。2014年5月より現職。専門は、イスラーム金融論、マレーシア地域研究。 |
【クアラルンプール】 ペラ州開発公社は30日、東南アジア諸国連合(ASEAN)
CHECマレーシアとの覚書ではバガン・
ターミナルはルムット海事都市計画の一環で、中国、
UAEとの覚書は、
(ザ・スター電子版、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、
【クアラルンプール】 マレーシア外国貿易開発公社(MATRADE)は29日、大阪・
MATRADEが主導する万博のマレーシアパビリオンでは、
モハメド・ムスタファ最高経営責任者(CEO)は、
さらに閉幕までの残り5カ月で、貿易・投資誘致額で、
開幕8週目の6月2―6日は、フルーツ加工品などの食品や、
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ビジネス・トゥデー、
【クアラルンプール=アジアインフォネット】 健康食品・サプリメントの受託開発製造を手掛ける三生医薬(
サンショー・アジアは、韓国・台湾・中国を除くアジア諸国、
三生医薬は、サンショー・
【クアラルンプール】 中央銀行バンク・ネガラ(BNM)は28日、
処分を受けたのはHSBCとそのイスラム銀行部門(
HSBCは顧客の身元確認を怠った。実質的支配者(受益所有者)
バンク・
メイバンク・
(エッジ、ベルナマ通信、BNM報道資料、5月28日)