【クアラルンプール】 国際宅配便のDHLエクスプレスは29日、 マレーシアにおける配送料を2026年1月1日から平均5.9%値上げすると発表した。

同社は、インフレや為替動向、規制や安全対策に関連する管理コストを考慮して配送料を毎年調整。配送サービスを行っている220の国・地域で、現地の状況に応じて見直し額は異なるという。

マレーシア・ブルネイ担当取締役、ジュリアン・ネオ氏は「地政学的変化で世界貿易環境の複雑さは増しているが、今回の年間料金値上げにより、ネットワークの適応力を強化し、お客様のビジネスを一環してサポートすることができる」としている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月29日、DHLエクスプレス発表資料)