【クアラルンプール】 マレーシア最大の美容見本市「ビューティーエキスポ&コスモビューテ・マレーシア(BECBM)2025」が9月30日、クアラルンプール・コンベンションセンター(KLCC)で開幕した。日本を含め15カ国・地域から400社1,000ブランドが出展し、10月3日まで開催される。

展示は、スキンケア、ヘアケア、ネイル、スパ・ウェルネスなど、8つのカテゴリーに分けて実施されている。また国際パビリオンとして、中国、韓国、シンガポール、台湾がブースを設置。最新の美容技術やトレンドなどが紹介されるほか、さまざまなコンテストや、ネットワーキングの場も提供されている。

またハラル開発公社(HDC)は、「マレーシア・ハラル化粧品産業ロードマップ」を発表。化粧品全般におけるハラル(イスラムの戒律に則った)認証の推進や、現地生産の拡大、研究開発の強化、グローバルパートナーシップの促進などが盛り込まれている。HDCのハイロル・アリフェイン最高責任者(CEO)は「マレーシアはハラル美容における世界的リーダーとなるための好位置につけている」と述べた。
(ザ・スター、10月1日)