【クアラルンプール=アジアインフォネット】 マレーシア航空(MAS)は、成田―クアラルンプール(KL)間の一部の便に2025年10月8日より最新鋭のエアバスA330neoを投入すると発表した。搭乗クラスやメンバーステータスにかかわらず、すべての乗客が無料の機内Wi-Fiが利用できる。

A330neoは、ビジネスクラス28席、エコノミークラス269席(うち足元の広いエクストラレッグルーム24席)で構成される。ビジネスクラスは、全席通路アクセスのスイートタイプでスライド式ドアを備え、プライバシーを確保。17.3インチ4K画質の機内エンターテインメント(Bluetoothペアリング対応)に加え、ワイヤレス充電や複数の電源ポートを装備している。

エコノミークラスは人間工学に基づくシートを採用し、コートフックやカップホルダー、十分な収納を備えるなど実用性にも配慮した。24席のエクストラレッグルームに加え、全席に13.3インチ4Kスクリーンを搭載し、Bluetoothオーディオ、キッズモード、ペアレンタルコントロールなど家族連れにも使いやすい機能を備えた。