プロトン第4世代の新型「サガ」発表、価格は3.9万リンギから

【クアラルンプール】 国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは27日、第4世代の新型Aセグメント・セダン「サガ」を正式発表した。スタンダード、エグゼクティブ、プレミアムの3つのバージョンを用意した。税込・保険なし価格はそれぞれ3万8,990リンギ、4万4,990リンギ、4万9,990リンギ。

5年間/15万km保証と最初の3回の整備インターバルにおける工賃無料が込みとなる。12月31日までに予約すると1,000リンギ割引となるほか、特別版タッチ・アンド・ゴー(TNG)カードと1年間の無償整備(部品代と工賃を含む)が付く。

マニュアル(MT)車を廃止して全バージョンをオートマチック(AT)車とした。プレミアムのみは無段変速機(CVT)を搭載する。車体カラーは▽マリンブルー▽スペースグレイ▽ルビーレッド▽アーマーシルバー▽スノーホワイト――の5色を用意した。

いずれも新型の排気量1.5リッターBHE15PFI4気筒エンジンを搭載。旧型の1.3リッターエンジンより出力が大幅に向上し、最大出力120PS/6,100rpm、最大トルク150Nm/4,000―5,000rpmを発揮する。燃費は100キロメートル(km)あたりCVT車が4.9リットル、AT車が5.1リットル。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、マレー・メイル、ポールタン、11月27日)

バティックエア、KK―クチン、サンダカン線を12月15日就航

【クアラルンプール】 バティック・エアは、サバ州コタキナバル(KK)と同州サンダカン、サラワク州クチンを結ぶ2路線を12月15日にそれぞれ就航すると発表した。共にボーイングB737-800型機を使用。東マレーシア地域の輸送を強化する。

KK―サンダカン線はデイリーの運航で、スケジュールは往路の「OD1736」便はKK発が13時20分、サンダカン着が14時10分。復路の「OD1737」便はサンダカン発が15時、KK着が15時50分となっている。運賃は片道109リンギから。

KK―クチン線は12月15日だけは1往復のみで、スケジュールは往路の「OD1682」便はKK発が17時、クチン着が18時30分。復路の「OD1683」便はクチン発が19時25分、KK着が21時。12月16日からはもう1往復増え、往路の「OD1684」便はKK発が8時15分、クチン着が9時45分。復路の「OD1685」便はクチン発が10時35分、KK着が12時10分。運賃は片道219.36リンギから。
(ボルネオポスト、11月25日、バティックエア発表資料)

タイ発の屋内遊戯場「ハーバーランド」、KLのモールに正式開業

【クアラルンプール】 タイで人気の屋内遊戯施設「ハーバーランド」のマレーシア1号店が22日、ショッピングモール「クアラルンプール・ゴルフ&カントリークラブ(KLGCC)モール」に正式オープンした。

施設は、2万5,000平方フィートで、天井高は2フロア分の30フィート。7歳以上向けの大型遊具ゾーン「メインプレイ&キッズアイランド」▽5歳以上向けの「ハーバータウン」▽幼児や未就学児向けの「リトルヴィル&トイランド」▽アート&クラフトコーナー▽飲食スペースなどの共用エリア――など、複数のゾーンで構成される。44のアトラクションを通じ、子供の総合的な発達を支援し、脳の身体面と創造面の両方を育むよう工夫されている。

運営会社は、タイのハーバーランド・グループと提携した、プレイトピア・ワールド。タイでは2016年に創業され、現在屋内プレイグラウンド28店舗とウォーターパーク1件を展開。今回がタイ以外で初の施設となる。

不動産開発大手のサイム・ダービー・プロパティが手掛けるKLGCCモールは10月24日 にオープンした。
(エッジ、11月22日)

電気自動車ブーム、充電設備不足が障害に

【クアラルンプール】 電気自動車(EV)ブームが勢いを増しており、9月までの今年のEV登録台数は2万6,928台と昨年通年の2万1,789台を上回った。国産ニューモデルの投入もあり、ブームは続く見通しだ。しかし充電設備不足が課題だ。

RHBインベストメント・バンクのアナリスト、イフタール・ハキム氏によれば、3月時点でEVの充電専用駐車スペースは4,161カ所にとどまっている。計画中のスペースは4,477カ所だが、早期完工の見通しは立っていない。今年末の政府目標は1万カ所。

送電能力が問題で、特に急速充電が可能な直流充電設備の場合、必要電力量が多く、設備改善に相当の経費が掛かる。このため、ショッピングモールやコンドミニアムでの充電設備の整備が進んでいないという。

輸入完成車に対する免税措置は2025年末でなくなるため、年末は駆け込み需要が見込める。新車ではプロトンが安価なハッチバック「e.MAS5」を投入。プロドゥアも今月、初のEVモデルを売り出す。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、11月20日)

ETS西海岸線が12月12日に全線開通、1日12往復を予定

【クアラルンプール】 マレーシア国鉄(KTMB)高速電車(ETS)サービスのジョホール州内の複線化工事が11月末までにほぼ完了し、ETS西海岸線は12月12日に全線開通する。アンソニー・ローク運輸相が22日、会見で明らかにした。

複線化工事は、ジョホール州のセガマットとジョホールバルを結ぶ全長192キロメートル(km)の区間で、89億リンギが投じられた。2016年12月の着工から9年にわたる工事となった。すでに段階的に運行を開始しており、KL―セガマット間は3月15日から1日4往復で、クルアンまでは8月30日から1日2往復で運行してきた。

全線開通後は1日12往復が予定されるが、そのうちKLセントラル―ジョホールバル間が8往復、パダン・ベサル(ペルリス州)―ジョホールバル間が2往復、バタワース(ペナン州)―ジョホールバル間が2往復となる。

開通前日の12月11日にはイブラヒム国王(ジョホール州スルタン)による開通イベントも予定されている。
(マレー・メイル、ベルナマ通信、11月22日、ザ・スター、ールタン、11月21日)

ペナン島発の豪華クルーズ船「ペナン・プリンセス」を近く就航へ

【ジョージタウン】 ペナン島発の豪華クルーズ船「ペナン・プリンセス」が近く就航する。同事業を共同で行うオーシャンワールド・クルーズ・ホールディングス・グループとベト・プリンセス・クルーザー・コーポレーションは21日、覚書に署名した。

高級レストランによる飲食とマラッカ海峡遊覧ツアーを一体化したクルーズ船で、こうした豪華観光クルーズ船の運航は州内で初めて。海上ウェディング、企業イベント、文化体験などといった様々な娯楽・文化活動の新たなランドマークとなることも期待されている。

署名式に立ち会ったペナン港湾委員会(PPC)のヨー・スンヒン委員長は、「ペナンの観光商品の魅力を高めるだけでなく、地元企業やサプライチェーンにもビジネスチャンスを創出するだろう」と言明。新たな雇用機会の創出、海上サービス、物流、食料供給を含む関連サプライチェーンの発展が促進されるといった大きな経済効果も期待されると述べた。購買力の高い観光客をより多く誘致するとともに、ペナンでの滞在期間を延長させる効果も期待されるという。
(マレー・メイル、11月21日)

ミスターDIYとワトソンズ、世界的なブランディング賞を受賞

【クアラルンプール】 ブランド力に優れた企業を称える「第20回ワールド・ブランディング・アワーズ」の表彰式が17日、大阪市立美術館で開催され、マレーシアからはミスターDIYとワトソンズがリージョナル部門で受賞した。

アワーズの主催はロンドンに本拠を置く非営利組織ワールド・ブランディング・フォーラム(WBF)。ロンドン以外で初の授賞式開催となった今年は、66カ国から1092以上のブランドが「ブランド・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされた。

リージョナル部門は、3つ以上の地域市場かつ4カ国以上で影響力があるブランドに贈られるもので、ミスターDIYとワトソンズは、ほかの世界的な18企業とともに選出された。

また、ナショナル部門で、政府系電力会社のテナガ・ナショナル(TNB)、ZUSコーヒー、スナック菓子の「マンチーズ」が受賞。乳製品部門のブランド・オブ・ザ・イヤーでは「ファームフレッシュ」が2022年に続き3度目の受賞となった。
(ザ・スター、11月18日、ベルナマ通信、11月19日、WBF発表資料)

KLのガーデンインター、1億リンギ規模のスポーツ複合施設完成

【クアラルンプール】 クアラルンプール(KL)のガーデン・インターナショナルスクールは1億リンギを投じて建設したスポーツ複合施設をオープンした。

ガーデンを運営するテイラーズ・スクールズによると、施設は5階建て延べ20万平方フィートで、8年をかけて建設が進められてきた。国際大会規模のプールやサッカーコート、屋内バスケットボールコート2面、フィットネス・ジムエリアなどを備える。

さらに第2期工事として、8,500万リンギを投じ舞台芸術センターの建設も予定している。これらの施設は、一般開放も検討されているという。

ガーデンは1951年創立で、来年創立75周年を迎える伝統校。イギリス式のカリキュラムを採用し、1996年からモントキアラにメインキャンパスを構えている。テイラーズ・スクールズは、テイラーズ・エデュケーショングループ傘下でマレーシアとシンガポールで計6校のインターナショナルスクールを運営している。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ビジネス・トゥデー、11月12日)

プロトンの新EV「e.MAS5」、予約台数が1万台を突破

【クアラルンプール】 国民車プロトンの電気自動車(EV)販売子会社、プロトン・ニューエナジー・テクノロジー(プロネット)は、同社2車種目のEVであるBセグメント・ハッチバック「e.MAS5」の予約台数が1万台を突破したと明らかにした。

「e.MAS5」の予約は10月4日に受付を開始し、10月30日に正式発表した。予想通り予約は半島中央部が最も多く、次いで半島南部と半島北部となっている。東マレーシアと半島東海岸からの予約も増加傾向にあるという。

ディーラーによると、「e.MAS5」の予約客のほとんどは同モデルをメイン車両として選んでいる「ワーキングプロフェッショナル」で、多くが1,000リンギの追加割引が適用される「パワー・トレード・イン」プログラムを利用して既存車両を下取りに出している。また初めて自動車を購入する人や、EVをセカンドカーとして購入する世帯も増加しているという。

「e.MAS5」のバリエーションは「プライム」と「プレミアム」の2種で、公式価格はそれぞれ事前予想を大きく下回る5万6,800リンギ、7万2,800リンギに設定。さらに発売記念として各車3,000リンギの割引を適用する。
(ポールタン、マレーシアン・リザーブ、11月12日)

MM2Hプログラム、TRXに初のワンストップセンターを開設

【クアラルンプール】 外国人の長期滞在を奨励するマレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)プログラム初のワンストップセンターが12日、クアラルンプール(KL)の国際金融地区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」の「ジ・エクスチェンジ106」内に開設された。

同センターは民間企業のSTFグループの子会社であるSTFレべニュー(MM2H) が運営。STFの国際業務担当ディレクター、ジョナサン・ロー・チューンワイ氏は、TRXにワンストップセンターを設立したのはMM2Hプログラム申請手続きを合理化し、参加者に快適で効率的な体験を提供するためと説明した。

開所式に合わせてSTFと不動産開発を手掛けるリバーツリー・グループの間で戦略的パートナーシップ契約が締結された。パートナーシップに基づき両社は国際的な投資家を地元の不動産に誘致し、ビザ取得支援と長期滞在支援を行う。

観光芸術文化省によると2025年7月現在、MM2Hプログラムへの新規申請を3,300件以上記録しており、推定3億リンギの外国資金の誘致と4億3,000万リンギを超える不動産投資が行われている。開設式典には観光芸術文化省のシャハルディン・アブ・ソホット事務次官が出席した。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、ザ・サン、ベルナマ通信、11月12日)