シンコーポレーション、マレーシアのカラオケ企業の買収完了

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 カラオケ事業のシン・コーポレーション(本社・東京都港区)は9日、マレーシアでカラオケ施設を運営するオットツリー・エンターテインメントの株式取得を完了したと発表した。

シン・コーポレーションは日本国内で「カラオケBanBan」を約400店舗展開。今回の株式取得については、親会社のGENDAが2月、同社のカラオケ事業初の海外進出として発表していた。オットツリーは、「大嘴叭(Loud Speaker)」としてジョホール州などマレーシア国内で10店舗以上を展開している。

同社は「日本で育まれたカラオケ文化を、より多くの国・地域の人々へ届ける大きな一歩」としている。

三井不動産、スバン空港に航空貨物物流複合施設を共同開発

【スバン】 三井不動産グループは、マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)と共同で新たな航空貨物物流複合施設を開発する。投資額は8,000万リンギで、三井不動産が70%、MAHBが残りの30%を出資する。2027年第3四半期の完成を予定しており、同年第4四半期の操業開始を目指す。

政府の包括的なセランゴール州スバン空港再生計画に沿ったもので、スバン空港にあるスバン・エアロテック・パーク内で、三井不動産(アジア)マレーシアとマレーシア・エアポーツ(スバン)の合弁会社であるMFMAインダストリアルが開発を手掛ける。

複合施設は1.78ヘクタールの敷地に建設される。延床面積約25万4,420平方フィート(約2万3,000平方メートル)を有し、複数のテナントの入居を想定し、多様な運用ニーズに対応できる設計となっている。

9日に開催された起工式に出席したアンソニー・ローク運輸相は、「今後、アジア太平洋地域のMRO市場は2030年までに600億米ドルを超える規模になると予測されており、大きな成長機会が見込まれる」とした上で、「拡大するこの市場で、より大きなシェアを獲得できるよう準備を整えなければならない」と述べた。
(ザ・スター電子版、マレー・メイル、ベルナマ通信、7月9日)

リバネス、ボルネオ海洋研究所と連携強化の意向表明書を締結

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 創業支援などを手がける「リバネス」(本社・東京都新宿区)は2日、マレーシア・サバ大学(UMS)のボルネオ海洋研究所と、海洋資源を持続的に活用しながら経済成長を目指す「ブルーエコノミー」の実現に向け連携を強化する意向表明書(LOI)を締結したと発表した。

LOIの締結は、6月4日にサバ州コタキナバルで開催された「サステナブル・アクアカルチャー・サミット2026」に合わせて行われた。サミットは、同社のマレーシア子会社リバネスマレーシアが主催する国際会議でブルーエコノミーをテーマに養殖業と海洋保全のあり方などを議論した。LOIを通じ、マレーシアや日本の研究者、スタートアップ企業による研究・開発や人材育成などに連携して取り組む。

またサミットには、陸上養殖システム開発のARK(本社・神奈川県平塚市)と、海洋環境の再現技術などを手がけるイノカ(本社・東京都文京区)も登壇。マレーシアでの共同研究などを強化していく方針を示した。

やる気カンパニーの海外1号焼き鳥店「よかよか堂」、KLに開業

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 やる気カンパニー(本社・東京都港区)は1日、「博多焼鳥よかよか堂」をクアラルンプール(KL)にグランドオープンした。

新店舗では、福岡・博多名物の鶏皮串などの焼き鳥をはじめ、水炊き、新潟県産コシヒカリを使った土鍋ごはんなどを提供する。和モダンを基調にした空間で58席を備える。営業時間は17―23時。

今回、同社として海外初店舗となる。マレーシアは日本食への関心が高いことから、昨年9月に現地法人「ヤルキ・マレーシア」を設立して準備を進めてきた。出店地はチョウキット地区の人気再開発エリア「ザ・ロウ」の一角で、隣接物件で2号店(焼肉業態)、さらに3号店(和食業態)の出店を計画している。

同社は2016年創業で、天ぷらや鉄板、おでんなどの業態ごとに複数のブランドを展開。今後、KLを拠点にさまざまな日本の食文化を届けていきたいとしている

スズキ初のEV「eビターラ」、マレーシアで発売

【クアラルンプール】 スズキ車の販売代理店、ナザ・イースタン・モータースは、電気自動車(EV)「eビターラ」を発売した。マレーシア市場におけるスズキ初のEVで、限定販売となる。

Bセグメント・コンパクトSUV「eビターラ」は、トヨタとの共同開発EVで、トヨタは「アーバンクルーザー」として4月からマレーシア市場に先行投入している。両車種の基本スペックはほぼ共通で、前輪駆動(FWD)仕様で、最高出力174PS、最大トルク193Nm、航続距離(WLTP)は426キロメートルとなる。

eビターラは六角形を強調したフロントデザインが特徴。ボディカラーは、セレスティアルブルーパールメタリック、ブルーイッシュブラックパールのほか、ブルーイッシュブラックパールとの組み合わせによる3種類のツートンカラーを加えた5色展開となる。

インドからの輸入完成車(CBU)。価格(保険料別)は18万8,000リンギで、「アーバンクルーザー」より1万リンギ安く設定されている。

eビターラは2024年11月に世界初公開されたスズキ初の量産EV。日本では今年1月から発売されている。
(ポールタン、6月26日)

NPOにいすゞの冷蔵トラック2台寄贈、日本の無償資金協力で

【クアラルンプール】 非営利組織(NPO)「ロスト・フード・プロジェクト」に、いすゞ自動車の大型冷蔵トラック2台が寄贈された。日本政府の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」(GGP)を通じたもので、23日に四方敬之 駐マレーシア日本大使が出席し寄贈式が行われた。

同団体は2015年の設立以来、余剰食品を生活困窮者らに提供するフードバンク事業を通じ、食品ロス削減を目指している。

寄贈されたトラック1台で3,000ー4,000キログラムの食料を運搬可能で、食料回収能力が10%以上向上。支援対象団体は合計115団体に拡大し、今後1年間で推定1万5,000人が食料支援を受けられるようになると見込まれる。

特に温度管理が重要な生鮮食品の長距離輸送が可能になったことから、団体の活動範囲をこれまでの首都圏クランバレーから拡大。ペラ州イポーに拠点を開設し、余剰農産物の主要供給地キャメロンハイランドへの進出を計画している。将来的には全国規模での事業展開を目指していく。
(ザ・サン、6月23日)

チョコザップ1号店「アップタウン店」が開業、2店舗目も今夏に

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 コンビニジム「chocoZAP(チョコザップ)」のマレーシア1号店となる「アップタウン店」が23日、セランゴール州ペタリンジャヤのダマンサラ・ウタマにオープンした。

チョコザップは、RIZAPグループ(本社・東京都新宿区)傘下の24時間営業の無人小型ジム。日本では2022年に営業を開始し、現在国内1,943店舗を展開し、黒字化を達成しているという。

また同社は、2023年に香港に進出するなど、アジア拡大戦略を推進。マレーシアは生活習慣病の増加が社会課題となる一方、中長期的な経済発展に伴うフィットネス需要の拡大が見込めることなどから進出を決めた。

マレーシアでは初心者にも馴染みやすい有酸素運動マシンを中心に導入。価格は、入会手数料80リンギ、月額プラン128リンギ、年額プラン1,176リンギに抑えた。さらに日本でも人気のセルフエステやマッサージチェア、ランドリーなどを含めたオールインクルーシブモデルとして展開していく。入会金と1カ月分の月額が無料になるキャンペーンを6月末まで実施する。

2店舗目についても今夏にオープンを予定。海外市場全体では2027年3月期までに最大150店舗の出店を目指していく。

 

大阪の人気店「人類みな麺類」1号店、27日にPJにプレ開業

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 大阪の人気ラーメン店「人類みな麺類」がマレーシアに初進出する。運営会社UNCHI(本社・大阪市淀川区)の19日の発表によると、6月27日にプレオープン、7月18日にグランドオープンを予定している。

「人類みな麺類マレーシア店」(JINRUI RAMEN MALAYSIA)が開業するのはセランゴール州ペタリンジャヤ(PJ)のネオ・ダマンサラ。同店はもともと豚肉の厚切りチャーシューなどで人気だが、マレーシアではチキンチャーシューを採用。また醤油スープに貝のうまみを加えた「Premium」(29リンギ)などの定番メニューに加え、マレーシア市場を意識しスパイスを効かせた「The Red」(同)も提供する。食材にもこだわり、日本から空輸した「赤かいわれ」「長葱」などが使われる。

2012年創業の同店は、2018年から海外にも進出。店舗ごとにコンセプトを変えたユニークなネーミングでも知られており、フランチャイズ店や派生ブランドなどを含めた展開規模は約150拠点に上る。

日本の伝統工芸品などを紹介するフェア、30日までKLで開催

【クアラルンプール=アジアインフォネット】 日本の伝統工芸品・文化体験フェア「The Art of Japan」が19―30日、クアラルンプール(KL)の商業施設「エクスチェンジTRX」内にある「西武百貨店」イベントホールで開催される。

フェアでは、京都・宇治の抹茶や、富山のガラス食器、高知の手造り鍛造包丁、40年の歴史を持つ宮城産スリッパなど、日本企業15社から厳選された50点以上の商品を展示・販売。イヤリング作り・浴衣・折り紙・カラーコーディネートの4種類の体験イベントもある。入場無料。

フェア開催にあたっては、日本企業の海外進出支援などを手がけるブリッジインターナショナルグループ(本社・東京都世田谷区)のマレーシア現地法人、ブリッジインターナショナルアジア(BIA)と、マレーシア企業の匠インターナショナルが提携。BIAはSNSを活用した広告展開によるフェアの認知度向上を図る。匠インターナショナルは、着物生地を使ったヒジャブのEC販売などを手がけており、フェアにも出店している。

両社は今後も連携を継続し、日本の優れた商品・ブランドの東南アジア市場への展開を支援していく。

任天堂ポップアップが9月にKL初出店、ポケモンイベントも

【クアラルンプール】 マレーシア初となる任天堂およびポケモンセンターのポップアップストアが9月12日から12月末まで、クアラルンプール(KL)で新たに開業予定の商業施設「オンバックKLCC」にオープンする。開業に合わせ、ポケモンゲーム発売30周年を記念した「ポケエキサイティング!」のイベントも行われる。

ポップアップストアでは、「ニンテンドー・スイッチ」のゲーム体験ゾーンのほか、ポケモンゲームやスーパーマリオブラザーズなどのキャラクターグッズも取り揃える。ペトロナス・ツインタワーとマリオが描かれたTシャツなど、マレーシア限定グッズも注目される。

また「ポケエキサイティング!」は、マレーシアを皮切りに9月から来年2月にかけてアジア5都市で展開される。KLCCパークでは9月12、13の両日、無料のドローンショーを開催する。また都市ごとに異なるカラーのコスチュームを身にまとった特別なピカチュウも登場。KLではターコイズブルーのコスチュームのピカチュウによるステージショーも予定されている。

さらに11月21、22日にはポケモンカードゲームの公式大会や、ファンラン「ポケモンラン30」なども行われる。

KLCCパークに隣接する「オンバックKLCC」は、楕円のドーナツ形の斬新なデザインが特徴。開業日の正式な発表はまだだが、8月28日が有力視されている。施設内全体も10月1日から12月31日までポケモンをテーマにした4種類の装飾が順次展開されるという。

ポケモン執行役員の福永晋氏は記者会見で「ポケモンセンターを常設する可能性は現地の反応次第」と述べた。
(ザ・スター、マレー・メイル、6月16日、発表資料)