高速バスのウィラー、ナディコープとMaaS合弁を設立

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 高速バス・夜行バスのウィラー(本社・大阪府大阪市)は1日、コングロマリットのナディコープ・ホールディングスとの間で、MaaSプラットフォームを提供する合弁会社(JV)を設立したと発表した。

JV名は「ナディ・ウィラー」。1月18日に設立し、2月1日に事業を開始した。ウィラーが有するテクノロジーやデジタルマーケティングを活用した移動ソリューション、ナディコープが有する運輸事業におけるネットワークやマレーシアにおける事業拡大経験という両社の強みを活かし、MaaSプラットフォームを開発・提供する。

具体的には、▽安全・安心かつ気軽に利用できる新たなワンマイル公共交通サービス▽新たなモビリティサービスと既存の公共交通サービスのシームレスな連携▽環境に優しいモビリティサービス▽コスト効率に優れたソリューションーーに取り組む。MaaSプラットフォームの提供を通じて、マレーシアの公共交通を「すべての人が自由に移動できる、利便性の高いモビリティサービス」に進化させ、新しい価値観の創造や持続可能な社会の構築を目指す。

バティックエア、中部ー高雄ーKL線を2月7日就航

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 バティック・エア(旧称・マリンド・エア)は、クアラルンプール(KL)ー台湾・高雄ー中部国際空港線を2月7日に就航する。

スケジュールは、水・金・日の週3回往復で、「OD890」はKL発が2時55分、高雄着が7時25分。高雄発が9時25分、中部国際空港着が13時30分。「OD891」は中部国際空港発が14時30分、高雄着が17時20分。高雄発が18時20分、KL着が22時45分となる。機材はボーイング「737-8」型機を使用する。

バティック・エアは現在、台北・桃園経由でKLと中部国際空港線を火・木・土の週3回往復しており、今回の高雄経由追加はこれを補完することになる。バティック・エアは現在、日本線では中部国際空港のほか、成田、大阪、札幌、那覇にも乗り入れている。

JFEエンジ、2社と太陽光電力需給契約を締結

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 JFEエンジニアリング(本社・東京都千代田区)のマレーシア現地法人JFEエンジニアリング (M) (JFEM)は1月31日、日本化薬の現地法人カヤクセイフティシステムズマレーシア(KMY)およびブリキメーカーのペルサハアン・サドル・ティマ・マレーシア(ペルスティマ) との間で、新たに太陽光電力需給契約(PPA)を締結したと発表した。

KMY向けに 1,213キロワットピーク(kWp)、ペルスティマ向けに 742kWpの合計約2MWの太陽光発電設備を設置する。これによりJFEMの太陽光設備総容量は3.6MW まで拡大する。

太陽光発電設備は、KMYのネグリ・センビラン州センダヤン本社工場とペルスティマのジョホール州本社工場に設置され、10月に稼働を開始する予定。

KMY向けPPAは、JFEMがこれまでに手がけた中で最大の太陽光PPAプロジェクトとなり、KMYの既存建屋と現在建設中の新建屋にまたがる広範囲な設置が予定されている。また、ペルスティマ向けPPAでは、同社の既設コージェネレーション(熱電併給)システムと太陽光発電設備が統合され、持続可能なエネルギーソリューションの環境が整えられることになる。

両プロジェクトから見込まれる年間太陽光発電量は 2,454メガワット時(MWh)で、これにより年間1,860トンの二酸化炭素排出が削減できる。本件はJFEMの脱炭素化ならびに持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みの一環であり、JFEMは今後もマレーシアにおける環境への取組みや広範なSDGsをサポートするビジネス活動を拡大していく方針だ。

マツダ、クロスオーバーSUV「CX-5」の2024年版を投入

【クアラルンプール】 マツダ車販売のベルマツ・オートは、クロスオーバーSUV「CX-5」の2024年モデルの発売を開始した。

今回はマイナーチェンジとなり、フロントマスクがより立体的となったほか、グリルとフロントバンパーが変更され、中央のエアインテークが小型化された。5種のバリアントを用意する。保険なし価格は、2.0Lガソリンエンジンを搭載した「2.0G 2WDミッド」が14万4,469.2リンギ、「2.0G 2WDハイ」が16万1,169.2リンギ。

2.5Lガソリンエンジンを搭載した「2.5G 2WDハイ」が17万4,960.4リンギ。ターボチャージャー付きディーゼル車の「2.2D 2WDハイ」が18万322.8リンギ、ターボチャージャー付きガソリン車の「2.5G AWDハイ」が18万8,760.4リンギ。

ボディカラーは全7色で、5年間(10万キロメートルまで)のメーカー保証および無料定期メンテナンスが付属する。
(ポールタン、1月29日)

愛知のブランド牛「下村牛」のプロモ、KLで開催

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 黒毛和牛の繁殖から肥育、流通まで一手に行っている下村畜産食肉(本社・愛知県大府市)は1月31日、マレーシアの飲食店グループのキュイジーン・デライトと提携し、下村牧場で生産する「下村牛」のプロモーションをクアラルンプール(KL)市内で行った。

「下村牛」は愛知県内外の下村グループ牧場10カ所で繁殖から肥育までを一貫して行っているブランド牛で、成長期に合わせた独自配合の飼料、血統の管理、科学的根拠に基づく母牛管理など、独自の技術で育てている。通常の和牛と比べてうまみ成分であるグルタミン酸の量が30倍もあること、オレイン酸が多いため脂が人肌で溶けるほどの口溶けが特徴となっている。

今回のプロモーションは、「下村牛」の初の海外輸出先であるキュイジーン・デライト傘下の和牛をテーマとした高級レストラン「天牛おまかせ」で行われ、下村畜産の下村知士社長が自ら、「下村牛」の特徴を説明しながら牛肉の捌き方や部位の特徴を説明。部位ごとに適した調理法と食べ方を参加者に紹介しながら試食を提供した。

下村グループの飼育頭数は4,050頭で、年間出荷頭数は2,000頭。今後はマレーシア以外にも販路を拡大したい考え。一方、キュイジーン・デライトは、「下村牛」を活用し、「天牛おまかせ」と和牛焼肉の「天真」の2ブランドの出店を加速させたい考えだ。

畜産物輸出促進協会が和牛セミナー開催、110人余りが参加

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本畜産物輸出促進協会(J-LEC)は30日、マレーシアの飲食店、輸入・卸売・小売業者などを対象に、クアラルンプール(KL)市内のホテルで日本産和牛に関するセミナーを開催した。

同協会がマレーシアで和牛セミナーを開催するのは、前身の日本畜産物輸出促進協議会時代の2018年3月に続いて2度目。マレーシアの日本産和牛輸入業者、小売業者、日本産和牛を使った料理を出している高級レストラン・シェフなど110人余りが参加した。

冒頭で中央畜産会の迫田潔 常務理事が、脂肪の口溶けの良さ、「和牛香」と呼ばれる独特の香りなど日本産和牛の特徴について説明。また血統証明や厳格な格付システム、QRコードを使った和牛のトレーサビリティシステムなど日本産和牛のブランド維持のための仕組みについて解説した。

続くカッティング講習では、今回はヒレやロースといった馴染みのある部位以外の理解促進を狙って、海外ではまだあまり認識されていないもも肉に焦点を当て、食肉商社スターゼンの萩原徹久講師が、「芯玉(シンタマ)」と呼ばれる内モモと外モモの間にある希少部位のカッティング方法を披露。シンタマから切り分けた▽トモサンカク▽カメノコ▽マルカワ▽シンシン――の4つの部位について、適した調理法も含めて解説し、参加者に試食が提供された。

最後に、今回のイベントに合わせて来馬した日本側の生産者や流通業者と参加者の交流会が行われた。

 

 

ドンキホーテ、4号店をミッドバレーメガモールに開設

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は29日、現地法人のパン・パシフィック・リテールマネジメント(マレーシア)が、31日にマレーシア4号店となる「JONETZ by DON DON DONKI ミッドバレーメガモール」をオープンすると発表した。

クアラルンプール(KL)の大型ショッピングモール「ミッドバレーメガモール」のLG階で食品、生鮮食品、総菜、雑貨などを販売する。店舗面積は1,240平方メートル。

ドンキの人気キャラクター「ドンペン」の専用コーナーやシンガポールなどの店舗で人気の「柴犬」の商品も販売する。人気のコスメ商品を中心に、国内店舗最大の品揃えになる「コスメドンキ」を展開し、メンズコスメ商品も用意する。食品では、和牛串専門エリア「肉善し」で日本から仕入れた黒毛和牛を使った和牛串を提供し、日本製菓子や青果等も取り揃える。

「JONETZ by DON DON DONKI」は2021年3月から首都圏のショッピングモールで展開しており、KLのロット10、セランゴール州のサンウェイ・ピラミッド、プトラジャヤのIOIシティモールに店舗を構えている。2021年12月に開店したKLのトロピカナガーデンズモール内店舗は2023年5月に閉店した。

センサーのCAST、サイバージャヤに海外拠点を開設

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 センサーおよび周辺機器・ソフトウェアの研究開発、製造、販売に携わるCAST(本社・熊本県熊本市)は30日、セランゴール州サイバージャヤに16日付けで海外拠点を開設したと発表した。

ベンチャー企業のためのインキュベーション施設「センターオブガレージ・マレーシア(COGMY)」に入居し、海外進出の足掛かりとする。具体的には、マレーシアのプラントなどでCASTの「配管減肉モニタリングシステム」の実証導入案件の獲得や現地パートナー企業の獲得などによる販路拡大を目指す。

CASTは2019年9月に創業し、独自の耐熱・フレキシブル・薄型の特徴を有する「配管減肉モニタリングシステム」を開発・販売してきた。同システムは高温環境でも壊れず、工場配管やタンク等の厚み変化をモニタリングし、腐食などによる配管・タンクの減肉を検知するもの。検知したデータはネットワーク上に格納され、いつでも・どこでも・誰でも確認できるのが特徴で、常時かつ遠隔でモニタリングでき、危険な工場内での検査の負担軽減及び事故防止や設備寿命伸長の実現を可能にするという。

不二製油、ジョホールプランテーションズと合弁会社を設立

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 不二製油グループ本社(本社・大阪市北区)は25日、シンガポール子会社フジオイル・アジア(FOA)がパーム油のジョホール・プランテーションズ・グループ(JPG)との間で合弁会社(JV)を設立すると発表した。

持続可能なパーム油を原料とした高付加価値のパーム油製品を製造・販売する。JV名は「JPGフジ」。FOAはJV株式の49%を取得し、2026年4月からの事業開始を目指す。

パーム油は不二製油グループの事業における基幹原料のひとつであり、同社は社会的責任としてその持続可能な調達を目指している。また、トレーサブル(生産者から消費者に届くまでの生産、加工、流通経路が追跡可能であること)で持続可能なパーム油の需要は昨今欧州市場を中心に拡大しており、日本市場においても徐々に関心が高まっていることから今後の需要増加が予想される。今回設立する合弁会社では、JPG が保有する管理された農園から、高品質かつトレーサブルで持続可能な原料パーム油を確保し、高付加価値のパーム油製品を製造・販売することを目指す。農園内に新たにバイオマスと排水からのエネルギーを利用した分別・精製工場を設立する。

JPGはブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)メイン市場への上場を計画しており、今月目論見書を提出している。

ユニクロ、国内最大店舗を「エクスチェンジTRX」に開設

【クアラルンプール】 カジュアル衣料のユニクロ(マレーシア)は、国内最大規模となる3万8,719平方フィートの店舗をクアラルンプール(KL)の国際金融地区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」のショッピングモール「エクスチェンジTRX」にオープンした。

メンズ、ウィメンズ、キッズのユニクロ最新コレクションを3フロアにわたり展開する。ディズニーやアニメのキャラクター、アートや音楽、写真、デザインなどをモチーフにしたTシャツ「UT」の専用スペースや、スマホで簡単にオリジナルデザインのTシャツやトートバッグを作ることができる「UTme!」コーナーを設ける。カフェコーナー「ユニクロコーヒー」や衣服を補修する「RE.UNIQLOスタジオ」も併設する。営業時間は午前10時ー午後10時。
(ロフィシェル・マレーシア、1月20日)