オンライン入国許可申請システム、外国人駐在員向けに

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア出入国管理局外国人居留民サービス部(ESD)は10日、外国人駐在員などを対象としたオンライン申請システム「MYEntry」(https://myentry.myxpats.com.my)を導入したと発表した。

 MYEntryは、海外のマレーシア大使館を含む政府関係機関が入国申請をリアルタイムで受理、処理、監視、追跡できるようにするオンラインプラットフォーム。家族や家政婦の申請も行なうことができるほか、申請案件の処理状況もリアルタイムでチェックすることが出来る。
8月17日に完全実施する予定だが、それまでに従来方式でESDに対して電子メールを通じて申請を出しているものの14営業日を過ぎても回答がない場合には「MYEntry」を通じて再申請するよう求めている。問い合わせ先は電話(03-8880-1449)もしくは電子メール(taskforce_esd @imi.gov.my)で受け付けている。

公共交通機関より自動車での移動を好む傾向=調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 自動車産業ポータル「ワップカー」が実施した調査によると、90%のマレーシア人が新型コロナウイルス「Covid-19」への感染を恐れ「公共交通機関を利用するより自分で運転して移動したい」と考えていることが分かった。
57.9%は「公共交通機関は利用しない」と答え、32.7%は「公共交通機関を利用するが、感染に懸念がある」と答えた。
自動車購入に関しては、55.4%が「6カ月内の自動車の購入を計画していたが、再検討する」と答えた。自動車を購入するにあたって重視することとしては、83%が「価格と割引」と回答。47%が「次に購入する自動車の予算は10万リンギ以下」と答えた。また70%が「経済情勢を懸念しており、車購入の決定に影響している」と回答。50%が「高額な買い物をするよりも緊急時のために貯蓄しておきたい」と答えた。
同調査は自動車の購入を検討している人を対象に、車の購入に関する懸念を調べるために7月に実施された。318人が回答した。

エアアジアX、Q2のマレーシア線旅客は2291人

【クアラルンプール】 長距離格安航空エアアジアXは、今年第2四半期のマレーシア線の旅客数が2,291人にとどまったと発表した。昨年同期は146万人だった。
新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大防止対策として導入された国境封鎖が影響。運航は本国に戻るための旅客輸送や航空貨物輸送など最小限となり、その後全面的な運航停止となった。
便数はわずか16便に激減(前年同期は4,824便)、大幅な減便により総座席数は180万席から6,032席に減少した。前年同期に80%だった旅客ロードファクター(PLF)は38%にとどまった。タイ事業における旅客数は309人で、PLFは82%だった。
第2四半期末時点での保有機数はエアバスA330型機40機で、マレーシアが24機、タイが14機、インドネシアが2機で、変動はなかった。
(南洋商報、8月11日、エッジ、8月10日)

「キンプトンホテル」がマレーシア初上陸、2023年開業

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)は10日、ラグジュアリー・ブティックホテル「キンプトン・ホテルズ&レストランズ」がマレーシアに初上陸すると発表した。開業は2023年を予定している。
ホテルの建設地は、クアラルンプール(KL)の国際金融地区「トゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)」に建設中の複合開発「ザ・エクスチェンジTRX」内。部屋数は471室で、屋上バー、レストラン、カフェの3つの飲食店を展開し、屋外プールやジム、会議スペースやイベントスペースも設ける。
IHGは同日、「キンプトンKL」の開業に際して、LQリテールと経営協定を締結したと明らかにした。LQリテールは、豪州の証券取引所に上場している国際的な不動産およびインフラストラクチャグループのレンドリースと、TRXのマスター開発者であるTRXシティの合弁企業(JV)。
IHGのラジット・スクマラン社長(東南アジアおよび韓国担当)は声明の中で、新型コロナウイルス「Covid-19」の大流行による移動制限や国境閉鎖により困難な状況下にあるが、旅行ビジネスはすぐに回復すると信じていると言明。運営に関してゲストやスタッフの安全確保に焦点を当てていると述べた。
「キンプトン・ホテルズ&レストランズ」は、米国、カナダ、ヨーロッパ、カリブ海、中国などの都市部やリゾート地に70件以上のホテルと85件以上のレストラン、バー、ラウンジを展開している。

新型コロナ感染者は新たに9、うち4人が国内感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は11日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から9人増えて9,103人になったと発表した。

新規感染者のうち5人がインド、パキスタン、シンガポール、ニュージーランドからの帰国者。残り4人はクアラルンプール(KL)とサバ州で感染した。新たに6人が退院し治癒者数は8,809人に増加した。死者数は12日連続ゼロで、125人を維持した。

国内における新型コロナの検査件数について保健省のノール・ヒシャム事務次官は、韓国と同等であり、現在の検査能力は適切であると主張した。オックスフォード大学のレポートに基くと、マレーシアの検査件数は1,000人当たり31.29件、陽性率が0.9%に止まるとした上で、韓国(検査件数は同31.1件、陽性率が0.9%)とほぼ同一であると説明。隣国のタイでは、検査件数が同5.49件に対し陽性率は0.9%だと述べた。世界保健機関(WHO)によると陽性率が10ー15%を超える場合、多くの感染者が検査を受けていない可能性があるという。

■ペラ州のクラウクラスタ、2歳の子供が感染■

ノール事務次官によるとペラ州のクラウ・クラスタ内で、2歳の男の子の感染が確認された。クラスタ1人目の感染者であるフルキンタ出身の医療従事者(32歳、9,050人目の感染者)の甥で、発熱や風邪などの症状を示しているという。

同クラスタは7月30日のハリラヤ・ アイディルアドハ(ハリラヤ・コルバン、犠牲祭)において発生したと推測されており、感染者数は1人目の感染者の義兄(48歳)、主婦(27歳)、男子学生(20歳)の合わせて5人となった。検査を受けた接触者は125人に上り、うち112人が陰性、8人は検査結果待ちだという。

半島南部の鉄道電化複線化、2021年半ばまでに完成

【クアラルンプール】 マレーシア国鉄(マレー鉄道、KTMB)半島西海岸線ゲマスージョホールバル(JB)間電化複線化プロジェクトについて、ウィー・カション運輸相は、11日の下院議会質疑で2021年半ばまでに完成すると言明した。
同路線の電化複線化は2019年末までの完成を予定していたが、2014年に起きた鉄砲水で線路、橋、駅舎が被害を受け工事もストップ。その後工事は再開されたが、天候不順や新型コロナウイルス「Covid-19」流行に伴う行動制限令(MCO)発令、請負業者の問題により大幅に遅延し、ムスタパ・モハメド首相府相(経済問題担当)は今年6月に完成が2022年10月になると述べていた。
ウィー氏は一部の請負業者が1日4時間しか作業を行なわず、一部の区間で25%の工事の遅れが発生したと指摘。納期を守れなかった業者を召還すると述べた。
先ごろ高速電車運行サービス(ETS)を試乗したウィー氏は、現在パダンベサル—ゲマス間での運行をジョホール州南部まで延長する方針を明らかにしている。
(フリー・マレーシア・トゥデー、8月11日)

デジタルQOL指数、マレーシアは41位=調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 英領ヴァージン諸島を拠点にプライバシー保護ソフトウェアを手掛けるサーフシャークが「2020年デジタル・クオリティオブライフ(QOL)指数」を発表した。マレーシアは85カ国中41位だった。
同調査は▽インターネットの価格▽インターネットの品質▽eインフラストラクチャ▽電子セキュリティ▽電子政府ーーの5部門を評価しランク付けしたもの。今年の調査では新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大による影響も考慮した。
総合トップはデンマーク。2ー5位は▽スウェーデン▽カナダ▽フランス▽ノルウェーーーが続いた。日本は9位だった。東南アジアからはシンガポールが12位、ベトナムが54位、タイが63位、フィリピンが66位、インドネシアが71位にランクインした。
部門別で見るとマレーシアは、電子政府部門の評価が最も高く21位となった。電子政府部門の1位は隣国のシンガポールだった。マレーシアは電子政府の他、インターネット品質で26位、電子セキュリティは41位、eインフラストラクチャは48位だった。最も順位が低かったのはインターネット価格で、58位となった。またモバイル接続については、低速で不安定と評価した。

イオンリテイル、ネットスーパーの試験運用へ

【クアラルンプール】 イオン・リテイル・マレーシアは、ネットスーパーの試験運用を8月中に開始する。正式スタートは、年末もしくは来年初頭を予定している。
シャフィ・シャムスディン最高経営責任者(CEO)は、8月31日のムルデカ・デーに先駆けて、28日のスタートを予定していると言明。マレーシアが独立してから63周年を迎えることを記念して、63時間の試用運用を行うと明らかにした。9月29日にも試験運用を予定しており、正式スタートを目指して準備を行うと言明。現在は生鮮品と食料品のみを取り扱う「フレッシュ・マイイオン」を運営しているが、それ以外の商品も提供するフルサービスを提供できるようになるとした。
マレーシア・イオン基金は、宅配運転手「イオンライダー」の育成に向けて、300台の二輪車を寄付した。運転手はイオンとの間で雇用契約を結び、商品の宅配を行う。まずは首都圏クランバレー、ペナン、ペラ州で行い将来的にはサバ州でも実施する。1年後に成績が良い運転手には二輪車の所有権を与える他、正社員として雇用される機会が与えられるという。
(マレーシアン・リザーブ、8月7日)

グアンエン氏を追起訴、ペナントンネル事件に絡む職権濫用で

【セベランプライ=マレーシアBIZナビ】 野党第一党・民主行動党(DAP)のリム・グアンエン書記長(前財務相)が10日、ペナン・トンネル建設事業(総事業費63億リンギ)に絡む職権乱用の罪でバタワース地方裁判所に追起訴された。

7日の330万リンギの収賄罪によるクアラルンプール(KL)での起訴に続くもので、マレーシア汚職摘発委員会(MACC)は、リム氏がペナン州首相だった2011年1月から2017年8月にかけ州首相の立場を利用して業者に金を要求したと主張している。

リム氏側は記者会見を開き罪状を完全に否認した上で、業者に対して330万リンギを要求したとのMACCの主張について、受け取った金の行方についての説明もなく、職権濫用があったとされる日時などについても明確になっていないと主張。根拠のない政治的動機に基づく訴追だと非難した。

MACCによると、リム氏のペナン州首相時代に始まった同事業における業者選定に関して便宜を図った見返りとして、コンソーシアム・ゼニスの取締役に対して利益の10%を要求したとされる。リム氏の妻であるベティ・チュー氏も共犯として逮捕されており、DAPは政治的な訴追だとして強く批判している。

新型コロナ感染者は新たに11人、うち6人が国内感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は10日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から11人増えて9,094人になったと発表した。

新規感染者のうち5人が海外で感染し帰国したマレーシア人。残り6人は国内で感染したマレーシア人(5人)と外国人(1人)だった。新たに19人が退院し回復者数は8,803人に増加した。死者数は11日連続ゼロで、125人を維持した。

保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、ペラ州とプトラジャヤで新たなクラスタが発生している。

ペラ州クラウ・クラスタの感染者は、7日に確認された9,050人目の感染者および接触のあった義理の兄弟の2人。保健省は接触を確認した115人の検査を実施した。同感染者の家族5人を含む106人は陰性で、9人が結果待ちだという。

プトラジャヤのメランティ・クラスタは、8日に陽性と診断された医療従事者(9,083人目の感染者)が関連しており、感染源は同感染者の患者(8,968人目の感染者)と見られている。これまで15人が検査を受けた。

なお感染が拡大しているケダ州のシバガンガイ・クラスタ(インドのシバガンガイからの帰国者が関連)については9日正午の時点で、検査件数が4,636件、感染者数は45人(ケダに31人、ペルリスに11人、ペナンに3人)に上った。

■ペルリス、一部地域対象の強化行動制限令(TEMCO)発令■

ペルリス州政府は8日、一部エリアを対象とした事実上のロックダウン(封鎖)である一部地域対象の強化行動制限令 (TEMCO)を発令した。対象エリアはクアラサンランとタナ・ティンブルの2村で、施行期間は同日22時から9月4日までの28日間。

同エリアの住人はスクリーニング検査を受診後、自宅隔離下に置かれる。日用品などの買い出しは世帯主のみ可能で、復興のための行動制限令(RMCO)に基づいた標準運用手順(SOP)が適用される。外部の者は立ち入りは、必須サービスの従事者以外禁止となる。

TEMCOの実施について州政府は、保健省の助言を得た上で州内における入院中の感染者数を考慮し発令したと説明した。