【クアラルンプール】配車サービスのグラブは進出している東南アジア各国で、新型コロナウイルスのワクチン接種を促進する活動を始めると発表した。配車サービスの運転手、デリバリー要員に対する全員接種を図り、サービス利用者にもアプリ上の情報提供を通じ接種を促す。
4日の声明でグラブは「ワクチンに関する誤った情報と戦い、ワクチンへの一般市民の信頼を高めるため、グラブは各国政府、保健当局と協力し、ワクチンに関する正確な情報や公衆衛生情報をアプリ上に掲示する」とした。
グラブの全従業員および運転手、デリバリー要員が22年末までに全員接種するよう図る。またワクチンの輸送で各国政府に協力する意向だという。
(ベルナマ通信、2月5日)