【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種プログラム調整大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は18日、中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)製ワクチン接種を受けた。シノバック製ワクチン接種の国内第一号となった。

地元のネグリ・センビラン州レンバウ病院で接種を受けたカイリー大臣は流暢な中国語で「ワクチンは安全だ。一緒に新型コロナを打ち倒そう」と呼び掛けた。カイリー氏に続いて、最前線で働く医療関係者や消防署職員ら10人あまりが接種を受けた。薬物管理局(DCA)は3月2日、シノバックと英アストラゼネカのワクチンに対する条件付き登録を承認していた。

一方、すでに接種が始まっている米ファイザー製ワクチンについては、12日前に接種を受けたケダ州スンガイ・プタニ在住の45歳の女性看護師が心臓発作のために17日未明に死亡した。女性は高血圧の病歴があり、接種の翌々日に全身疲労や痛みなどの体調不良を訴えていた。

これについてカイリー大臣は、現時点でワクチンと死亡の因果関係はまだ分かっていないとし、保健省による調査結果を待つ必要があると述べた。