【クアラルンプール】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ副首相(兼国防相)は19日、国家復興計画(NRP)第1及び第2フェーズにおける標準的運用手順(SOP)を一部緩和すると発表した。新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種が順調に進んでいることを受けた措置。
第1フェーズでは新たに、▽公共機関の出勤比率を20%から40%に引き上げ▽会計事務所、鉱山・採石も60%を上限に許可▽港湾・物流の24時間稼動▽一般の市場の営業時間を午後4時まで延長▽生鮮朝市については午後2時まで延長▽サイクリング・個人スポーツについて近隣エリアで2—3メートルの社会的距離をとることを条件に許可——が盛り込まれた。
第2フェーズについては、新たに▽SOP遵守を条件にした屋外撮影活動の許可▽給油所のなどの専門店の営業時間を午後10時まで延長——が盛り込まれた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、エッジ、7月19日)