【ペタリンジャヤ】 大手決済サービスのGHLシステムズは中国のアントグループと提携した。アントグループが提供するアリペイプラスを導入し、マレーシアを訪れる外国人が自国のイーウォレットで支払いができるようにする。

アリペイプラスは国境を越えた取引に対応するクロスボーダー電子決済ソリューションで、アリペイの決済プラットフォームを通じてアリペイだけでなく、アリペイと提携する決済事業者の決済サービスも利用できる。

GHLのケビン・リー最高経営責任者は声明で「商業者、特に中小規模の商店の販売増を支援する提携だ」とした。

アントグループのチェリー・ホアン商店提携部門幹部は「現地の商業者が決済機能をデジタル化するのを支援するのがわが社の仕事」と述べた。感染症の世界的流行でデジタル決済を利用する消費者が、特に東南アジアで増加しているという。
既に4万余りの商店がアリペイプラス加盟店になった。
(ザ・サン、11月8日)