【クアラルンプール】 体験型スポーツテーマパーク「エスケープ」を運営するシム・レジャー・グループは、オマーン、カタール、サウジアラビア、中国でプロジェクトを推進しており、スリランカ進出に関しても契約を締結したと明らかにした。

エスケープは、「子供時代の再発見」というコンセプトの下、昔の遊びを再導入し、自然環境の中で乗り物やゲームを楽しめる施設。国内ではペナン州とセランゴール州ペタリンジャヤに施設を構え、ペナンでは先ごろ、マレーシア初となるスキー・スロープや死海プールを開設した。ペラ州イポーとパハン州の高原リゾート、キャメロン・ハイランドでも、新施設をオープンする予定だ。

シム・チューケン創業者兼会長は、ペナンで創業してから10年経つが、現在の成功は、チームの創意工夫と努力の結果であり、この成功に甘んじることなく今後も時代とともに進化し、来場者に新しい体験を提供し続けていくと述べた。

新アトラクション発表会に参加したペナン州のチョウ・コンヨウ首相は、過去10年間のエスケープ・ペナンの成長がペナンを世界クラスの観光地にする一助となったとし、新アトラクションの追加により、今後もペナンの観光産業の発展への寄与が期待できると述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、11月7日)