【クアラルンプール】 アハマド・ザヒド副首相は、今年1月1日から3月25日までのデング熱感染者数が前年同期比3.2倍の2万6,222人、死亡者数も4.3倍の17人となっていると明らかにした。

州・地域別の感染者はセランゴール州が1万3,510人で最も多く、それ以下は▽サバ州(2,685人)▽クアラルンプール・プトラジャヤ(2,430人)▽ペナン州(2,113人)▽ジョホール州(1,758人)ーーとなっている。

デング熱感染者の急増を受けて対策を講じるために内閣委員会会合が28日に開催された。会合後の会見でザヒド副首相は、政府はホットスポット(感染多発地点)に非政府組織(NGO)やボランティア医師を派遣するなどの対策を実施していると言明。感染者ゼロを目指して、蚊を呼び寄せて駆除ができる「バイオジェル」の使用など、新たな対策の検討も行っていると明らかにした。また会合では、州レベルの対策委員会の設立についても同意したとし、感染者をゼロにすることができると確信していると述べた。

政府はデング熱対策および感染者支援に2億4,000万リンギを割り当てているが、追加の割り当ては行わない方針だ。
(ザ・スター、ザ・サン、3月29日)