【クアラルンプール】 観光列車サービスのイースタン・アンド・オリエンタル・エクスプレス (E&O) は4年間の運休を経て、2024年にシンガポールーマレーシア間の豪華列車の運行を再開する。

シンガポールのウッドランズ駅を出発し、ペナン、ランカウイ、タマンネガラ国立公園などを巡った後、再びシンガポールに戻る。 11月ー2月に「エッセンス・オブ・マレーシア」、3月ー10月に「ワイルド・マレーシア」という3泊4日の2コースを提供し、料金は1人あたり3,410米ドル(食事やエンターテインメント、アクティビティなどを含む)からとなる。

同列車はパンデミックの影響で2020年に運行を停止していたが、マレーシア国鉄(KTMB)が今年2月、運行再開に向け、E&O運営会社である英ベルモンドと協力契約を締結していた。

業界関係者によると、ベルモンドは、パンデミック後に飛行機に代わる環境に優しい交通手段への需要が高まっていることから、利用客数増加について楽観視している。シンガポールーマレーシア間の運行を開始した後、タイのバンコクにも路線を拡大する計画で、KTMBは、鉄道産業強化や国内観光の復活に向け、より多くの路線の運行を目指しベルモンドと協議を継続しているという。

KTMBは1991年からE&Oと提携。E&Oの豪華列車は1993年に運行を開始し、シンガポールからバンコクまで乗客を運んでいた。再開後にはスタイルが一新され、寝台車8両、食堂車2両、ピアノバー、オープンエアの展望車が連結される。客室は3つのタイプから選ぶことができ、すべて専用バスルームが付属する。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、9月1日、ベルモンド発表資料)