【クアラルンプール】 電気自動車(EV)メーカーの米テスラは、クアラルンプール郊外のショッピングモール「パビリオン・ブキジャリル」の地下駐車場にテスラ車向け充電設備を設置したと発表した。マレーシア国内では6カ所目となる。

設置したのは、有料の急速充電器「スーパーチャージャー」6基、テスラ車所有者が無料で利用できる「デスティネーション・チャージング・ステーション」2基。 「スーパーチャージャー」の最大出力は250キロワット(kW)でテスラの小型EVセダン「モデル3」なら15分で航続距離282キロメートル(km)まで充電できる。今回の設置により、国内の「スーパーチャージャー」数は合計30基、「デスティネーション・チャージング・ステーション」数は25基となった。

テスラ地域ディレクターのイザベル・ファン氏が昨年10月、国内12カ所に急速充電設備を設置する予定だと述べていた。
(ポールタン、2月14日)