On 2025年7月7日2025年7月4日 by asiainfo Posted in 安全情報 【クアラルンプール】 配車サービスのグラブ・マレーシアは、中国の新興電気自動車メーカー、合衆新能源汽車が展開するブランドNETA(哪吒汽車)を使用禁止リストに加えた。グラブに参加するパートナードライバーはNETAを使った輸送サービスができなくなる。 グラブによると、NETAはASEAN(東南アジア諸国連合)自動車安全性評価(NCAP)の衝突試験で獲得した星がゼロだった。マレーシア陸上公共交通庁の指針では、以前は少なくとも星3つの獲得を義務付けていたが、現在は星を要件に含めていない。しかしドライバーおよび客の安全を考慮し、星3つを社内基準として守ることを決めたという。 道路交通局に登録された台数は、NETAのV型が298台、X型が59台。価格はVが10万リンギで、23年にマレーシアで発売が開始された。Xは約12万リンギ。 (ソヤシンチャウ、マレー・メール、7月3日)