エアアジアX、来年3月にカザフスタンに直行便を就航

【クアラルンプール】 中・長距離格安航空のエアアジアXは、2024年3月14日にクアラルンプール(KL)とカザフスタン・アルマトイを結ぶ直行便の運航を開始すると発表した。同国に乗り入れるのはマレーシアの航空会社では初めて。

火・木・土・日曜の週4便の運航で、機材はエアバス「A330」型機を使用。スケジュールは、クアラルンプール新国際空港(KLIA)12時50分発のD7600便はアルマトイ着が18時45分、アルマトイ20時5分発のD7601便はKLIA着が翌日の6時5分となっている。

就航記念として今年11月30日まで発売するプロモーション運賃は、エコノミーで片道1,499リンギから、プレミアム・フラットベッドで片道3,399リンギから。旅行期間は2024年3月14日から10月26日までとなっている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、エアライン・レーティングス、トラベルニュース・アジア、11月24日)

フェラーリ、マレーシア初のショールームを開設

【クアラルンプール】 フェラーリ車の新輸入販売代理店イタル・オート・マレーシアは、マレーシア初となるフェラーリ車ショールームをオープンした。

ショールームは、クアラルンプール(KL)中心部の高層ビル「フォーシーズンズ・プレイス・クアラルンプール」の商業施設「ショップス」に位置し、面積は3,826平方フィート。2台までの展示が可能で、ライブラリーやブランド体験ビデオウォールが設置されたラウンジやオプションの色、装備、素材を展示するアトリエなども併設されている。営業時間は、平日は午前10時から午後7時まで、土・日曜は午前10時から午後4時まで。

本施設は、イタル・オートが先にシャアラムのグレンマリーにオープンした専用サービスセンターを補完するもの。サービスセンターでは、純正スペアパーツとフェラーリ診断機器が完備され、10年以上の経験を持つ認定技術者が常駐している。

イタル・オートは、3S(販売、サービス、部品交換)センターの設立計画も明らかにしているが、新施設が完成するのは、早くても2025年頃になる見込み。それまでは、本ショールームとグレンマリーのサービスセンターが、国内販売・サービス拠点として機能することになる。
(マレーシアン・リザーブ、11月23日、ポールタン、11月22日)

グラブが料金交渉制を試験導入、アプリでドライバーを指名

【ペタリンジャヤ】 配車サービスのグラブ・マレーシアは料金交渉方式を特定の地域で試験導入した。「ライフスタイルテク」の取材に対しグラブが明らかにした。

グラブのパートナードライバーが使っているアプリケーション内の学習セクション「グラブアカデミー」に交渉方式が組み込まれている。交渉方式を選択するかは、ドライバー側、利用者側とも自由。

交渉方式への参加を希望するドライバーは、アプリで申し込み操作をする必要がある。交渉方式を開始できるのは利用者側で、まず目的地までの料金をアプリ上で提案する。

ドライバー側は15秒以内に、提案された料金の受け入れを表明する、あるいは別の料金を提案することができる。ドライバー側の提案料金はアプリに表示される。
どの提案を選ぶかは利用者の自由。選ばれてから15ー20秒以内に決定はドライバーに通知される。

グラブ・マレーシアは、料金交渉制は、より透明で柔軟な料金体系の構築に役立つとしている。
(ザ・スター、11月22日)

TRXトンネルが29日開通、交通量30%削減の見通し

【クアラルンプール】 アレクサンダー・ナンタ・リンギ公共事業相は22日、全長5キロのトゥン・ラザク・エクスチェンジ(TRX)地下トンネルが29日開通することで、クアラルンプール(KL)市内への交通量が30%削減される見通しだと述べた。

KL国際金融地区TRXのインフラ工事を視察したナンタ大臣は記者団に対し、TRXトンネルとSMARTトンネルは環状となっており、周辺道路の交通量を増加させることなくTRXにアクセスできるようになると説明。トンネルを通り抜けた後にTRXの地下駐車場に直接乗り入れることができると述べた。

ナンタ大臣によると、TRXトンネルは、ガダン・エンジニアリング(M)とWCTにより建設され、車両用と配管設備用の2層で構成されている。ウェイズ・ビーコンを設置することで、GPS信号が途絶えるトンネル内でも、マレーシアで広く利用されているカーナビアプリ「ウェイズ」が利用可能となっている。

ナンタ大臣は、TRXトンネルは、ジャラン・スルタン・イスマイル、マジュ高速道路(MEX)、セティアワングサ・パンタイ高速道路(SPE)など、12の主要道路とTRXエリアを結ぶため、周辺地域の経済活性化も見込めると述べた。

29日には、日本の西武百貨店も入居する「エクスチェンジTRX」商業施設やその屋上に位置する10エーカーの「TRXシティパーク」も開設される。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、エッジ、ベルナマ通信、11月22日)

エアアジアとバティックエア、豪州線を強化

【クアラルンプール】 国内航空会社が豪州線を強化している。エアアジアは21日、初のオーストラリア路線となるパース線を、バティック・エアも同日メルボルン線を就航すると発表した。

エアアジア・マレーシアは声明で、系列航空会社エアアジアX (AAX)によるパースークアラルンプール(KL)間のデイリー運航に追加し、自社でも来年3月11日からパース線をデイリー運航すると発表した。

使用機材はエアバス「A321neo」型機。スケジュールは、「AK604」がKL発14時10分、パース着19時50分。「AK605」がパース発20時40分、KL着翌2時40分。就航を記念し、11月26日までの予約でKL発便を片道559リンギから利用できるキャンペーンを実施する。キャンペーン運賃が適用されるのは2024年10月26日の便までとなる。

バティック・エアは、12月20日から来年2月6日まで、KLーメルボルンへ週4便の直行便を就航すると発表した。使用機材はエアバス「A330」型機。年末年始の旅行需要増加に対応する。

スケジュールは、「OD175」が日・月・水・金曜日の運航で、KL発が18時20分、メルボルン着が翌5時15分。「OD176」が月・火・木・土曜日の運航で、メルボルン発が6時45分、KL着が12時10分。就航を記念した期間限定キャンペーンとして、エコノミークラスが片道899リンギから、ビジネスクラスが同5,299リンギから利用できる特別運賃を提供する。12月20ー30日の便を12月10日までに予約すると特別運賃が適用される。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、エッジ、ベルナマ通信、11月21日、エアアジア発表資料、バティック・エア発表資料)

グッドモーニング、国内初のドライミックス植物肉を発売開始

【クアラルンプール】 フードテック企業グッドモーニング・グローバル・グループ・ホールディングス(GMG)は16日、国内初となるドライミックスの完全栄養植物肉「ワンダーミート」を発売した。

大豆とエンドウ豆のタンパク質が主成分で、28種類のビタミンとミネラルが含まれている。高齢者の筋肉量を向上させるHMB(β-ヒドロキシ-β-メチル酪酸)が強化されている一方、トランス脂肪酸やコレステロールは含まれていない。調理がしやすく冷凍・冷蔵も不要なドライミックス形態で、小売価格は1パック5.5リンギ。

GMGグループのチェン・ファンチン最高経営責任者(CEO)兼最高財務責任者(CFO)は、ワンダーミートは天然素材にこだわって作られており、食の安全に向けて徹底的な検査が行われていると言明。ワンダーミート1食分でタンパク質18.4グラム(1日の栄養基準値の37%に相当)が摂取できると述べた。さらにGMGは持続可能性への取り組みとして、環境に配慮した調達・生産方法を採用しているとした。

チェン氏はまた、健康や持続可能性に対する意識向上により、植物肉市場は急速に進化しているとし、GMGは、ワンダーミートの利点や健康志向で持続可能なライフスタイルにおける役割を伝えるために、マーケティングや教育キャンペーンに取り組む予定だと述べた。現状、ホテルやレストランへの販促活動を行っており、飲食店でワンダーミートを使用した料理を展開する予定だとしている。
(ザ・サン、11月21日)

ミシュランガイドで「デワカン」が国内初の二つ星を獲得

【クアラルンプール】 仏ミシュラン社は17日、レストランの評価を星の数で表す「ミシュランガイド」のマレーシア2024年版を発表。クアラルンプール(KL)のマレー料理店「デワカン」をマレーシア初の二つ星レストランに認定した。二つ星は、「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理店」であることを示している。

「デワカン」は昨年、「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理店」である一つ星を獲得していた。今年新しく一つ星を獲得したのは、KLのマレー料理店「ベータ」。国内各地の人気料理を、モダンなテクニックと洗練された盛り付けでアレンジしている。

また、KLとペナンの25店舗が新たにミシュラン・ガイドに掲載された。KLの「タンリン(ブキ・ダマンサラ)」が国民食ナシレマのレストランとして初めて選出されている。和食では銀座の「鮨 石橋正和」のKL店舗である「鮨正(スシマサ)」や麻布十番の鉄板焼「石垣吉田」が昨年KLに開設した「和牛割烹吉田」が掲載された。
(ザ・スター電子版、マレー・メイル、11月17日、ミシュラン発表資料)

マレーシア航空、機内食サービスを全面再開

【セパン】 マレーシア航空(MAB)は15日、機内食サービスを完全再開したと発表した。MABは8月31日付の機内食サービスのブラヒムズ・フード・サービシズ(BFS)との契約打ち切りに伴い、一部で温かい機内食の提供を中止していた。

MABは供給業者9社との契約により毎日平均1万8,000食の機内食を提供すると言明。機内食コストは、BFSが機内食を提供していた8月までは総コストの2%だったが、現在では2.5%まで上昇したとしている。また、機内食事業継続計画の一環として、一時的な配送センターであるMAGケータリング・オペレーションズ(MCAT)を設立し、ハイリフトトラックによる食品・飲料の機内への積み込みを行っている。今回MCATの設備を増強したことで、ハイリフト24台、冷凍庫6台、冷却機2台、食器洗浄機2台を備えることとなった。

MAB親会社であるマレーシア・アビエーション・グループ(MAG)のイザム・イスマイル最高経営責任者(CEO)は、機内での食事体験を向上させるためメニューを刷新したとし、MABは世界的な航空会社として、機内で提供する商品・サービスに高い基準を設けており、今後もマレーシアのホスピタリティを示していくと述べた。
(ザ・スター電子版、ベルナマ通信、11月15日)

英ヨーテル、2025年にKLCCで国内初ホテルを開業

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 英ホテルチェーンのヨーテルは14日、2025年夏にマレーシア初となるホテルをクアラルンプール(KL)中心部にオープンすると発表した。

ヨーテルは都心ホテル「ヨーテル」、長期滞在可能な「ヨーテルパッド」、空港ホテル「ヨーテルエア」の3ブランドを有し、英国、米国、フランス、オランダ、シンガポール、トルコなどで22軒のホテルを展開している。

マレーシアでは、不動産投資のシンガポール企業ハイ・ストリート・ホールディングスと提携し、客室数290室の4つ星ホテル「ヨーテルKL」をKLシティセンター(KLCC)地区にオープンする。屋上プールおよびバー、ダイニング、コワーキングスペース、フィットネスセンター、スナックステーションなども併設する。

ヨーテルのユベール・ヴィリオット最高経営責任者(CEO)は、マレーシア進出は、シンガポールにおける「ヨーテル・オーチャードロード」および「ヨーテルエア・チャンギ空港」の成功に続き、東南アジアで事業クラスター、流通戦略、ブランド認知度を伸ばすのに不可欠な要素となるとし、マレーシアでの全国展開も検討していると述べた。アジアは同社の成長にとって重要な地域で、KLが東京(2024年開業予定)やバンコク(2025年開業予定)とともにラインナップに加わることで、域内基盤の構築やポートフォリオの拡大も可能になるとしている。

TGVシネマズ、TGVパビリオンブキジャリルをオープン

【クアラルンプール】 大手シネコンのTGVシネマズは、クアラルンプール郊外のショッピングモール「パビリオン・ブキジャリル」内に映画館「TGVパビリオン・ブキジャリル」を開設した。玩具メーカーの米系マテル・サウスアジアと提携し、映画館内に2,041平方フィートの子ども向け遊び場「シティ・オブ・プレイ」も設置する。

「TGVパビリオン・ブキジャリル」には、レーザーシステムと12チャンネルの音響技術を備えたIMAXシステムを国内で初めて導入した。全16ホールで座席数は1,555席。デジタルスクリーン、リクライニングシート、ゆったりとした足元スペースを備え、無料の高速Wi-Fiも提供する。プレミアムホールとして、快適な電動リクライニングチェアを有し、ブランケットやフード&ドリンクも付属するインダルジ・ホール3ホール、2人掛け用の大きなクッションが特徴的なビーニー・ホール2ホールも用意する。

タン・レイハン最高経営責任者(CEO)は新施設発表会で、TGVは、映画館を友人や家族、恋人と一緒に過ごしたくなる場所にすることを目指しており、ぜひ新しいホールを直接体験してほしいと述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、11月14日、TGVシネマズ発表資料)