三菱モータース、昨年の販売台数は91%増の1万7489台

【ペタリンジャヤ=マレーシアBIZナビ】 三菱モータース・マレーシア(MMM)は6日、2021年の自動車販売台数が前年比91%増加し、1万7,489台となったと明らかにした。
最も販売台数が多かったのはピックアップ「トライトン」。販売台数は9,268台で、前年比で34%増加した。またミニバン「エクスパンダー」も好調で7,397台を販売し、過去最高となった。
池田真也 最高経営責任者(CEO)は、2021年も前年に続き新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大に伴い混乱した1年だったが、三菱自動車に対する顧客からの信頼感を得たことで、販売台数は前年を超えることができたと謝意を表明。政府が導入した自動車の売上・サービス税(SST)の減免措置により「エクスパンダー」の販売台数は過去最高となったとし、今後生産量を増やし、全ての予約に応えるとした。今後も同社製品とサービスに関する感想を聞き、顧客満足度の向上に努めると表明。一方で、12月中旬より発生している洪水被害にも触れ、自動車が被災した顧客には、部品やサービス料の割引などを実施しているとして、カスタマーセンターに問い合わせるよう呼びかけた。

米マリオット、ペナン空港そばにルメリディアンホテル建設へ

【クアラルンプール】 米マリオット・インターナショナルは6日、ラックソン・ホスピタリティと提携し、ペナン国際空港そばに全200室の「ルメリディアン・ペナン・エアポート・ホテル」を建設すると発表した。
「ルメリディアン・ペナン・エアポート・ホテル」は、ラックソン・ホスピタリティが開発する、住宅棟、医療センター、商業施設、小売店などで構成される複合施設「ペナン・ゲートウェイ」の一部として建設。隣接するショッピングモールに直結するスカイブリッジを設置する。バヤンレパス工業団地からは車で15分、ジョージタウンからは車で25分の距離となる。建設は2022年半ばに開始、2026年末までに完成の予定。
サンウェイ・ベロシティなどを手掛けたSAアーキテクツ・マレーシアが設計を担当し、ミッドセンチュリーデザインを採用。186室の客室および2,000平方フィートの「プレジデンシャル・スイート」などのスイートルーム14室が用意される。飲食施設としては、モダンなヨーロッパ料理とアジア料理のビュッフェが楽しめるオールデイ・ダイニング・レストランやスペシャリティ・レストラン、焼きたてのパンが楽しめるカフェ、ラティテュード・バーなどが入る予定。従来のホテルのロビーをモダンにアレンジした「ルメリディアンハブ」、クラブラウンジ、フィットネス施設、サンデッキ付きのプールエリア、7,000平方フィートのミーティング・イベントスペースも備える予定だ。
(エッジ、ニュー・ストレーツ・タイムズ、1月6日)

米バーガー「シェイクシャック」、来年マレーシアに進出

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 米国のハンバーガーチェーン「シェイクシャック」が2023年にもマレーシアに1号店をオープンする計画だ。海外進出先としてアジアでは6カ国目となる。
同社が6日付けでフェイスブック及びインスタグラム上で明らかにしたほか、プレスリリースでも出店計画を明らかにし、2031年までに10店舗を展開するとしている。
韓国及びシンガポールにおける「シェイクシャック」チェーン展開で提携している韓国SPCグループと共同で行うもので、2031年までに韓国、シンガポール、マレーシアの3カ国で合計45店舗に増やす計画だ。SPCグループとの協業により、「シェイクシャック」は過去5年間で韓国とシンガポールで店舗網が28店舗に拡大している。
2004年にニューヨークで「ロードサイド」ハンバーガースタンドとして誕生した「シェイクシャック」は米国30州に350以上の店舗があり、ロンドン、香港、上海、シンガポール、フィリピン、メキシコ、イスタンブール、ドバイ、東京、ソウルなどに120の海外拠点を展開している。

オミクロン株感染者が245人に倍増、感染拡大の恐れ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 カイリー・ジャマルディン保健相は6日、新型コロナウイルス「Covid-19」オミクロン株の感染者数について、累計で245人となり、4日(122人)から倍増したと明らかにした。
市中感染はわずか12人だったが、233人は海外からの帰国・入国者だった。小巡礼(ウムラ)に参加したのは157人だった。ウムラは、今後1カ月間停止されることが決まっている。

帰国後に感染が判明したマレーシア人のうち10人がワクチン接種を受けていなかったことが判明した。海外渡航はワクチン接種完了が条件となっているため、未接種者が渡航できた理由について保健省による調査が実施されている。
カイリー氏は、渡航条件順守について旅行会社を含む関係者と協議していくとし、帰国者に対し、自宅での隔離期間中は家族とは別の部屋で過ごし、他の人間にも会わないよう注意を促した。
 またオミクロン株について、感染症流行の数理モデルである「SEIRモデル」によると、基本再生産数(R0)が1.6に上昇した場合、一時的な渡航停止など、感染拡大を抑える措置をとらない場合、1日当たりの新規感染者数は1万5,000人以上となり、3月末までに3万人になるとの試算を公表。R0が1.2の場合でも、1万人に及ぶと述べた。これまでの新規感染者数の最高は、昨年8月の2万4,599人だったと言明。英国ではオミクロン株でR0が3.0に達したため、マレーシアではこのような事態を防ぐための対策を講じなければならないとした。
カイリー氏は、オミクロン株がデルタ株ほど重症化しないとしても、陽性者が激増すれば重症患者も増加し、医療システムを逼迫させる危険があると懸念を表明した。昨年12月30日のデータによると、政府系病院の外科・内科では、コロナ患者の対応のため手術などが延期されており、5万7,355人が医療サービスを受けるために待機している状態だったが、現在は5万2,189件まで減少したと言明。オミクロン株患者が急増することで、重要な手術を受けられない人が増える可能性があるとした。
保健省ではオミクロン株対策として、▽ワクチン接種センター(PPV)4カ所▽ワールドトレードセンター・クアラルンプール▽アシアタ・アリーナ▽アイディアル・コンベンションセンター(IDCC)▽創価学会ホール(クラン)ーーで15日から追加(ブースター)接種を開始する。

新型コロナの感染者数は3381人、ブースター接種率は22.5%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は7日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3,381人だったと発表した。累計感染者数は278万80人となった。
6日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,564万11人で、接種率は78.5%だった。18歳以上の成人接種者数は2,287万6,224人で、接種率は97.7%。ブースター接種完了者は735万6,445人で、接種率は22.5%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.96に下降。1.00を上回ったのはサバ州とラブアンだった。
6日には3,484人が回復し、累計治癒者は270万5,292人。死者数は19人増え、累計で3万1,628人となった。アクティブ感染者は、前日から40人増加し3万9,779人。うち82.4%が自宅、8.2%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、8.8%が医療機関、0.6%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに7カ所のクラスターの発生を確認。パハン州で2カ所、ペラ州とペナン州、クランタン州、ネグリ・センビラン州、セランゴール州でそれぞれ1カ所発生した。これまでに確認されたクラスターは6,150カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は190カ所に減った。

運輸セクター向け「B20」使用、年内義務化へ

【クアラルンプール】 マレーシア・パーム油委員会(MPOB)は5日、連邦政府が2022年末までにパーム油由来のメチルエステルの含有率を20%に高めたバイオディーゼル「B20」使用義務化を計画していると発表した。
運輸セクターでの「B20」の使用義務化については、2020年1月に実施すると農園・一次産業省から発表されていたが、新型コロナウイルス「Covic-19」の感染拡大に伴う行動制限令(MCO)の影響や景気対策を優先させる必要性から再三延期されていた。
農園・一次産業相のラヴィ・ムタヤ事務次官は、段階的に全国展開を進めていくと述べた。
マレーシアは2019年以降、輸送セクター向けに「B10」、工業セクター向けに「B7」のバイオディーゼル使用促進政策を進めてきた。「B20」は2020年2月に発売されたもので、最終的には全国3,400カ所あるすべての給油所で「B10」を置き換える予定。国産パーム油の利用促進を図ると共に、温室効果ガスを年間380万トン削減できると期待されている。
(ロイター、1月5日)

今年の自動車販売台数、回復するも下半期減速の見通し

【クアラルンプール】 投資銀行のアナリストは、今年の自動車の市場総需要量(TIV)は回復するが、下半期には販売が減速するとの見通しを示している。
ホンリョン・インベストメント・バンクは、今年のTIVは前年比18.8%増の60万台に達すると予想している。売上・サービス税(SST)の減免措置が2022年6月まで延長されることで、上半期の販売は好調に推移するが、下半期には減速する可能性があると指摘。自動車会社間の厳しい競争が続くため、消費者を惹きつける新モデルや販売プログラムが必要となるとした。自動車部門に対する投資判断は「ニュートラル」を維持している。
一方、RHBリサーチは、2021年のTIVは予想の47万台を上回るものの前年比13%減にとどまるとし、2022年のTIVも54万台程度となると予想している。半導体不足が続いており、またSST減免期間を延長しても、過去18カ月の間にすでに減免措置を利用して車を購入済の消費者が多いため、以前ほどの効果が得られないためだという。減免措置終了後の今年下半期からTIVはしばらくの間減少し、さらに部品不足や新型コロナウイルス「Covid-19」変異株による脅威などの逆風が続くと見込んでいる。そのため、現時点では自動車部門に対する投資判断は「ニュートラル」を維持するとした。
(ザ・スター、1月6日、ニュー・ストレーツ・タイムズ、1月5日)

洪水避難民が3州で減少、死者は54人に

【クアラルンプール】 昨年末から全国各地で大きな被害を出している洪水は、6日早朝の時点で状況が改善した▽ネグリ・センビラン▽マラッカ▽パハンーーの3州で避難民の数が減少したが、ジョホール州とサバ州ではやや増加した。
ネグリ・センビラン州では、4日午後8時の時点で1,628人に減っていた避難民が、5日午後8時の時点では589人に減り、6日午前8時時点ではさらに506人まで減少した。マラッカ州でも、5日午後8時の時点での468人から6日午前8時には466人にやや減少した。パハン州では、5日午後8時の時点での1,491人から6日午前8時には1,369人に減少した。
一方、5日午後8時には4,253人に減少していたジョホール州では、6日午前8時には4,449人に増加に転じ、サバ州も5日午後8時の3,264人から6日午前8時には3,275人に増加した。なおセランゴール州では引き続き40人が避難を続けている。
5日正午の警察発表によると、全国の救援センター172カ所で合計1万3,322人が避難生活を送っており、死者は54人に上っている。
(ベルナマ通信、1月5日)

日本とマレーシアの関係を更に強化へ=荒木公使

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 在マレーシア日本大使館の荒木要 公使は、マレーシア政府がルックイースト(東方政策)を開始してから今年で40周年を迎えることに言及し、二国間関係の更なる強化に努めると述べた。
4日に開催された国際交流基金主催「日本映画祭2021」のオープニングセレモニーに出席した荒木公使は、過去40年間におよそ2万6,000人のマレーシア人が東方政策の下で日本へ行き、留学し、研修を受けてきたと明らかにした。マレーシアに帰国した後は、両国の架け橋として、様々な分野で大きく貢献してきたと言明。「日本映画祭2021」については、上映される日本映画を通じて、マレーシアの人々に日本や日本文化に触れてほしいと述べた。
「日本映画祭2021」は6日から、クランバレー、ペナン、ジョホールバル、クチン、コタキナバルの「ゴールデン・スクリーン・シネマズ」で順次開催され、13本の日本映画が上映される。詳しい情報は、ウェブサイト( https://www.jfkl.org.my/japanese-film-festival-2021/ )で確認できる。

新型コロナの感染者数は3543人、3日連続で前日上回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は6日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は3,543人だったと発表した。累計感染者数は277万6,699人となった。
5日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,563万4,294人で、接種率は78.5%だった。18歳以上の成人接種者数は2,287万2,297人で、接種率は97.7%。ブースター接種完了者は710万7,613人で、接種率は21.8%となった。1人の感染者が何人に感染を広げる可能性があるかを示す基本再生産数(R0/RT)は0.97に下降。1.00を上回ったのはサバ州とペルリス州だった。
5日には3,195人が回復し、累計治癒者は270万1,808人。死者数は18人増え、累計で3万1,609人となった。アクティブ感染者は、前日から57人増加し3万9,739人。うち81.8%が自宅、9.0%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、8.6%が医療機関、0.6%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また新たに4カ所のクラスターの発生を確認。ペラ州とペナン州、クランタン州、ジョホール州でそれぞれ1カ所発生した。これまでに確認されたクラスターは6,143カ所となり、現在感染者を出し続けているアクティブなクラスター数は195カ所に減った。