プロトン、4月の販売台数が1.5万台超に

【クアラルンプール】 国民車メーカー、プロトン・ホールディングスは、4月の販売台数が1万5,017台となり、前月比0.18%増加したと発表した。市場シェアは推定24.4%で、プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)に次ぐ。1—4月の累計販売台数は4万7,843台。
6月いっぱいで売上税減免措置が終了することから納車をスピードアップしているのが販売増の理由で、同業他社も同様に売り上げが好調であることから4月のマレーシア国内市場総需要量(TIV)は5万6,000台に達するとみられる。
4月のプロトン販売のトップはAセグメント・セダンの「サガ」(5,472台)で、スポーツ車(SUV)の「X50」は3,583台、「X70」は2,101台となった。このほかBセグメント・セダンの「ペルソナ」は2,266台、Bセグメント・ハッチバックの「アイリス」はR3限定モデルが貢献して974台となった。CセグメントMPVの「イゾラ」は616台。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、5月4日、ポールタン、5月3日)

行政面の改善を独商工会が要請、査証交付に6カ月

【クアラルンプール】在マレーシア・ドイツ商工会議所(MGCC)のダニエル・ベルンベック最高責任者は、行動制限令(MCO)の標準的運用手順(SOP)の矛盾、査証(ビザ)処理の遅さなどで会員企業のマレーシアでの活動が困難になっていると訴えた
ベルンベック氏は、パンデミック当初、業務継続を認められた必須サービスの定義が一貫性を欠いたためサプライチェーンが寸断されたことを指摘。また複数の政府機関の承認が必要という煩雑な行政手続きに独企業は悩まされ、通産省、マレーシア貿易開発公社に訴えたが、今もって具体的回答はないという。
MCOなどの制約で査証申請、処理もこれまで以上に時間がかかり、承認まで3週間だったものが3カ月かかり、その上に裏書きにさらに3カ月かかっているという。
マレーシア人は英語理解能力が高く、優秀な人材がいることが魅力であり、MGCC会員企業はマレーシアでの活動を快適に感じているという
ベルンベック氏は、米系企業と異なり独系はほとんどが中小企業で、長期にわたりマレーシアで活動したいと考えていると強調。「特別待遇を求めているわけではない。円滑にビジネスを行いたいだけだ」と述べた。
(マレーシアン・リザーブ、5月3日)

医療施設ひっ迫で保健省、野外病院を建設へ

【プトラジャヤ/コタバル】一部地域で医療施設がひっ迫していることから、保健省は野外病院の建設を計画しており、国防省と協議を開始した。野外病院とは、負傷者を野外で治療する大規模な移動式救護施設を指す。
アダム・ババ保健相によると、新型コロナウイルス「Covid-19」感染者を受け入れている病院の負担を軽減するため、ウイルス感染以外の病人を受け入れる野外病院が必要だという。クランタン州とサラワク州での建設を計画している。
クランタン州のイザニ・フシン地方自治・住宅・保健委員長によると、Covid-19検査の陽性反応者数が増加しており、低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)と病院の収容能力はほぼ限界にきている。
PKRCに入れないため自宅待機命令を受けた者は2,000人余りいる。このような状況のため野外病院が必要と判断したという。クランタン・トレードセンターには1,000人の患者を収容できるPKRCを整備する。
(ベルナマ通信、5月3日)

新型コロナの新規感染者数は3120人、再び3千人台に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は4日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から3,120人増加したと発表した。再び3千人台となった。アクティブ感染者数は3万1,516人で、累計感染者数は42万632人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く675人だった。それに▽サラワク州(620人)▽クアラルンプール(KL、408人)▽ジョホール州(336人)▽クランタン州(296人)▽ペナン州(167人)▽ケダ州(155人)▽ペラ州(117人)▽ネグリ・センビラン州(95人)▽サバ州(89人)▽トレンガヌ州(53人)▽マラッカ州(52人)▽パハン州(41人)▽プトラジャヤ(11人)▽ラブアン(5人)ーーが続いた。ペルリス州のみゼロだった。新たに2,334人が回復し、累計治癒者は38万7,542人となった。死者数は23人増えて、累計で1,574人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は3日、新型コロナによる若者の死亡者が増加していると懸念を表明した。3月31日から4月30日までの死亡者の3.7%は25ー34歳、7.45%が35ー44歳、11.2%が45ー54歳だった。
一方でノール氏は、新たに9カ所のクラスターを確認したと明らかにした。コミュニティと職場でそれぞれ3カ所、学校・教育機関で2カ所、拘留所で1カ所のクラスターが発生した。ジョホール州、パハン州でそれぞれ2カ所、マラッカ州、ケダ州、セランゴール州、トレンガヌ州、ペラ州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。

ワクチンの接種登録者数、900万人を超える=保健相

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 アダム・ババ保健相は3日、新型コロナウイルス「Covi-19」のワクチンの接種について、900万人が登録を終えたと明らかにした。
プトラジャヤでは、人口の99.43%となる5万6,578人が登録をしたが、セランゴール州では50.59%、ジョホール州では41.22%、サラワク州では43.50%にとどまっている。最も登録率が低いのはサバ州で15.85%で、サバ州政府は、農村部や高齢者のワクチン接種登録を促進させるために周知キャンペーンなどの取り組みを実施している。
アダム大臣は学校や教育機関のクラスターが増加していることに懸念を表明。ワクチン接種は4月よりフェーズ2として高齢者や障害者、慢性疾患患者を対象に実施しているが、高齢者による登録が進まないなどワクチンの副作用を心配する傾向が見えるとした。
アダム大臣によると2日までに、2度のワクチン接種を終えた人数は56万3,350人。1度目のみ終えているのは90万5,683人となっている。2度のワクチン接種を終えた人が最も多いのは、セランゴール州が7万4,962人で最も多く、それに▽サラワク州(6万245人)▽サバ州(5万2,567人)▽ペラ州(5万1,918人)▽クアラルンプール(5万1,615人)ーーの順となった。

セランゴール州の6地区、6日から制限令下に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は、セランゴール州の9地区のうち6地区だけを対象に行動制限令(MCO)を発令すると発表した。期間は5月6日から17日まで。

MCOの対象となるのは、▽ペタリン▽クラン▽フル・ランガット▽ゴンバック▽セパン▽クアラ・ランガット——の6地区。その他の▽サバク・ベルナム▽クアラ・セランゴール▽フル・セランゴール——の3地区はこれまで通り、条件付き行動制限令(CMCO)に指定される。

セランゴール州にMCOが発令されるのは、今年1月13日—3月4日の第二次行動制限令(MCO2.0)以来、2カ月ぶりとなる。

新型コロナウイルス「Covid-19」新規感染者が急増していることに配慮した。現在、全州的にMCOが発令されているのはクランタン州のみ。ムヒディン•ヤシン首相は先ごろ、地域を絞って発令する方針を示していた。

■大規模スクリーニング、セランゴール州が実施へ■

セランゴール州政府は、5月8日から6月10日にかけて56ある選挙区ごとに大規模なスクリーニングを実施すると発表した。同州住民は無料で受けられる。毎日2つの選挙区で実施する。8日からはまずカジャンとセメニエで開始する。

アミルディン・シャリ州首相は、症状が出ない感染者「サイレントキャリア」が感染者増加に繋がっていると指摘。高リスクグループに感染させる可能性があるため懸念されると述べた。

新型コロナ感染者増加で首都圏の医療体制が逼迫=保健省

【クアラルンプール】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は1日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者の再びの増加により、首都圏クランバレーの医療提供体制が逼迫してきていると述べた。
国家危機準備および対応センターによると、スンガイブロー病院、クアラルンプール (KL)病院、アンパン病院、セルダン病院、テンク・アムプアン・ラヒマー病院での集中治療室(ICU)の病床使用率が70%以上。またセラヤン病院とマラヤ大学医療センターの救命救急およびICUの病床の使用率も50%以上となっているという。
ノール氏は、重症者の入院者数が過去2週間と比べて62%増加したことが原因であると指摘。クランバレーだけでも新型コロナの患者を治療するために108台の人工呼吸器が必要となっているとした。
また1月1日から5月1日までの新型コロナの発生状況は、人口10万人あたり872人となっている。最も発生率が多いのはKLで1,583人、それにセランゴール州(1,486人)、プトラジャヤ(1,140人)の順となった。全国の実効再生産数(RT)は1.14で、セランゴール州1.20、KLで1.16と全国平均より高いが、プトラジャヤで1.0となっているという。
(マレーメイル、5月1日、エッジ、5月1日)

変異株、新たに30人の感染を確認=保健相

【クアラルンプール 】 新型コロナウイルス「Covi-19」の変異株について、アダム・ババ保健相は2日、4月24日から5月1日までの陽性検体についてゲノム解析を実施したところ、南アフリカ型変異株(B.1.351)に27人、英国型変異株(B.1.1.7)に3人が感染したことを新たに確認したと明らかにした。
南アフリカの変異種の感染者は最初に感染者が確認されたペラ州とクランタン州の他、セランゴール州でも感染が確認された。
また英国型の変異株の感染者のうち2人がセランゴール州、1人がサバ州で確認された。アダム大臣は、海外渡航歴のない人から変異株の確認がされたことから、国内で感染が起きたということを意味していると述べた。
一方でアダム大臣は、インド型の変異株(B.1.617)もマレーシア国内で初めて確認されたと発表。クアラルンプール国際空港(KLIA)で入国したインド人から検出されたと明らかにした。
変異株の類型感染者は南アフリカの変異種が48人、英国型が8人、インド型が1人、ナイジェリア型 (B. 1.525)が2人となった。
(エッジ、マレーメイル、5月2日)

親族危篤・死亡の際は入国を相互に許可、シンガポールと合意

【シンガポール】マレーシア、シンガポール両国は相手国にいる親族が危篤状態にある、あるいは死亡して葬儀が行われる場合、特別な配慮が必要な事情として相手国への入国を相互に認めることで合意した。シンガポールを1日から訪問したヒシャムディン・フセイン外相とシンガポールのビビアン・バラクリシュナン外相が2日、会談後の共同声明で発表した。
5月17日から施行する。手続きの詳細は双方の入管当局がそれぞれ発表する。バラクリシュナン氏は「家族に重大な出来事があった場合、一緒にいたいというのが人情だ」と述べた。両国には、相手国に長期滞在する国民が存在する。
両外相は国民の相互往来を促進するため、ワクチン接種証明書の相互認証について協議した。ヒシャムディン氏によると、両国の感染者接触追跡アプリに互換性を持たせることが必要になる
(ストレーツ・タイムズ、5月3日、ベルナマ通信、5月2日)

新型コロナの新規感染者数は2500人、セランゴールが最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2,500人増加したと発表した。アクティブ感染者数は3万753人で、累計感染者数は41万7,512人となった。  州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く637人だった。それに▽クランタン州(401人)▽サラワク州(356人)▽ジョホール州(205人)▽クアラルンプール(KL、200人)▽ペナン州(194人)▽ケダ州(103人)▽ネグリ・センビラン州(97人)▽マラッカ州(95人)▽ペラ州(59人)▽サバ州(57人)▽パハン州(55人)▽トレンガヌ州(38人)▽プトラジャヤ(3人)ーーが続いた。ペルリス州とラブアンはゼロだった。新たに2,068人が回復し、累計治癒者は38万5,208人となった。死者数は18人増えて、累計で1,551人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は2日、新たに11カ所のクラスターを確認したと明らかにした。
コミュニティで5カ所、学校・教育機関で4カ所、職場(セランゴール州の工場とクラン港のサービスセンター)で2カ所のクラスターが発生した。
サラワク州で4カ所、ケダ州で3カ所、セランゴール州で2カ所、マラッカ州とジョホール州でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。一方で新たに10カ所のクラスターが収束した。