新型コロナ感染者が新たに100人、3カ月ぶりに3ケタ台に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は8日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から100人増えて9,559人になったと発表した。新規感染者数が100人に達するのは6月4日以来、およそ3カ月ぶり。
新規感染者の85人は国内感染者で、それぞれサバ州(62人)、ケダ州(22人)、ペルリス州(1人)で確認された。サバ州とケダ州の感染者はいずれもクラスター感染。残り15人はインド、インドネシア、パキスタン、フィリピンで感染した入国者だった。新たに12人が退院し治癒者数は9,136人に増加した。死者数はゼロで128人を維持した。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、医療機関で感染者が相次いでいる。ケダ州の医療センターで新たに「スンガイ・クラスター」が発生。感染者は医療従事者の2人で、接触者57人はスクリーニング検査を受け、結果を待っている段階だという。ペナン州アイル・イタムにある「O2クリニック」では訪問患者が無症状で新型コロナに感染していた。クリニックは消毒のため閉鎖措置が取られた。

大量感染国からの入国禁止、米国商工会が再考を要請

【クアラルンプール】 マレーシア米国商工会議所(AMCHAM)のシボーン・ダス最高責任者(CEO)は、イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)が先ごろ、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が15万人を超える▽米国▽ブラジル▽フランス▽英国▽スペイン▽イタリア▽サウジアラビア▽ロシア▽バングラデシュ▽インドネシア▽インド▽フィリピンーー12カ国からの入国を9月7日付けで禁止すると発表したことについて言及。雇用パス(EP)やプロフェッショナル・ビジット・パス(PVP)などマレーシアで就労許可を持つ駐在員に影響を与えるとし、再考すべきであると述べた。
同禁止措置についてシボーンCEOは、マレーシアのビジネスや投資面で信頼できる国としてのイメージに悪影響を与え、国外からの投資や事業の立ち上げ、拡大に関して企業が懸念を示すだろうと言明。マレーシア経済に大きく貢献している電子・電気(E&E)部門においては、企業の上級幹部だけでなく、世界的なサプライチェーンの需要に応えることができる技術人材のアクセスが遮断されるとした上で、ビジネスおよび貿易の両方において数百万米ドルに上る損失が発生する可能性があるとの考えを示した。新型コロナ蔓延の抑制に向けた措置だと理解しているとした上で、慎重に計画し明確な通知をビジネスコミュニティへ事前に行うべきだったと指摘した。
また外国人の長期滞在パスの発行凍結も、新型コロナ感染のさらなる拡大という脅威において直接的な関係性がないとし、ビジネスコミュニティ内で大きな混乱を引き起こしていると指摘。外国人の受け入れプロセスの改善と促進に焦点を当てた上で、経済回復に向け産業界と協力する必要があるとした。マレーシアの新型コロナ感染拡大対策については、感染が管理下にあり十分な標準運用手順(SOP)を実施できていると評価した。
(ベルナマ通信、9月6日、ニュー・ストレーツ・タイムズ、マレー・メイル、9月4日)

新型コロナ感染者が新たに62人、6月4日ぶりに50人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は7日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から62人増えて9,459人になったと発表した。1日の新規感染者数が50人を超えるのは6月4日の277人以来初めて。
新規感染者の56人は国内感染者で、うち50人がサバ州のラハダトゥ警察署が関連している「ベンテンLDクラスター」から検出された。残り6人は海外で感染した入国者だった。残り新たに9人が退院し治癒者数は9,124人に増加した。死者数はゼロで128人を維持した。
アドハム・ババ保健相は同日、マレーシアーシンガポール間の通勤者を対象とした「定期通勤申し合わせ」(PCA)の下でマレーシアに入国した通勤者に対しホテルでの隔離措置を義務付けると明らかにした。隔離費用は自己負担で、PCAを介してシンガポールから帰国した35歳男性が新型コロナに感染していたため同措置を講じることを決定したと説明した。
アドハム保健相によるとこれまでにPCAの下で2,647人、業務渡航・公務出張者を対象とした「相互グリーン・レーン」(RGL)の下で815人がマレーシアに入国した。現時点でRGLを介した入国者の感染は確認されてないという。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は4日、セランゴール州セメニエにある移民収容施設が関連している「DTIセメニエ・クラスター」で新たな感染者が3人検出されたと明らかにした。1人目の感染者は、出身国に強制送還される前に受けるスクリーニング検査で感染を確認した抑留者。残り2人は同施設に勤める入国審査官だった。「DTIセメニエ・クラスター」は5月に発生し、6月22日に保健省が消滅を宣言していた。

入国禁止措置、感染者数が15万人超えの国が対象に

【クアラルンプール】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が15万人を超える国を対象に9月7日付けで入国を禁止すると発表した。1日に発表された▽インドネシア▽インド▽フィリピン——の3カ国の長期滞在パス保有者を対象とした入国規制に追加される形となる。
今回追加された国は▽米国▽ブラジル▽フランス▽英国▽スペイン▽イタリア▽サウジアラビア▽ロシア▽バングラデシューーの9カ国。ただし緊急事態時や二国間会議に出席する場合など二国間の関係が関与する際は入国管理局による許可を受けた上で入国を認める。保健省が後日、感染者数15万人以上の国について詳細を発表するという。
インドネシア、インド、フィリピン——からの入国規制についてイスマイル上級相は1日、▽永住許可証(PR)▽マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)▽プロフェッショナル・ビジット・パス(PVP)▽就労パス・カテゴリー1(EP1)▽配偶者と子供▽外国人留学生——の6カテゴリーの長期滞在パス保有者を対象に入国を禁止すると発表していた。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月4日、ベルナマ通信、9月3日)

新型コロナ感染者が新たに11人、うち4人が国内感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は4日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から11人増えて9,385人になったと発表した。
新規感染者のうち7人はインド、サウジアラビア、英国からの入国者。残り4人はセランゴール州(2人)、ネグリ・センビラン州(1人)、ケダ州(1人)で感染した。新たに9人が退院し治癒者数は9,092人に増加した。死者数はゼロで128人を維持した。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、8月27日ー9月10日間において事実上のロックダウン(封鎖)に相当する強化行動制限令(EMCO)が発令されいるケダ州アマンジャヤで「タワル・クラスター」に関連する感染者が検出された。保健省は既に同エリアに住む1万2,903人のスクリーニング検査を実施したが、対象範囲を広げ9,000人の追加検査を検討しているという。
9月3日時点で国内最大のアクティブ・クラスターとなっている「タワル・クラスター」は、8月1日に親族内で行った追悼式から発生した。感染者数はケダ州とペナン州で78人。うち50人は治癒したが、2人が亡くなった。現時点におけるアクティブ・クラスターは全国で13つに上る。

新型コロナ感染者が新たに14人、うち6人がサバ州で感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から14人増えて9,374人になったと発表した。
新規感染者のうち4人はシンガポールとフィリピンからの入国者。残り10人はサバ州(6人)とケダ州(4人)で感染した。新たに4人が退院し治癒者数は9,083人に増加した。死者数はゼロで128人を維持した。
インドのシバガンガイからの帰国者が関連するケダ州の「シバガンガイ・クラスター」について保健省のノール・ヒシャム事務次官は2日、クラスター内の感染者45人全員が治癒し、新たな感染者は23日間検出されていないと明らかにした。向こう5日間において新規感染者数ゼロを維持すればクラスターの消滅宣言ができるとした。
「シバガンガイ・クラスター」は、クバンパスで飲食店を営む永住者(ネザル・モハメド・サブル被告、8,937人目の感染者)がシバガンガイからの帰国後、自宅隔離の規則を破ったため従業員や顧客が次々と感染。ケダ州からペナン、ペルリス州にまで拡大した。ジトラ治安判事裁判所は8月13日、新型コロナ感染を拡散させたとしてネザル・モハメド・サブル被告に禁固20カ月、罰金1万2,000リンギを言い渡した。

レジデンストラック、9月8日より開始=日本大使館

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 在マレーシア日本大使館は2日、日本・マレーシア両国間で「レジデンストラック」が9月8日より開始されると明らかにした。「レジデンストラック」を利用したマレーシアから日本への入国手続については、準備が整いしだい日本外務省ウェブサイト上で告知する。
「レジデンストラック」は両国間で駐在員などビジネス上必要な人材交流を目的として例外的に入国を許可する二カ国間の相互システムの一つで、駐在員などの長期滞在者を対象とする。相手国との協議によって実施内容は変わるものの出発前の検査や入国後の検査、14日間の隔離。健康モニタリングなどが求められる。8月14日に訪馬した茂木敏充外相とヒシャムディン・フセイン外相の間で9月上旬に開始することで一致していた。
なおマレーシア入国が許可される者は、現在有効なパスを保持している、出入国管理局へのパス申請が承認された、又はパスが失効しているが駐在者委員会(EC)の就労承認の残余期間がある者のみ。マレーシア滞在資格を持つ日本人がマレーシアに出入国する際の申請は、9月1日以降は全てマレーシア入国管理局駐在者サービス課のオンライン申請フォーム「MyEntry」(https://myentry.myxpats.com.my)を通じて行うことになっている。

新型コロナ感染者は新たに6人、うち2人が国内感染者

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は2日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から6人増えて9,360人になったと発表した。

新規感染者のうち4人はインドネシアとシリアからの入国者。残り2人はケダ州とパハン州で感染した。新たに4人が退院し治癒者数は9,079人増加。死者数はゼロで128人を維持した。

保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、サバ州ラハダトゥで新たなクラスター「ベンテンLDクラスター」が発生した。ラハダトゥ警察に拘留中の被疑者が関連しており、感染者数はマレーシア人1人と不法滞在の外国人6人の合計7人に上った。これまでに50人がスクリーニング検査を受け、うち43人は陰性だった。

ケダ州で拡大する「タワル・クラスター」において、感染力が10倍高い新型コロナの変異株「D614G」を保有する感染者が3人検出された。現時点で国内最大規模となっている「タワル・クラスター」は3次感染にまで拡大しており、感染者数は75人に上った。ノール事務次官は「D614G」が同クラスターの急速な拡大を促したとの見解を示した。

マレーシア航空が1月から関空線を再開、成田線も増便へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア航空は、10月25日ー2021年3月27日までのスケジュールを発表した。クアラルンプール(KL)ー成田国際空港線を11月に増便し、関西国際空港線を1月2日に再開する。
マレーシア航空は現在、日本との間でKLー成田線を木、金曜日の週2便運航しているが、10月25日から木、土、日曜日の週3便に、来年1月1日からは木、金、土、日曜日の週4便とする。
関空線は1、2月は水、土曜日に週2便を運航し、2月24日より月、水、土曜日の週3便に増便する予定だ。
成田線、関空線共に使用機材は「A330ー300」。コタキナバルー成田線に関しては運休を継続する。

新型コロナ感染者は新たに14人、うち9人が国内感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は1日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から14人増えて9,354人になったと発表した。

新規感染者のうち5人はフィリピン、ウクライナ、インドネシア、パキスタンからの入国者。残り9人はサバ州(7人)とケダ州(2人)で感染した。新たに21人が退院し治癒者数は9,075人に増加した。死者数は1人増えて128人だった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、ネグリ・センビラン州ポートディクソンで新たなクラスターが発生した。シンガポールから入国した船の乗組員が関連しており、乗組員34人中4人が陽性だった。6人は陰性で、残り24人は検査待ちだという。

ノール事務次官は8月31日、これから冬に向かう日本や韓国、スペインなどにおいて新型コロナの感染が拡大するお恐れがあるとの見解を示し、マレーシアでも警戒を怠らず標準運用手順(SOP)の遵守を徹底するよう改めて国民に呼び掛けた。