馬・星両国間の往来再開、段階的に実施

【クアラルンプール】 マレーシア・シンガポール両国政府が新型コロナウイルス「Covid-19」のために途絶えている通勤及び業務渡航について8月10日の再開を目指すことで合意した件で、ヒシャムディン・フセイン外相は、人数を限定して段階的に実施すると述べた。
両国は通勤者を対象とした「定期通勤申し合わせ」(PCA)及び業務渡航・公務出張者を対象とした「相互グリーン・レーン」(RGL)の実施で合意した。
ヒシャムディン外相によると、PCAについては当面1日2,000人を上限とする。出入国ルートは連絡道(コーズウェイ)と第2リンクの2カ所。RGLについては、両国からそれぞれ400人のみとする。人数制限については、感染状況、実施状況やニーズをみながら適宜見直す。標準的運用手順(SOP)については、開始日の10日前に発表する。
今回往来が許可されないカテゴリーとしては、毎日両国間を行き来する通勤者が20万—25万人おり、両国間で検討に入っており、PCA及びRGLの実施状況次第となっている。
(星州日報、ザ・スター、7月16日)

マレーシア航空、日本人にもPCR検査義務づけ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本からマレーシアに渡航する場合のルールについて、マレーシア航空(MAS)は、出国3日前のPCR検査を、独自ルールとして日本人にも適用していることを明らかにした。

 「マレーシアBIZナビ」の取材に対しMAS東京支店は、「乗客の安全を守るため、国籍に関係なく出国前のPCR検査を義務付けている」と回答した。現時点ではチェックイン手続きの際にPCR陰性証明の提示を求めているという。
マレーシア出入国管理局は先ごろ、グリーンゾーン国を除いて出国3日前のPCR検査を義務づける内容を盛り込んだ外国からのマレーシア入国ガイドラインを発表。日本人についてはグリーンゾーン国ではないものの検査義務対象外とするとしていた。しかしMASに関してはPCR陰性証明がないことを理由に搭乗拒否されるケースが報告されているため、在マレーシア日本大使館が注意を呼び掛けていた。
■マレーシアに在住する外国人の出国、再入国の場合は事前に許可証必要■
マレーシア出入国管理局は11日付けの告示で、「現時点でマレーシアに在住し且つ労働ビザを保持している外国人に対し、マレーシアを出国する場合には事前に入管より再入国許可証を取得する必要がある」と発表した。その場合でも60日以内にマレーシアに戻る必要がある。
行動制限令(MCO)前に出国していた場合、EP1ビザ保有者はマレーシア入国の際の許可証は不要。EP2やPVP保有者は、監督官庁のサポートレターを添えて入管に許可証を申請する必要がある。MCO期間中に出国した場合も申請を要する。

新型コロナ感染者は新たに5人、4人が国内感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は15日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から5人増えて8,734人になったと発表した。

新規感染者のうち1人は、就労目的で入国が認められた外国人だった。国内感染者は4人でうち1人がサラワク州に住む外国人、3人はマレーシア人だった。また新たに2人が退院し回復者数は8,526人に増加した。死者数は5日連続でゼロだった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は14日、治癒した新型コロナ元感染者について免疫レベルが低い場合、再感染する可能性があると明らかにした。最近の調査結果によると、感染後の免疫率は通常約60ー80%に上るはずだが、約20%しか保有していない元感染者がいたという。ノール事務次官は、感染第2波を防ぐため引き続き標準的運用手順(SOP)を厳守するよう改めて国民に呼び掛けた。

新型コロナ感染者が新たに4人、国内感染者はゼロ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は14日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から4人増えて8,729人になったと発表した。
新規感染者は全員海外で感染した帰国者で、3人がマレーシア人、1人が外国人だった。また新たに4人が退院し、回復者数は8,524人に増加した。死者数は4日連続でゼロだった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は13日、ロシアのノヴゴロド州から帰国したマレーシア人が関連する「ノヴゴロド・クラスタ」が発生していると明らかにした。保健省はこれまでに接触者14人を特定し、うち3人の感染を確認している。
1人目の感染者は5日、入国時の検査で陽性であることが分かりスンガイブロー病院に隔離されている。2人目は、1人目の感染者と同じ飛行機に搭乗していた友人で、入国時の検査では陰性と診断されたが、7日に発熱や呼吸困難を訴え再度検査を受診したところ感染していたことが分かった。3人目は、2人目の感染者の父親で、空港に車で迎えに行っていたという。

馬・星両国、通勤&業務往来対象に8月10日の再開目指す

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア・シンガポール両国政府は、新型コロナウイルス「Covid-19」のために途絶えている両国間の通勤及び業務・公用の往来について、8月10日の再開を目指すことで合意した。
マレーシアのヒシャムディン・フセイン外相とシンガポールのビビアン・バラクリシュナン外相が14日、共同声明を発表した。対象となる旅行者はPCR検査を含む両国が相互合意した公衆衛生対策を遵守することが求められる。出入国に必要な要件、保健プロトコール、申請プロセスについては実施の10日前に公開する。
両国は通勤者を対象とした「定期通勤申し合わせ」(PCA)及び業務渡航・公務出張者を対象とした「相互グリーン・レーン」(RGL)の実施で合意した。PCAはビジネスや就労目的で相手国の長期パスを所持している者が対象。RGLは相手国の当局に旅程を提出し、訪問中にこの旅程を遵守することが求められる。
■75%超のマレーシア人越境通勤者、職場復帰の見通し■
ジョホール州投資・起業家開発・協同組合・人的資源委員会のモハマド・イズハル・アハマド議長は、マレーシア・シンガポール両国国境が再開した際には、シンガポールの労働許可を所持するマレーシア人労働者の少なくとも75%が職場に復帰することになる見通しだと明らかにした。現時点で越境通勤者の10%は職場復帰しない見込み。残り15%は保留中だという。
ジョホールバルから陸路国境を越えて毎日10万人のマレーシア人労働者がシンガポールに通勤していたが、新型コロナ感染拡大を受けて国境が封鎖となり事実上のレイオフ状態となっている。

マレーシア航空と日本航空、25日からKLー成田線を運航

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア航空と日本航空は10日、共同声明を発表し、マレーシアと日本を結ぶ路線で共同事業(JV)を25日から開始すると発表した。
両社は2019年12月に独占禁止法適用除外申請の認可を取得し、日本-マレーシア路線における共同事業実施に向け準備を進めてきた。7、8月はクアラルンプール(KL)ー東京(成田)を週2便ずつ運航する。
両社はそれぞれすべての顧客に安全・安心な空の旅を届けるため、新型コロナウイルスの感染予防対策に取り組んでおり、両国間の移動を必要とする顧客が安心して利用できるよう、今後も感染予防対策を徹底する方針だ。
マレーシア航空グループのイザム・イスマイル最高経営責任者(CEO)は、マレーシアと日本の間でのトラベルバブル(近隣の域内旅行)の構築に向けて両国政府が話し合いを行うことに期待していると言明。両国の商業、貿易、観光業の促進につながると期待していると述べた。
日本航空の赤坂裕二社長は、航空連合「ワンワールド」のメンバーであるマレーシア航空との新たなJVを発表できることを嬉しく思うと表明。前例のない時期のスタートとなったとし、安全と衛生面で最高の水準を維持できるように徹底すると述べた。

新型コロナの感染者新たに7人を確認、うち6人は帰国者

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は13日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から7人増えて8,725人になったと発表した。
新規感染者のうち6人は海外で感染した帰国者だった。また新たに1人が退院し回復者数は8,520人に増加した。死者数は3日連続でゼロだった。
保健省のノール事務次官は12日、サラワク州クチンにあるエンジニアリング会社で従業員2人が感染し、クラスタが発生していると明らかにした。
同クラスタ1人目の感染者は、呼吸困難を訴え9日に医療センターで治療を受けていた。後に保健省は、同患者が陽性であることを確認し、接触のあった同僚16人と家族16人の計32人を特定、スクリーニング検査を実施した。うち1人が陽性、16人が陰性、15人が検査結果待ちとなっている。感染源については調査中。同施設ではすでに除染および消毒が行われた。

接触型スポーツも15日付けで解禁=上級相

【クアラルンプール】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は10日、これまで新型コロナウイルス「Covid-19」拡大防止のために禁止されていた接触型スポーツについても7月15日付けで認めると発表した。サッカーやラグビー、ホッケーなどが含まれる。
モータースポーツや体操、ダイビング、バドミントン・シングルなどの非接触型の個人スポーツについては、7月15日付けで観客なしでの競技会の開催が認められる。商業的スポーツ施設、フットサル場の営業も認められる。接触型スポーツについては、8月15日付けで無観客を条件に競技会の開催を認められる。
競技会は国内大会に限定する。いずれも標準的運用手順(SOP)の厳格な遵守が求められるが、個別のスポーツに関するSOPは追って青年スポーツ省が詳細を発表する。
■会議や集会の人数制限を撤廃■
サブリ上級相はまた、250人以下の参加者に制限していた会議や集会、礼拝などについても7月15日付けで制限を撤廃すると明らかにした。これまでは最大でも収容人数の3分の1しか入場することが認められなかった。今後は定員の100%の入場が認められるが、SOPの厳格な遵守が求められる。
このほかゲームセンターやカラオケボックス、キッズジム、ファミリーエンターテインメントの営業再開も認められる。パブやディスコ、ナイトクラブの再開は認めない。
(フリー・マレーシア・トゥデー、7月10日)

新型コロナ感染者が新たに13人、6日ぶりに2桁に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は10日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から13人(うち5人が国内感染)増えて8,696人になったと発表した。6日ぶりに新規感染者数が2桁となった。

また新たに12人が退院し回復者数は8,511人に増加した。死者数は27日連続でゼロだった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は9日、職場関連のクラスタにおける最新の統計を発表。 15つのクラスタのうち11つが消滅したと明らかにした。

保健省は15つのクラスタにおいてマレーシア人4,242人(40.9%)と外国人6,120人(45.3%)の、合計1万362人の検査を実施。うち感染者は722人で、122人(16.9%)がマレーシア人、600人(83.1%)が外国人だった。外国人の内訳は▽バングラデシュ人が234人▽ネパール人が212人▽インドネシア人が109人▽ミャンマー人が36人▽インド人が7人▽カンボジア人が1人▽ベトナム人が1人ーーとなった。

初の大規模クラスタがようやく完全終息、モスク集会で発生

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省は8日、セランゴール州スリ・ペタリンのモスク大集会で発生した新型コロナウイルス「Covid-19」感染における国内初の大規模クラスターがようやく完全終息したと宣言した。
これまでに大集会の参加者やその濃厚接触者、合計4万2,023人を対象にスクリーニングを実施し、3,375人が陽性と確認された。国内で確認された感染者の実に39%を占めた。
最後の症例は6月11日に報告されたフィリピンからの留学生のケースで、セランゴール州フルランガットのイスラム宗教学校に在籍していた同留学生は、211人の感染者を出したイスラム宗教学校のクラスタの一部となった。スンガイブロー病院に入院していたが、6月24日に回復したという。
同大規模集会は感染拡大の懸念が叫ばれていた2月27日から3月3日にかけての4日間にわたり、「タブリーグ」と呼ばれるイスラム宣教師のグループが開催した国際的な集会で、マレーシア人1万4,500人、外国人1,500人の参加者が寝食を共にした。最初に感染が確認されたのは集会終了から1週間後の3月11日で、感染抑制対策の初動の遅れから拡散した。感染源は外国人の参加者とみられている。