新型コロナの感染者数は1360人、病床使用率は69.7%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、2日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1,360人となり、累計感染者数は484万3,865人となった。
新たに2,271人が回復し、累計治癒者は478万3,393人。死者数は1人で、累計は3万6,375人となった。アクティブ感染者は、前日から912人減の2万4,097人。うち95.8%が自宅、4.1%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は69.7%だった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,751万377人となり、接種率は84.2%。1回目のブースター接種完了者は1,623万7,861人で、接種率は49.7%、2回目が50万5,910人となり、1.5%だった。
新たに発生したクラスターはゼロで、感染者が出続けているアクティブなクラスター数は13件となった。

11月末までモンスーン移行期、気象局が注意を呼びかけ

【クアラルンプール】 マレーシア気象局(MetMalaysia)は、5月14日に始まった南西モンスーンがまもなく終わり、マレーシアが10月3日から11月末まで北東モンスーンに変わる移行期に入ると発表。不安定な天候に対する注意を呼びかけた。

ムハンマド・ヘルミ・アブドラ局長は、「モンスーン移行期にはさまざまな方向からの弱い風が吹くが、雷雨を引き起こす可能性がある。通常は短時間の大雨と強風を伴う」と指摘。そうした不安定な気象は半島西海岸の諸州と半島内陸部、サバ州西海岸、サラワク州中央部で、夕方と夜の早い時間帯により顕著になるとした。

その上で「こうした気象パターンは水害を引き起こす懸念があり、脆弱な構造物に損害を与える可能性がある」と指摘。.市民に対しモンスーンの移行期にはより慎重に行動するように呼びかけ、気象局の公式ウェブサイト、「myCuaca」アプリ、公式ソーシャル・メディアを通じて最新の気象情報をチェックするよう求めた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月29日)

デング熱患者数が増加傾向、1週あたり1,533人に

【クアラルンプール】 保健省は、9月18ー24日の週のデング熱患者数が前週の1,363人から12.5%(170人)増加し1,533人となったと発表した。死者数はゼロだった。

ノール・ヒシャム事務次官によると、今年のデング熱累計患者数は4万2,084人で、昨年同期の1万9,423人と比較して116.7%(2万2,661人)増と大幅に増加している。死者数も前年同期の13人から24人に増えた。

感染流行地域は新たに6カ所確認され、合計48カ所。そのうち28カ所(58.3%)がセランゴール州、15カ所(31.3%)がサバ州、5カ所(10.4%)がクアラルンプール(KL)およびプトラジャヤだった。

ノール氏は、デング熱を媒介するヤブ蚊の温床となるような、水を張った容器や水たまりが自宅敷地内や近隣の公園、駐車場などにないか確認し、環境を清潔に保つよう国民に呼びかけた。ヤブ蚊はわずかな水があれば卵を産み付けることができ、乾燥した環境でも8カ月間は生存できるとし、雨季と乾季が交互にやってくるマレーシアは、ヤブ蚊が繁殖しやすい環境になっていると注意を喚起した。
(マレーシアン・リザーブ、フリー・マレーシア・トゥデー、ベルナマ通信、9月29日、保健省発表資料)

新型コロナの感染者数は1867人、病床使用率は71.4%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、29日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1,867人となり、累計感染者数は483万8,872人となった。
新たに1,402人が回復し、累計治癒者は477万7,329人。死者数は4人で、累計は3万6,369人となった。アクティブ感染者は、前日から461人増の2万5,174人。うち95.6%が自宅、4.2%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は71.4%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,750万8,748人となり、接種率は84.2%。1回目のブースター接種完了者は1,623万6,394人で、接種率は49.7%、2回目が50万3,121人となり、1.5%だった。
新たに発生したクラスターは1カ所で、ペナン州の感染すると重症化するリスクが高いグループで19人の感染を確認した。感染者が出続けているアクティブなクラスター数は14件に増加した。

新型コロナの感染者数は2445人、5日ぶりに2千人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、28日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は2,445人となり、累計感染者数は483万7,005人となった。
新たに1,613人が回復し、累計治癒者は477万5,927人。死者数は2人で、累計は3万6,365人となった。アクティブ感染者は、前日から830人増の2万4,713人。うち95.4%が自宅、4.5%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は75.3%に上昇した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,750万8,318人となり、接種率は84.2%。1回目のブースター接種完了者は1,623万5,497人で、接種率は49.7%、2回目が50万2,147人となり、1.5%だった。
新たに発生したクラスターはゼロ。感染者が出続けているアクティブなクラスター数は13件で、前日と変わらなかった。

新型コロナの感染者数は1552人、病床使用率は71.5%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、27日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1,552人となり、累計感染者数は483万4,560人となった。
新たに1,684人が回復し、累計治癒者は477万4,314人。死者数は6人で、累計は3万6,363人となった。アクティブ感染者は、前日から138人減の2万3,883人。うち95.2%が自宅、4.6%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は71.5%に下降した。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,750万7,993人となり、接種率は84.2%。1回目のブースター接種完了者は1,623万4,950人で、接種率は49.7%、2回目が50万1,350人となり、1.5%だった。
新たに発生したクラスターはゼロ。感染者が出続けているアクティブなクラスター数は13件に減少した。

新型コロナの現行隔離規則は年末まで維持=カイリー保健相

【クアラルンプール】 カイリー・ジャマルディン保健相は、新型コロナウイルス「Covid-19」に関する現行の隔離規則については少なくとも年末まで維持する考えであることを明らかにした。現行では陽性になった場合には陽性が確認された日から数えて7日間の自宅隔離が求められるが、4日目以降の医療専門家の監視の下で行った迅速抗原検査(RTK-Ag)で陰性となった場合には即時隔離解除が認められることになっている。また検査を行わなかった場合でも、8日目に自動的に隔離解除となる。

カイリー保健相は、今日パンデミックを制御できている理由の1つには、人々がこれらの隔離規則を順守していることがあると指摘。現時点で「1988年感染症予防及び管理法」における新型コロナに関する条項が終了となる年末まで現行の隔離規定を維持すると述べた。

カイリー保健相はまた、保健省の管轄ではないものの、医療処置との境が微妙な施術を行う美容センターに関して苦情が増えていることに言及。管轄する国内取引消費者行政省との間で話し合いを行っていることを明らかにした。今年年初8カ月で悪質な美容センターに関する苦情が103件も寄せられているという。
(ザ・スター、9月25日)

新型コロナの感染者数は1186人、病床使用率は72.8%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、26日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1,186人となり、累計感染者数は483万3,008人となった。
新たに1,690人が回復し、累計治癒者は477万2,630人。死者数は7人で、累計は3万6,357人となった。アクティブ感染者は、前日から511人減の2万4,021人。うち95.2%が自宅、4.6%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は72.8%だった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,750万7,561人となり、接種率は84.2%。1回目のブースター接種完了者は1,623万4,336人で、接種率は49.7%、2回目が50万442人となり、1.5%だった。
新たに発生したクラスターは1カ所で、クランタン州の教育機関で確認。感染者が出続けているアクティブなクラスター数は14件で、前日と変わらなかった。

ラニーニャ現象により集中豪雨など多雨続く=気象専門家予想

【ペタリンジャヤ】 気象専門家らは、ラニーニャ現象(太平洋赤道域東部の海水温低下)の長期化や北東モンスーンの影響により、年末まで集中豪雨など多雨な天候が続くと警告している。

気象学者のフレドリン・タンガン教授は、米国海洋大気庁気候予測センターのデータによると、年末までラニーニャ現象が続く可能性は50%で、11月ー来年3月までの北東モンスーンの影響を悪化させ、マレー半島東海岸で洪水が広範囲に及ぶ可能性が高いと予想。また、温暖化現象も20年前と比べてより顕著になっており、世界の平均気温と同じように、マレーシアの気温も上昇していると述べた。

マラヤ大学気象学のアジザン・アブ・サマー教授も同意見で、ラニーニャ現象がダイポールモード現象(初夏から晩秋にかけてインド洋東部で海水温が低く、西部で海水温が高くなる現象)と相まって、北東モンスーン期に平均以上の降雨をもたらし、11月には特にマレー半島東海岸のクランタン州、トレンガヌ州で例年以上の降雨に見舞われる可能性があると予想。気象予報モデルの精度は50%程度であり、7日先までしか予測できないため、正確な予測は「非常に難しい」と述べた。

消防救助局のモハンマド・ハムダン・ワヒド局長は、雨季に向けて約1万4,800人の職員が厳戒態勢をとるよう指示されたと言明。陸海空の消防機材合計1,800基も前線配備に向け待機中で、マレー半島では地域前線基地3カ所がいつでも稼働できるとした。また、排水灌漑局が指定したクランタン、トレンガヌ、パハン、ジョホール、サバ、サラワク各州の計5,496の洪水高リスク地域における対策計画が4月に開始していると言明。監視や巡回、降雨や水位、モンスーン流、海水の潮流などの監視、関連機関からの情報入手を行っており、遠隔地では、航空局と州政府によるドローン監視を行い、各州は対策室を設置し指揮システムを構築していると述べた。

イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は12日、北東モンスーンおよび洪水対策として地区レベルでの災害管理委員会を稼働させるよう指示。北東モンスーンが11月ー来年3月まで続くという気象庁の予測を受けたものであるとした。
(ザ・スター、9月24日)

新型コロナの感染者数は1608人、病床使用率は71%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」感染症に関する情報提供サイト「コビドナウ(COVIDNOW)」によると、25日の新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1,608人となり、累計感染者数は483万1,822人となった。
新たに2,352人が回復し、累計治癒者は477万940人。死者数は2人で、累計は3万6,350となった。アクティブ感染者は、前日から746人減の2万4,532人。うち95.1%が自宅、4.7%が医療機関、0.2%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は71.0%だった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,750万7,281人となり、接種率は84.2%。1回目のブースター接種完了者は1,623万3,870人で、接種率は49.7%、2回目が49万9,714人となり、1.5%だった。
新たに発生したクラスターはゼロで、感染者が出続けているアクティブなクラスター数は14件だった。