新型コロナの新規感染者数は1万7170人、セランゴールが最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は29日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が1万7,170人となったと発表した。アクティブ感染者数は17万9,179人で、累計感染者数は107万8,646人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く7,163人だった。それに▽クアラルンプール(KL、2,138人)▽ケダ州(1,212人)▽ジョホール州(1,054人)▽ネグリ・センビラン州(884人)▽サバ州(776人)▽パハン州(638人)▽クランタン州(615人)▽ペラ州(596人)▽サラワク州(582人)▽ペナン州(554人)▽トレンガヌ州(437人)▽マラッカ州(416人)▽プトラジャヤ(84人)▽ラブアン(11人)▽ペルリス州(10人)ーーが続いた。過去最多となる1万2,930人が新たに回復し、累計治癒者は89万742人となった。死者数は174人で、累計で8,725人となった。

保健省によると、28日に確認された感染者のうちカテゴリー1(無症状)が52.4%で最も多かった。カテゴリー2(軽度の症状)が45.5%、カテゴリー3(肺炎の症状)が0.7%、カテゴリー4(酸素吸入が必要)が0.5%となった。
また同日確認されたクラスターは、41カ所だった。職場で22カ所、コミュニティで16カ所、拘留所で2カ所、教育機関で1カ所のクラスターが発生した。地域別ではクランタン州が6カ所と最多だった。

シノバック製ワクチンに懸念、3回目の接種は必要か?

新型コロナウイルス「Covid-19」の切り札とされるワクチン接種について、中国シノバック製を使用している各国から、有効性に疑問を投げかける報告が上がっており、シノバック製が大量に使用されているマレーシアでも懸念の声が上がっている。

香港大学医学部は、ビオンテック製と比較するとシノバック製の抗体レベルが低いとの結果が得られたとし、シノバック製を接種した人の一部は3回目の接種が必要になる可能を示していると報告している。タイの研究では、シノバック製を2回接種した人の抗体レベルが40日ごとに半減するとの結果が出たという。

変異型の感染が拡大する中、シノバック製の有効性に対する懸念がますます高まっており、タイ政府はシノバック製を2回接種した後にアストラゼネカ製をブースターと呼ばれる抗体レベルをあげるための3回目として接種すると発表。インドネシアの同様の措置を検討しているという。これに対し製造元の中国・科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)は、有効率は90%に達し、また変異株にも有効だと主張している。

マレーシアはこれまでシノバック製を1,600万回分を発注しているが、マレーシア保健省は15日、在庫が切れた段階でシノバック製の使用を打ち切ると発表した。他社製の供給が十分な量に達しているためだとしており、シノバック製の信頼性が低いためではないと説明している。

ワクチン接種調整担当大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は、2回目の接種をファイザー製またはアストラゼネカ製に代える、もしくは3回目の接種については現時点で考えていないと述べた。ただシノバック問題にはむしろ地方自治体の方が敏感で、クランタン州は連邦政府に先駆けて7月いっぱいでシノバック製の使用は止めると発表している。

政府が公式使用しなくなったシノバック製について、販売元であるファーマニアガは8月より州政府や民間企業向けに販売を開始する方針を示している。販売するのは政府が購入を中止したため余剰となった1,400万回分だが、これについて「元々全国民への接種費用は国が負担するはずだったのだから、この分も国費で負担すべき」との声も上がっている。

シノバック製に対する懸念の声が上がっていることについて、野党・民主行動党(DAP)のリム・グアンエン書記長は、シノバック製ワクチンを接種した人々の間で疑念を生じさせないように政策の方向性についてきちんとした説明が必要だと指摘している。

なおシノバック製に限らずワクチンの効果が一定レベルに達しない場合に備え、マラヤ大学熱帯感染症研究センター(Tidrec)は、ブースター接種の必要の有無に関する研究に着手している。ワクチン接種を受けた200人のボランティアの抗体レベルがどれぐらい低下するか調べるという。(マレーシアBIZナビ編集部)

ラブアンが集団免疫達成、州・区レベルで初

【ラブアン】 連邦直轄地のラブアンは、7月27日までに成人人口の80%が2回の新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種を済ませ、マレーシアの州・区レベルで初めて集団免疫獲得レベルをクリアした。

ラブアン新型コロナ予防接種タスクフォース(CITF)とラブアン災害管理委員会によると、ワクチン接種プログラムの対象としてリストに載っているのは成人人口は6万8,500人で、これまでに集団免疫獲得の目安となる80%に当たる5万4,800人が2回の接種を完了した。7月30日としていた目標を3日前倒しで達成した。

6月に接種を受けた人は1万4,000人に満たなかったが、その後の37日間は4万800人に急増。1回目の接種を受けた人は7月26日時点で人口の95.7%に当たる6万5,521人に上った。

6月半ばに数日のうちに感染者が急増し68人が死亡するなど危機に瀕したラブアンだが、一時は200人を超えていた新規感染者は十数人レベルまで下がっている。

島内にウォークインやドライブスルーにも対応した9カ所のワクチン接種センターが設置され、うち1カ所は海運業、石油・ガス部門の労働者用に国際フェリーターミナルに設置された。

(ベルナマ通信、7月27日)

新型コロナの新規感染者数は1万7405人、最多を更新

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は28日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が1万7,405人となったと発表した。これまで過去最多となっていた7月25日の1万7,045人を超えた。アクティブ感染者数は17万5,113人で、累計感染者数は106万1,476人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く7,171人だった。それに▽クアラルンプール(KL、2,880人)▽ケダ州(1,112人)▽サバ州(913人)▽ネグリ・センビラン州(863人)▽ジョホール州(767人)▽ペナン州(760人)▽クランタン州(532人)▽マラッカ州(531人)▽トレンガヌ州(490人)▽サラワク州(464人)▽パハン州(429人)▽ペラ州(406人)▽プトラジャヤ(68人)▽ラブアン(16人)▽ペルリス州(3人)ーーが続いた。過去最多となる1万2,373人が新たに回復し、累計治癒者は87万7,812人となった。死者数は143人で、累計で8,551人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は27日、42カ所のクラスターを新たに確認したと明らかにした。
職場で25カ所、コミュニティで12カ所、残りは医療センター、拘留所、教育機関でクラスターが発生した。
州別では、ジョホール州とクランタン州でそれぞれ6カ所、セランゴール州で5カ所、パハン州、サバ州でそれぞれ4カ所、ケダ州、ペラ州でそれぞれ3カ所、KL、ネグリ・センビラン州、ペナン州、トレンガヌ州でそれぞれ2カ所、プトラジャヤとサラワク州でそれぞれ1カ所発生した。

新型コロナの新規感染者数は1万6117人、過去2番目の多さ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は27日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が過去2番目に多い、1万6,117人となったと発表した。アクティブ感染者数は17万224人で、累計感染者数は104万4,071人となった。
州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く6,616人だった。それに▽クアラルンプール(KL、2,457人)▽ケダ州(1,000人)▽ジョホール州(907人)▽サバ州(741人)▽マラッカ州(674人)▽ネグリ・センビラン州(669人)▽ペナン州(618人)▽クランタン州(592人)▽ペラ州(583人)▽サラワク州(405人)▽パハン州(403人)▽トレンガヌ州(317人)▽プトラジャヤ(122人)▽ラブアン(11人)▽ペルリス州(2人)ーーが続いた。過去最多となる1万1,526人が新たに回復し、累計治癒者は86万5,439人となった。死者数は2日連続で過去最多の207人で、累計で8,408人となった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は26日、33カ所のクラスターを新たに確認したと明らかにした。
職場で21カ所、コミュニティで10カ所、教育機関で2カ所のクラスターが発生した。
州別では、ジョホール州で7カ所、セランゴール州とクランタン州でそれぞれ4カ所、KL、ペラ州でそれぞれ3カ所、サラワク州、ペナン州、パハン州、ケダ州、マラッカ州でそれぞれ2カ所、ネグリ・センビラン州、トレンガヌ州でそれぞれ1カ所発生した。

国産コロナ自己検査キット、販売開始

【ペタリンジャヤ】  保健省(MoH)が傘下の医療機器庁(MDA)を通じて条件付きで承認した新型コロナウイルス「Covid-19」抗迅原迅速検査キットのうち、初の純国産製品である「サリキシウムCovid-19抗原迅速検査キット」(サリキシウム)の販売が開始された。
販売を担当するメドカドによると、サリキシウムは、唾液と鼻腔ぬぐい液を利用して、新型コロナウイルス感染の自己診断ができ、感染・非感染・無効という結果も15分以内に出る。感度(感染の場合に陽性と検出される確率)は91.23%、特異度(非感染の場合に陰性と検出される確率)は100%。検査開始の30分前からは水以外のものを飲食できない。価格は39.90リンギで、薬局や医療施設などで購入可能。また、公式ウェブサイト(https://www.salixium.com/)からも購入できる。
サリキシウムの研究開発はすべてクアラルンプール(KL)ブキ・ジャリルのテクノロジーパーク・マレーシアにあるメドカドの研究所で行われ、製造も国内工場で行なわれているという。
(フリー・マレーシア・トゥデー、7月24日)

新型コロナの感染者数は1万4516人、累計で100万人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は26日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万4,516人となったと発表した。過去最多の1万7,045人となった前日からは減少した。アクティブ感染者数は16万5,840人で、累計感染者数は102万7,954人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く6,508人だった。それに▽ジョホール州(1,449人)▽クアラルンプール(KL、1,425人)▽ケダ州(1,160人)▽サバ州(720人)▽ペラ州(590人)▽ネグリ・センビラン州(452人)▽ペナン州(402人)▽パハン州(386人)▽マラッカ州(373人)▽サラワク州(356人)▽クランタン州(346人)▽トレンガヌ州(245人)▽プトラジャヤ(94人)▽ラブアン(8人)▽ペルリス州(2人)ーーが続いた。9,372人が新たに回復し、累計治癒者は85万3,913人となった。死者数は過去最多となる207人で、累計で8,201人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は25日、34カ所のクラスターを新たに確認したと明らかにした。
職場で18カ所、コミュニティで15カ所、残りは医療センターなど感染すると重症化しやすいコミュニティでクラスターが発生した。
州別では、サバ州とジョホール州でそれぞれ6カ所、セランゴール州とクランタン州でそれぞれ5カ所、ペラ州、パハン州、ケダ州でそれぞれ3カ所、トレンガヌ州、ネグリ・センビラン州、KLでそれぞれ1カ所発生した。

新型コロナの感染者数は1万5573人、初めて1万5千人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は23日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万5,573人となったと発表した。最多を更新し、初めて1万5千人を超えた。アクティブ感染者数は14万7,386人で、累計感染者数は98万491人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く7,672人だった。それに▽クアラルンプール(KL、2,063人)▽ケダ州(937人)▽ジョホール州(722人)▽ネグリ・センビラン州(682人)▽ペナン州(530人)▽サバ州(516人)▽サラワク州(461人)▽パハン州(457人)▽マラッカ州(452人)▽ペラ州(415人)▽クランタン州(372人)▽トレンガヌ州(229人)▽プトラジャヤ(41人)▽ラブアン(21人)▽ペルリス州(3人)ーーが続いた。これまでで最多となる1万94人が新たに回復し、累計治癒者は82万5,387人となった。死者数は144人で、累計で7,718人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は22日、32カ所のクラスターを新たに確認したと明らかにした。
職場で21カ所、コミュニティで7カ所、高齢者施設と高等教育機関でそれぞれ2カ所のクラスターが発生した。
州別では、KLとジョホール州で6カ所、セランゴール州で5カ所、ペナン州で3カ所、サラワク州とサバ州、ケダ州、パハン州、マラッカ州でそれぞれ2カ所、トレンガヌ州、クランタン州でそれぞれ1カ所発生した。

保健省、コロナ患者の重症化を防ぐ新薬を導入

【シャアラム】 アダム・ババ保健相は、新型コロナウイルス(Covid-19)の重症化を防ぐため、新薬であるバリシチニブを使用していることを明らかにした。
バリシチニブは経口ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬であり、元々関節リウマチ治療のために用いられていたが、コロナによる肺炎への治療薬としても抗ウイルス薬レムデシビルと併用して投与される。バリシチニブとレムデシビルの併用については、昨年11月に米食品医薬品局(FDA)から緊急使用許可が下りている。日本でも今年4月に厚生労働省より承認された。
アダム保健相によると、マレーシアでは現在、肺炎発症を防ぐことを目的に、コロナ患者に対し2-4ミリグラムの割合でバリシチニブが投与されているという。
同相は、10代へのワクチン接種については、政府はファイザーからのさらなる臨床データを待つことになるとし現在はまず成人へのワクチン接種を完了させる方針を明らかにした。米疾病対策センターが6月、ファイザー製ワクチン接種後に心筋炎を発症する若い世代が多いという発表を行なったことによる。また、子どもたちを感染から守るために、バス運転手、学校の警備員、給食業者など、学校関係者へのワクチン提供も検討しているという。

(ベルナマ通信、7月21日)

 

新型コロナの新規感染者数は1万3034人、過去2番目の多さ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は22日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が過去2番目に多い、1万3,034人となったと発表した。アクティブ感染者数は14万2,051人で、累計感染者数は96万4,918人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く6,049人だった。それに▽クアラルンプール(KL、1,611人)▽ジョホール州(791人)▽ネグリ・センビラン州(711人)▽ケダ州(701人)▽サラワク州(644人)▽サバ州(497人)▽トレンガヌ州(391人)▽ペナン州(371人)▽マラッカ州(353人)▽ペラ州(284人)▽パハン州(261人)▽クランタン州(240人)▽プトラジャヤ(100人)▽ラブアン(24人)▽ペルリス州(6人)ーーが続いた。新たに8,436人が回復し、累計治癒者は81万5,293人となった。死者数は134人で、累計で7,574人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は21日、30カ所のクラスターを新たに確認したと明らかにした。

職場で17カ所、コミュニティで8カ所、感染すると重症化するリスクが高いコミュニティと宗教に関する集会でそれぞれ2カ所、教育機関で1カ所のクラスターが発生した。

州別では、ジョホール州で6カ所、セランゴール州で5カ所、ペナン州とクランタン州でそれぞれ4カ所、KLで3カ所、ケダ州とサバ州でそれぞれ2カ所、ペラ州、パハン州、トレンガヌ州、サラワク州でそれぞれ1カ所発生した。