トップグローブ宿舎のEMCOを延長、人資省は調査開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」クラスターが発生しているセランゴール州クランのトップ・グローブの従業員宿舎周辺について、イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は11月30日、すでに発令している強化行動制限令(EMCO)を12月14日まで14日間延長すると発表した。

感染検査は全員に対して行なわれ、陽性だった場合は外国人労働者はEMCOエリア内の低リスク隔離・治療センター(PKRC)に、マレーシア人は保健省の施設に移される。

陰性だった場合でも濃厚接触とみなされ、外国人労働者は隔離センターで、マレーシア人労働者は自宅でそれぞれ14日間の隔離が義務づけられる。全労働者には在宅監視命令(HSO)が出され、監視のためのリストバンド装着と毎日の健康診断、HSOの13日目の感染検査が求められる。保健省はこれまでトップ・グローブの従業員5,805人に対してスクリーニングを実施し、うち3,406人から陽性反応が出た。

一方、人的資源省はトップ・グローブの従業員宿舎の管理基準に違反があったとして、同社が関連する5州の6工場に関して調査を開始すると発表した。

新型コロナ新規感染者数は1472人、セランゴールで891人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は1日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,472人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万495人で、累計感染者数は6万7,169人となった。

州・地域別の感染者数は セランゴール州が最も多く891人となった。それに▽サバ州(267人)▽ネグリ・センビラン州(146人)▽ジョホール州(68人)▽ペナン島(29人)▽クアラルンプール(KL、26人)▽ケダ州(21人)▽ペラ州(13人)▽クランタン州(10人)▽サラワク州(1人)ーーが続いた。ラブアン、プトラジャヤ、パハン州、マラッカ州、トレンガヌ州、ペルリス州はゼロだった。1,552人が退院し、累計治癒者は5万6,311人となった。死者数は3人増えて累計363人となった。 保健省のノール・ヒシャム事務次官は11月30日、新たに3つのクラスターを半島部で確認したと明らかにした。
「ジャラン・ラパン」クラスターでは、KLのチェラスやケポン、ティティワングサ、レンバ・パンタイ、セランゴール州フル・ランガットで25人、「バトゥ・セレンバン」クラスターではセランゴール州クアラ・ランガット、クラン、ペタリン、クアラセランゴールで19人、「ニボン」クラスターではジョホール州で10人に陽性反応が出た。一方で5つのクラスターで感染者がゼロになり、現在感染者を出しているクラスターは181となった。

感染拡大防止のためSOP違反には厳しく臨む=アズミン通産相

【クアラルンプール】 モハメド・アズミン通産相は11月29日、職場でのマスク着用、ソーシャルディスタンシングなどを規定した標準的作業手順(SOP)の違反には厳しい姿勢で臨むため、文書を26日、商工会議所など171の業界団体に送付したと発表した。
最近、新型ウイルス感染症Covid-19の感染が広まっているため、SOP順守と省として深刻にとらえていることを示すためで、SOPを守らず保健省に非協力的な事業者には法に基づき工場閉鎖も辞さないという。
モハメド・アズミン氏は「政府だけに感染防止の責任を負わせるのは間違い。企業は巨額の利益を上げており、経営者も労働者、特に外国人労働者の間での感染を抑制するため、果たすべき役割がある」と述べた。
(ベルナマ通信、11月29日)

新型コロナ新規感染者数は1212人、4日連続で4桁台

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は11月30日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,212人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万578人で、累計感染者数は6万5,697人となった。

州・地域別の感染者数は セランゴール州が最も多く402人となった。それに▽サバ州(326人)▽ネグリ・センビラン州(141人)▽クアラルンプール(KL、119人)▽ペナン島(60人)▽ジョホール州(54人)▽ペラ州(43人)▽ケダ州(31人)▽ラブアン(30人)▽パハン州(2人)▽サラワク州(2人)▽プトラジャヤ(1人)▽クランタン州(1人)ーーが続いた。マラッカ州、トレンガヌ州、ペルリス州はゼロだった。2,112人が退院し、累計治癒者は5万4,759人となった。死者数は3人増えて累計360人となった。 保健省のノール・ヒシャム事務次官は29日、KLでの新規感染者数が493人となり、過去最高となったと発表した。うち95.9%が建設現場などの職場での感染だったと説明。また新たに4つのクラスターを確認したと明らかにした。
KLの建設現場「スンガイ・ムリア」クラスターで23人、セランゴール州の「ヤヤサン」クラスターでは21人、サバ州の「バトゥ・リマ」クラスターでは49人、クランタン州の「ヒリル」クラスターでは21人に陽性反応が出た。

新型コロナ新規感染者数は1109人、再び4桁台に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は27日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,109人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万1,307人で、累計感染者数は6万1,861人となった。

 州・地域別の感染者数はサバ州が最も多く441人となった。それに▽セランゴール州(175人)▽ネグリ・センビラン州(167人)▽クアラルンプール(KL、154人)▽ペナン島(64人)▽ペラ州(42人)▽ジョホール州(33人)▽ケダ州(25人)▽クランタン州(5人)▽パハン州(3人)ーーが続いた。プトラジャヤ、マラッカ州、トレンガヌ州、ラブアン、サラワク州、ペルリス州はゼロだった。1,148人が退院し、累計治癒者は5万204人となった。死者数は2人増えて累計350人となった。

 保健省のノール・ヒシャム事務次官は26日、新たに6つのクラスターを確認したと発表した。サバ州タワウでは「ボト・ビル」、「ブロック31」クラスターが発生。それぞれ17人、16人の感染を確認した。半島部ではジョホール州の「ゲミラン」クラスターで26人、KLの建設現場「スンガイ・ウダン」クラスターで11人、クランタン州の「チェンガル」クラスターで15人、ペナン州とケダ州で発生した「ダマル・ラウト」クラスターでは13人に陽性反応が出た。

新型コロナ新規感染者数は935人、累計で6万人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は26日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から935人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万1,348人で、累計感染者数は6万752人となった。

州・地域別の感染者数はサバ州が最も多く326人となった。それに▽セランゴール州(161人)▽ネグリ・センビラン州(158人)▽ペラ州(79人)▽ジョホール州(60人)▽クアラルンプール(KL、59人)▽クランタン州(28人)▽ケダ州(24人)▽ペナン島(17人)▽ラブアン(13人)▽プトラジャヤ(5人)▽サラワク州(4人)▽トレンガヌ州(1人)ーーが続いた。パハン、マラッカ、ペルリス3州のみゼロだった。過去最多となる2,555人が退院し、累計治癒者は4万9,056人となった。死者数は3人増えて累計348人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は25日、新たに5つのクラスターを確認したと発表した。サバ州の「D’バジャル」クラスターでは90人、セランゴール州の「ガングサ」クラスターで外国人29人、マレーシア人が1人、ジョホール州の「バトゥ・トゥジュー」クラスターでは13人、「タンジュン・ブンガ」クラスターでは11人、トレンガヌ州の「ケレンゲ」クラスターで6人にそれぞれ陽性反応が出た。

感染拡大のトップグローブ、他工場での生産を増強

【クアラルンプール】 ゴム手袋世界最大手、トップ・グローブは、セランゴール州クランにある工場28カ所が新型コロナウイルス「Covid-19」感染クラスター発生のために閉鎖されたことを受け、他の工場での生産を増強している模様だ。

トップ・グローブよりブリーフィングを受けたAMインベストメント・リサーチによると、これまでに従業員5,767人に対して感染検査が実施され、2,534人で陽性反応が確認された。陽性反応が出た従業員は現在、入院しており、陰性だった従業員は隔離されている。

閉鎖された28カ所のうち20カ所がゴム手袋工場で、生産能力の合計は年間約450億枚に上る。クランに所有するゴム手袋工場は全部で36カ所あるため残りは稼動可能な状態だが、人手不足のために稼働率は全体の10%程度に落ち込んでいる。

金銭面での損失に関してトップ・グローブは明らかにしていないが、AMインベストメント・リサーチは、工場20カ所が2週間閉鎖された場合の損失がグループ全体の2%程度にとどまるとみている。

(ザ・スター電子版、11月24日)

新型コロナの感染者数は2188人、2日連続で最多を更新

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は24日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から2,188人増加し、2日連続で過去最多を更新したと発表した。アクティブ感染者数は1万4,353人で、累計感染者数は5万8,847人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,623人となり、前日(1,203人)より増加した。それに▽サバ州(232人)▽ペラ州(112人)▽クアラルンプール(KL、90人)▽ネグリ・センビラン州(73人)▽ジョホール州(19人)▽ペナン州(15人)▽ケダ州(14人)▽クランタン州(6人)▽マラッカ州(2人)▽ラブアン(1人)▽サラワク州(1人)ーーが続いた。プトラジャヤ、トレンガヌ州、パハン州は、ペルリス州はゼロだった。新たに1,673人が退院し、累計治癒者は4万4,153人となった。死者数は4人増えて累計341人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は23日、レッドゾーンからのグリーンゾーンへの感染を防ぐために、RTK抗原検査の実施などの基準や行動計画の策定することを検討していると表明。サラワク州ではレッドゾーンから外に出ないための取り組みを行なっているとして、帰省を控えるように国民に求めた。一方で新たに半島部で4つのクラスターを確認したと発表した。

KLのレンバ・パンタイにおける「ビンタン」クラスターでは95人、ティティワングサとケポン、セランゴール州ペタリンにおける「インダ・マス」クラスターでは10人、ペラ州キンタとカンパルにおける「テジャ」クラスターでは41人、ジョホール州ジョホールバルにおける「コベナ」クラスターでは13人にそれぞれ陽性反応が出た。

マレーシアからシンガポールへの入国、待機期間が2週間に

【シンガポール】 マレーシアと日本で新型コロナウイルスの流行が拡大したことから、シンガポール当局は両国に滞在していた者がシンガポールに入国した場合、特定施設での2週間の待機を義務付ける。乗り継ぎを含め過去14日間にマレーシアに滞在したことのある人の、22日午後11時59分かそれ以降の入国に適用する。
9月1日以降、マレーシアは低リスク国とみなされていたため、サバ州を除くマレーシアからシンガポールへの入国者は1週間の自宅待機でよかった。日本からシンガポールへの入国者も自宅待機が認められていた。
マレーシアからシンガポールへの入国の新規則は、シンガポールで働くマレーシア人向け「周期 的通勤取り決め」の対象者、グリーンレーン取り決めの対象者であるシンガポールを拠点とする人にも適用される。
シンガポール国民、永住者以外の者で過去14日間にマレーシアに滞在したことのある旅行者は、27日午後11時59分以降のシンガポール入国では出発72時間以内のPCR検査が必要。
(トゥデー、11月21日)

新型コロナの新規感染者数、過去最多の1884人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は23日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,884人増加し、過去最高となったと発表した。アクティブ感染者数は1万3,842人で、累計感染者数は5万6,659人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く1,203人となった。それに▽サバ州(289人)▽クアラルンプール(KL、196人)▽ペラ州(81人)▽ネグリ・センビラン州(41人)▽ケダ州(36人)▽ジョホール州(16人)▽ペナン州(12人)▽クランタン州(9人)▽ペルリス(1人)▽プトラジャヤ(1人)ーーとなった。ラブアン、マラッカ州、トレンガヌ州、サラワク州、パハン州はゼロだった。新たに883人が退院し、累計治癒者は4万2,480人となった。死者数は2人増えて累計337人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は22日、セランゴール州で感染者が急増したことについて、職場でのクラスターが原因になったと言及。「テラタイ」クラスターでは全体の83.3%を占める502人の感染を確認したと述べた。一方で新たに半島部で3つのクラスターを確認したと発表した。

ペナン州のバラト・ダヤとペラ州ケリアン、クアラ・カンサー、キンタで発生した「ペンカラン・バラト」クラスターでは19人、ネグリ・センビラン州セレンバンの刑務所で出た「バトキ」クラスターでは16人、ケダ州クリムとクアラ・ムダの「バヤム・インダ」クラスターでは10人にそれぞれ陽性反応が出た。