【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は27日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,109人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万1,307人で、累計感染者数は6万1,861人となった。

 州・地域別の感染者数はサバ州が最も多く441人となった。それに▽セランゴール州(175人)▽ネグリ・センビラン州(167人)▽クアラルンプール(KL、154人)▽ペナン島(64人)▽ペラ州(42人)▽ジョホール州(33人)▽ケダ州(25人)▽クランタン州(5人)▽パハン州(3人)ーーが続いた。プトラジャヤ、マラッカ州、トレンガヌ州、ラブアン、サラワク州、ペルリス州はゼロだった。1,148人が退院し、累計治癒者は5万204人となった。死者数は2人増えて累計350人となった。

 保健省のノール・ヒシャム事務次官は26日、新たに6つのクラスターを確認したと発表した。サバ州タワウでは「ボト・ビル」、「ブロック31」クラスターが発生。それぞれ17人、16人の感染を確認した。半島部ではジョホール州の「ゲミラン」クラスターで26人、KLの建設現場「スンガイ・ウダン」クラスターで11人、クランタン州の「チェンガル」クラスターで15人、ペナン州とケダ州で発生した「ダマル・ラウト」クラスターでは13人に陽性反応が出た。