【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から5人増えて8,684人になったと発表した。新規感染者は全員マレーシア人で、3人がカタール、トルコ、オマーンからの帰国者。2人はサバ州コタキナバルにある「クイーン・エリザベス病院」で感染が確認された国内感染者だった。また新たに9人が退院し回復者数は8,446人に増加した。死者数は20日連続でゼロだった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は、2日に確認されたマレーシア人国内感染者について、クアラルンプール(KL)のブキビンタンのクラスタに関連していると明らかにした。
保健省は304人(うち204人が外国人)の検査を行い、陰性だった293人を検疫センターに隔離。その後2度目の再検査で1人が陽性であることを確認した。隔離措置を取っていたため、2次感染が発生する可能性は低いという。同クラスタの感染者数は11人(うち10人がバングラデシュ人、1人がマレーシア人)に上り、うち2人が治癒した。感染源については調査中。