公共の場でのマスク着用義務化、8月1日より実施

【クアラルンプ=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は、外出時のマスク着用を8月1日付けで義務づけると発表した。

 バスや軽便鉄道(LRT)、大量高速輸送(MRT)など公共交通機関、市場などの公共の場所はすべて適用される。違反がみつかった場合には1,000リンギの罰金が科される。着用するマスクは、世界保健機関(WHO)の基準に基づく限り、自家製の布マスクを使用することも可能。保健省が近く仕様を発表する。
これまで着用を義務化していなかったことについてサブリ大臣は、ほとんどのマスクが使い捨てだったため、これまでは低所得者層にかかる負担を考慮したと説明。一部の飲食店で標準的運用手順(SOP)に則って社会的距離を保つ措置をきちんととっていないケースがあり、新型コロナウイルス「Covid-19」の新たなクラスタを生む可能性があるとして、そうした飲食店の所有者には営業停止を含む厳しい措置をとると言明した。
外出時のマスク着用を義務化する方針は、最近の新規感染者数の増加傾向を受けてムヒディン・ヤシン首相が先ごろ明らかにしていた。
■マスク着用義務化、国民のほとんどが賛成■
マスク着用義務化については多くの国民が好意的で、英字紙「ザ・スター」がフェイスブック上で実施した世論調査(22日午後8時時点で回答数4万5,700票)によると、「賛成」が90%(4万1,200票)にのぼり、反対は10%(4,500票)にとどまった。
ただ1カ月当たり平均37.50リンギの使い捨てマクスの経済負担を懸念する声も多く、価格を引き下げる必要があるとの意見も上がった。アドハム・ババ保健相は先ごろ、8月10日付けの新たなマスクの上限価格を近く発表する予定であることを明らかにしている。現在の上限価格は1.50リンギ。
シンガポールでは4月に早くもマスク着用を義務化しており、違反者は罰金300シンガポールドル(919リンギ)が科される。

マレーシア人64%「新型コロナで食費が増加」=調査結果

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 国際マーケティング会社のイプソス(Ipsos)の調査によるとマレーシア人の64%は、新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大による影響で、食品・家庭用品の支出が増えたと感じている。28%が「変わらない」、8%が「支出が減った」と回答した。
「支出が増えた」回答の世界平均は63%。トルコとアルゼンチンがそれぞれ86%と最も高かった。日本は37%だった。
マレーシア人の57%は「高価な商品を購入し、配送料を支払った」と回答し16カ国中4位となった。1ー3位は▽ペルー(78%)▽インド(59%)▽  英国(58%)ーーで、日本は17%だった。
光熱費、医療費への支出については、それぞれ65%と42%のマレーシア人が増加したと回答した。一方で支出が減った製品やサービスは、▽娯楽▽パーソナルケア・美容製品▽教育▽アパレルーーなどが挙がった。
同調査は、16カ国の1万7,997人の成人を対象に、5月22日ー6月5日間に集計したもの。マレーシアからは500人が参加した。

新型コロナ感染者が新たに9人、うち6人は国内感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は23日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から9人(うち3人が帰国者)増えて8,840人になったと発表した。5日ぶりに新規感染者数が1ケタにとどまった。
国内感染者6人のうち、2人は外国人だった。また新たに8人が治癒し回復者数は8,574人に増加した。死者数は5日連続でゼロだった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官は22日、感染拡大を抑制するにはフェイスマスクを正しく着用する必要があるとし、鼻や口の一部のみを覆うことは適切でなく、あごから鼻まで全体を覆うことが重要だと強調した。フェイスマスクの着用と社会的距離を取ることで感染率を最大70%削減できると指摘。呼吸器系の問題を抱える患者や高齢者などリスクの高いグループは、混雑した場所において外科用3層マスクを使用するべきとした。
世界保健機関(WHO)によると着用するマスクは、非医療用の3層ファブリックマスクを推奨しているという。

編集後記 07.24

新型コロナウイルスの流行で今年は予定が狂ってしまったり、家で過ごす時間が増えたり、基本や初心に立ち返るということが多かった気がする。

これまで当たり前だったことが当たり前ではなくなり、新しいルールや新習慣も生活に取り入れるようになった。外出時にはマスクは必須になり、店舗に入店する際の署名やアプリの登録、誰か人に会うときはその方が年配の方と同居していたり入院者がいる場合は会うのを避けてみたりなどここ半年で一気に生活は変わった。

在宅時間を充実させるためのオンラインでの交流やミーティング、サービスもどんどんと増え、外に出られないストレスはあるものの便利にはなった。世界中で感染第2波が懸念されており、感染者が増えている国や地域が増加しているが、今後新たにどんなことが新常識になるのだろうと思っている。(y)

ホームセンターのミスターDIY、30店舗を近くオープン

【クアラルンプール】 ホームセンターのミスターDIYは、7月24日から26日にかけて全国で30店舗を新たにオープンする。
7月24、25日にはケダ州、クランタン州、トレンガヌ州で、7月25、26日にはセランゴール州、クアラルンプール(KL)、ジョホール州、ペラ州、サバ州、サラワク州——でそれぞれオープンする。クランタン州ではタナメラ、コタバル、ケテレ、サラワク州ではミリ、クチン、ジョホール州ではスクダイ、クルアン、セランゴール州ではカジャン、ポートクランで開業する。
マーケティング担当副社長のアンディ・チン氏は、人々のDIY需要が高まっている新型コロナウイルス「Covid-19」流行の中での大量開店はタイムリーだと指摘。「新常識」に基づき保健省と国家安全委員会(NSC)が策定したガイドラインに従って運営すると述べた。
ミスターDIYは年頭に、100店舗の年内新規開設目標を掲げていた。
(エッジ、ベルナマ通信、7月23日)