【ペタリンジャヤ】 不動産開発のトロピカナ・コープは4日、米系マリオット・インターナショナルと協業で、「コートヤード・バイ・マリオット・ペナン」をオープンしたと発表した。国内初の「コートヤード・バイ・マリオット」ホテルとなり、17軒目のマリオット・インターナショナルのホテルとなる。
「コートヤード・バイ・マリオット・ペナン」の客室数は199室。トロピカナがペナン州のユネスコ世界遺産のジョージタウンで手がける高級住宅不動産開発「トロピカナ218マカリスター」(推定総開発価値は3億3,470万リンギ)内にオープンした。ジョージタウンやマラッカ海峡が遮られることなく一望できる。またホテルにはペナン初の蒸留所をテーマとしたバーやペナン料理を提供するレストラン、宴会場、会議室、ジム、プールなどが併設されている。オープンを記念して1泊300リンギからのキャンペーンを実施する。
トロピカナ・グループのディオン・タン社長は、ホテルのオープンにより、雇用を創出し国内経済を刺激し、観光産業を活性化できると言明。ホテル運営業者にとり、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い厳しい時期となっているが、同社は今後徐々に国内の観光産業は回復するとして、楽観視しているとした。
(ザ・スター、9月7日、ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月5日、エッジ、9月4日)