【ジョージタウン】 ペナン島北部タンジョン・ブンガで20日、謎の飛行物体がティクス島近くの海に墜落したとの目撃情報が寄せられ、警察が乗り出す騒ぎとなっている。

目撃したのは1.5キロメートルほど離れた海岸にいた50代の3人で、いずれも黒いマッチ箱のような物体が海に墜落したと証言。物体が沈む前に風船のようなものが見えたと話しているという。また飛行機の翼のようなものが見えたかどうかについては判断がつかないとしている。

地元警察は当時現場にいた10人から聞き取り調査をおこなったが、目撃したのは3人だけで7人は見ていないと答えた。ただ目撃したという3人の証言はほぼ一致していることから、墜落したとされる付近海域の捜索を続けているという。

自家用機が墜落した可能性も指摘されたが、マレーシア民間航空庁(CAAM)は20日には飛行許可を受けていたすべての航空機が無事に離発着したとして、航空事故の可能性を否定している。

(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月22日)