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【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 野党連合・希望同盟(PH)を率いるアンワル・イブラヒム元副首相が下院議会で過半数の支持を得たと宣言した。ムヒディン・ヤシン首相率いる国民同盟(PN)政権への支持からくら替えする議員が多数出たことを示唆しており、各政党から様々な反応の声が上がっている。
PN政権を支援する国民戦線(BN)構成党・統一マレー国民組織(UMNO)のアハマド・ザヒド・ハミディ総裁は、「多くのBN及びUMNO所属議員がアンワル支持に転じたとの情報は得ている」とした上で、彼らの立場を尊重すると言明。BN及びUMNOは正式にはPNには参加しておらず、個々の国会議員の判断に基づいて支援していると述べた。
一方、モハマド・ハサン副総裁は、自分が知る限りアンワル支持に転じたUMNO所属議員はいないと述べた上で、党としてPNを支持しており支援先の変更は党中央のみが決定できるとして、ザヒド総裁とは異なる認識を示した。
PNを支援する汎マレーシア・イスラム党(PAS)のハディ・アワン党首は、所属議員18人はすべてムヒディン内閣支持だと強調。同じくサラワク政党連合(GPS)のアバン・ジョハリ会長(州首相、ブミプトラ保守党=PBB党首)もGPSから寝返り議員はいないと言明した。
なおムヒディン首相率いる統一プリブミ党(PPBM)から除名され、PHとも距離を置き先ごろ新党・祖国戦士党(略称・ペジュアン)結党を宣言していたマハティール・モハマド前首相は、アンワル氏が今後具体的証拠を発表するまで模様眺めの態度を維持すると言明した。マハティール氏は新党結党にあたり、状況に応じて与野党どちらに協力するか決めるとの中立の立場を維持する考えを示している。

 

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