【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は、 国家安全委員会(NSC)が新型コロナウイルス「Covid-19」新規感染者が少ない州同士の移動制限解除について検討していることを明らかにした。
6月1日に発令された完全ロックダウン下では、ペルリス州のように新規感染者が少ない州もセランゴール州のような多くの感染者を出している州も全国一律に州を跨いだ移動が禁じられており、不公平だとの声が上がっていた。これについてサブリ大臣は、人口10万人あたりの感染者数などの指標によって州ごとに公平に判断することになるとの考えを示した。
州間移動については、当初、感染者数が減少して復興のための行動制限令(RMCO)になった場合に認められていたが、12月からは条件付き行動制限令(CMCO)でも認められるようになるなど、規制が度々変更され国民の間で混乱が生じていた。
■第2フェーズになればSOPを緩和■
標準的運用手順(SOP)についてサブリ大臣は、新規感染者数が4千人以下となることが目安となっているMCO3.0第2フェーズに移行した場合に緩和する可能性があると言明した
またサバ州政府が連邦政府より基準が緩い独自のSOPを実施する方針を示していることについては混乱を招きかねないとし、あくまでSOPは全国一律であるべきだとして自重を求めた。サバ州のハジジ・ノール首相は、州独自のSOPとして店内飲食を認める方針を示していた。