【クアラルンプール】食事デリバリーサービスのエアアジア・フードは首都圏で営業開始してほぼ1年が経過したが、ジョホール、ペナン両州の主要都市に3月進出する。海外展開も視野に入れており、シンガポール、インドネシア、フィリピン、タイに進出する計画だ。
エアアジアのリアド・アスマット最高経営責任者(CEO)は、ペラ州イポー、サバ州コタキナバル、サラワク州ミリ、クランタン州コタバルも候補地に挙げた。エアアジア・ドットコムのユーザー6,000万人が潜在顧客だ。
営業開始は行動制限令(MCO)が施行中の昨年5月で、配達手数料は代金の10%と一律にしているのが特徴。配達も60キロ圏内と広い。通常のデリバリーサービスは15キロまで。
配達注文は行動制限の期間中が多いが、リアド氏はワクチン接種が進んだ段階でもデリバリーは便利で住民のニーズを満たすサービスのため、今日性を失わないと述べた。
(ベルナマ通信、マレーシアン・リザーブ、2月15日)