【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イオン・カンパニー(M)は20日、リンギ・アグリカルチャー社が生産した鶏卵がサルモネラ菌に汚染されているとして回収を開始した。
回収の対象は、「CEM014」のコードが付いた鶏卵。イオンは、商品を購入した顧客に対して、サービスカウンターにおいて返却を受け付けており、全額返金する。詳細は電話(1300-80-2366)、もしくは(feedback@aeonretail.com.my)で受け付けている。
シンガポール食品庁(SFA)は19日、「CEM014」のコードが付けられた鶏卵がサルモネラ菌に汚染されているとして生で食べた場合食中毒を引き起こす可能性があると発表していた。SFAは13日にもレイ・ホンが生産した「CE008」のコードが付けられた鶏卵がサルモネラ菌に汚染されているとして輸入を禁止し、輸入業者に回収を命令していた。「CE008」はマレーシア国内では販売されていなかった。
レイホンの農場でサネモネラ菌検査を実施したマレーシア獣医局は21日、臨床検査を実施したが、菌は検出されなかったと発表。「CEO014」の鶏卵を生産する農場でも検査を実施したと明らかにした。鶏卵の安全性を確保するために全国の農場で検査を実施するとした