【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ホンダ・マレーシアは7日、新型Bセグメント・ハッチバック車「シティ・ハッチバック」を発売した。
「ホンダ・ジャズ」の後継にあたる5ドア車で、ハッチバックボディの「シティ」はマレーシア初。若年層を対象としたスポーティーでエネルギッシュなデザインや走行性を追求しながらも安全運転支援システム「ホンダ・センシング」などの先進技術を装備。可変性の高い「ウルトラシート」の導入により、荷室の積載性も優れている。バリアントは4種で、排気量1.5リットルのガソリンモデルとして「V」(8万7,860リンギ)、「E」(8万3,080リンギ)、「S」(7万5,670リンギ)の3種を用意。ハイブリッドモデルの「RS e:HEV」は、2022年初頭に発売予定(価格未定)。
中条円 社長兼最高経営責任者(CEO)は、2021年は新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大により困難な年だったが、自動車の売上・サービス税(SST)の減免措置の2022年6月までの継続や高い顧客満足度から、2022年の販売に関しては楽観視していると述べた。特に「シティ」は、2002年発売の第2世代からマレーシアだけで累計38万台以上を売り上げるなど好評を得ており、「シティ・ハッチバック」も11月の予約開始後、現在までにすでに2,000台以上の予約を受けていると強調。月間販売台数1,000台を目標としているとした。