【クアラルンプール】 奇瑞汽車(チェリー自動車)は、2022年にもマレーシア市場に再参入する模様だ。
自動車関連ニュースポータルの「ポールタン」によると、チェリー自動車は取材に対して、マレーシアにおける現地組立生産(CKD)に向けて合弁相手候補と協議を進めており、来年にも契約を交わすことができる見通しだと明らかにした。「瑞虎(ティゴ) 4プロ」、「ティゴ7プロ」、「ティゴ8プロ」などスポーツ車(SUV)をメインにマレーシア市場に投入する予定だ。またマレーシア政府は、電気自動車(EV)の普及に向け免除政策を来年度予算案に盛り込んだことから、小型電気自動車「eQ1」の輸入完成車(CBU)の投入も計画しているという。
チェリー自動車は、インドネシアにも進出し、投資を行っていく方針を明らかにしており、マレーシアとインドネシアでどのように生産体制を構築していくのかについて、ポールタンは不明だとしている。
(ポールタン、12月8日)