【クアラルンプール】 パナソニック・マニュファクチャリング・マレーシアは、セランゴール州シャアラムのセクション23にある工場(SA2)が週末に発生した大規模洪水の被害を受けたため一部の電気製品の生産を停止すると発表した。
ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)に宛てた声明によると、生産停止となったのはファンと掃除機。洪水の影響を受けた機械と設備の状態を評価するために1週間かかるとしている。
パナソニックによると、一部のサプライヤーも洪水被害を受けている模様。10ー12月期(同社2021年度第3四半期)決算への影響は現時点で直ちに評価できないとしている。なおシャアラム・セクション15にある工場については洪水の影響は出ていないとしている。
(エッジ、12月20日)