【クアラルンプール】 日産自動車の組立・販売を手掛けるエダラン・タンチョン・モーター(ETCM)は、スポーツ車(SUV)、「エクストレイル」2.0Lハイブリッドに不具合が見つかったとしてリコールを行うと発表した。
リコール対象となるのは2018年6月から2021年5月にかけてマレーシアで現地組立(CKD)製造された車両で、エンジンルーム・ハーネスの配策が不適切なため、エンジン制御用コントロールユニットを固定しているブラケットとの隙が不足しているものがあり、ハーネスがブラケットに干渉し電線の被覆が削られて短絡し、 最悪の場合、走行中にエンジンが停止し、その後再始動できなくなるおそれがあるという。対策として、エンジンルームハーネス当該部位に干渉保護材を装着する。
所有者には、タンチョン・エクスプレス・オート・サービス(TCEAS)を通じて直接通知する。部品交換はTCEAS店舗で無料で行う。
(ポールタン、12月20日)