復興のための制限令、3月末まで延長

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(国防相)は1日、復興のための行動制限令(RMCO)を3月31日まで延長すると発表した。

新型コロナウイルス(Covid-19)の新規感染者数が引き続き高い水準を維持していることを受けた保健省の勧告に基づき、2020年12月末となっていた期限の3カ月延長を決定した。条件付き行動制限令(CMCO)及び強化行動制限令(EMCO)に指定されている地域は除外となる。また、1月2日付けでジョホール州の一部に出されていたEMCOについても1月15日まで延長する。

国家安全委員会(NSC)は同日、最新版の標準運用手順(SOP)を発表。マスク着用に関する条項が強化されRMCO、CMCO指定地域共に混雑した公共の場でのマスクの着用義務を明確化した。

■セランゴールやKLのCMCOを延長■

サブリ上級相は12月28日、セランゴール州、クアラルンプール(KL)、サバ州で発令されている条件付き行動制限令(CMCO)を1月14日まで延長すると発表した。これらの地域では12月31日で指定解除となる予定だったが、新規感染者が減らないことから延長に踏み切った。

新型コロナの新規感染者数は1704人、累計で11.9万人に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,704人増加したと発表した。アクティブ感染者数は2万1,365人で、累計感染者数は11万9,077人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く673人だった。それに▽サバ州(316人)▽ジョホール州(179人)▽クアラルンプール(KL、112人)▽ペナン島(103人)▽ペラ州(75人)▽ネグリ・センビラン州(72人)▽ケダ州(53人)▽クランタン州(47人)▽パハン州(21人)▽プトラジャヤ(17人)▽ラブアン(16人)▽サラワク州(10人)▽マラッカ州(6人)▽トレンガヌ州(4人)ーーが続いた。ペルリス州のみゼロだった。新たに2,726人が退院し、累計治癒者は9万7,218人となった。死者数は11人増えて、累計で494人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は2日、3,321人が退院し、1日当たりとして過去最高となったと明らかにした。新規感染者数は2,286人で、うちセランゴール州が638人で最多だった。

新たに確認されたクラスターは9つで、ジョホール州とセランゴール州でそれぞれ2つ、サバ州とネグリ・センビラン州、クランタン州、トレンガヌ州、サラワク州でそれぞれ1つ発生。多くのクラスターが工場や職場での集団検査により確認された。同日、新たに収束したクラスターは3つで、現在感染者が出ているアクティブなクラスターは229となった。