【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ダイハツ系プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は、フルモデルチェンジしたBセグメントMPV「アルザ」の予約受付を開始した。
ダイハツ「セニア」、トヨタ「アバンザ」をベースにし、先代「アルザ」から快適性と多用途性を大幅に改善。排気量1.5リットルデュアルVVT-iエンジンを搭載し、燃費は1リットル当たり22.0キロメートル。▽オートブレーキホールド付き電子制御パーキングブレーキ(EPB)▽クローム/グロスブラックのフロントグリル▽7人乗りの広いキャビン▽360度パノラマビューモニター▽「ノーマル」「エコ」「パワー」の3つのドライブモードーーなども採用した。ラゲッジ容量は137リットルだが、3列目シートを畳めば498リットルとなる。バリアントは「X」、「H」、「AV」の3種。
カラーはヴィンテージブラウン、ガーネットレッド、エレガントブラックに加え、グリッタリングシルバー、アイボリーホワイトが新たに加わった。ブラウンとレッドは、「H」「AV」専用色。5年または15万キロメートルの標準保証が適用される。
半島部での暫定希望小売価格(保険別)は、「X」が6万2,000リンギ、「H」が6万8,000リンギ、「AV」が7万5,000リンギ。来月に予定されている発表会で正式価格が発表される予定。6月30日までに予約し、2023年3月末までに車両登録を完了すれば、売上・サービス税(SST)減免措置の対象となる。
ザイナル・アビディン最高経営責任者(CEO)は、今回のフルモデルチェンジでは、顧客からの要望をヒアリングしその要望に応えることを目指したとし、その結果、地上高はマレーシアでの快適なドライブに適した16センチメートルとなり、先代モデルと比べて3列目のスペースが広くなり、リアエアコンも搭載されたと述べた。